株式投資のリターンの平均の期待値はプラスだと聞きますが、
(少なくとも過去においては)
FX取引はどうなのでしょうか?
平均的な期待値としては、株式投資より有利なのでしょうか?
(あるいは、ばらつきが大きいだけで、プラスの利益が得られる可能性は低い?)
また、株式投資は、実際に実業をしている人に間接的に資金を提供しているので、投資と言えると思いますが、
FXは誰かの実業の役に立ったりしているのでしょうか?
それとも、何かを支援する投資というよりは、よりマネーゲームに近い??
ちなみに、株式投資だと、多くの人は株価が下がることで損するわけですが、
FXやってる人は、多くの人はどういった状況になった時に損するわけなんでしょうか?
以上、できれば全部の疑問点、無理なら部分的にでもいいので教えて下さい。
「FXやってる人は、よりマネーゲームに近い??」
と思います。
今ユーロとか強いですけど、今後どうなるかはだれも予測
できません。特に個人レベルでは情報量がすくないので
無理だと思います。
FX取引で儲けてる人もいますけど、同時にリスクに関しても
熟知してます。株よりは儲かるけど、リスクが高いとは思います。
資産運用のリスクマネージメントとしてそういうことをするのは
妥当かと思います。
FXはゼロサムゲームです。そういう意味では期待値はゼロです。
http://www.gaitame.com/imai/column/050117.html
スワップポイントで儲かるじゃないか、と言う人がいますが、それは誤解です。同じだけスワップポイントで負ける人がおり、またはカバー先の誰かが金利を払っているからです。そういうのを全て合計するとゼロになります。
実需の外為取引があるので、ゼロサムではない、という議論もあります。これに関して言えば、実需の取引を考慮する場合、プラスに影響するのかマイナスに影響するのか、はたまたちょうどバランスして結局ゼロになるのか結論は出ません。つまり、ゼロサムではないけど、プラスともマイナスとも確定的に言い切れない、ということになります。
株式は、会社が成長する期待があるとされています。そういう意味で、期待値はプラスです。
ただ、問題は、為替であろうが株であろうがゼロサムゲームであるかどうかよりも、上手いか下手かになっちゃうんですよね。上手い人にとっては、株でも為替でも「プラスサムゲーム」です。
他の方もおっしゃるように、FX(というよりも為替取引)はゼロサムゲームです。通貨や金利を交換しているだけですから、世界的にみれば、明らかにゼロサムゲームです。
(税金や手数料を考えるとマイサムゲームともいえるのですが^^;)
個人の方で、FXの期待値がプラスだと勘違いしている人がいますが、それはおそらく、円を売って高金利通貨だけでスワップ金利分有利な現状しかみていないからだと思います。
日本の低金利が生み出している状況で、いつまでも続くわけではありません。
>また、株式投資は、実際に実業をしている人に間接的に資金を提供しているので、投資と言えると思いますが、FXは誰かの実業の役に立ったりしているのでしょうか?
輸出企業などは、為替の変動リスクを抑えるために、為替のヘッジ(リスク回避)取引を行っています。
輸出企業などは、為替のヘッジ取引を行う際に、相手(投機家)がいてくれなくては、ヘッジできません。
ヘッジャーに流動性を供給するという意味で、実業に貢献しています。
>それとも、何かを支援する投資というよりは、よりマネーゲームに近い??
他の方がおっしゃるように、株式取引と比べると、よりマネーゲームに近いといえます。
>FXやってる人は、多くの人はどういった状況になった時に損するわけなんでしょうか?
例えば、日本の個人のほとんどが円を売って、ユーロを買っていたとします。
円高になると、このポジションを取っていた人たち(ここでは日本の個人のほとんど)が損失を出すことになります。
しかし、この取引では、日本の個人のほとんどの反対側でユーロを売って、円を買っていた人たちがいるわけですから、彼らは儲かるわけです。
コメント(1件)
(前のように、一週間で一旦回答停止になって、
その後3日程度で終了、と言う形に戻ってくれないかなあ。)