「おられる」という表現は、敬語表現にはならないというのは本当ですか。たとえば、「●様は安心しておられました」という場合。これは、尊敬語にはならないのでしょうか。

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  • 終了:2007/09/12 16:06:04
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回答3件)

id:kappagold No.1

回答回数2710ベストアンサー獲得回数249

ポイント27pt

誤用ですが、最近は敬語として認識している人も多く、何年か何十年か後には、敬語になっていると思います。

今現在でも、敬語として通用する向きもかなりありますが、気にする人も多少いるので、特に年配の方などには使わないほうが無難です。


この語は動詞「おる」の未然形に尊敬の助動詞「れる」がついてできたものである。しかし、「おる」は謙譲語であるのに対し、「れる」は、尊敬語であるため、「おられる」は、相手を一旦引き下げておいてまた引き上げることになり、差引きゼロで敬語になっておらず、おかしいといえる。「おる」を丁寧語と取ることも可能であるが、その場合も二重敬語となってしまい、不適切である。

http://ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%8A%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%...

id:respect01

なるほど。参考になります。二重敬語も難しいですよね…

2007/09/12 16:04:33
id:rikuzai No.2

回答回数1366ベストアンサー獲得回数141

ポイント27pt

敬語も時代によって変わっていくので必ずしも正解があるとはかぎりませんが、

私が習った範囲で。

あははっ 敬語 おられるについて

↑のサイトに書かれている内容が私が把握している内容に一番近いです。


「おる/おります」というのは、「いる/います」を丁寧に表現したもので、厳密には尊敬の意味は含まれていません。

また、

丁寧語の「おる」に尊敬の「れる」をつけて、「おられる」と使うなら、丁寧語+尊敬語の形は語法上矛盾しないし、正しい表現だといえるでしょう。一方で、謙譲語の「おる」に尊敬の「れる」をつけて、「おられる」と考えるなら、謙譲語+尊敬語で矛盾した敬語の重なり、という点で、誤用だといえます。


という立場です。


なので、場合にもよりますが、私は

「○○さんは安心なさっていました」

「○○さんは安心していらっしゃいました」

といった風にすると思います。

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8A%E3%82%8...

http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%8A%E3%82%8...

id:respect01

丁寧語+尊敬語は二重敬語にはならないのですか…

ありがとうございます。

2007/09/12 16:05:34
id:KUROX No.3

回答回数3542ベストアンサー獲得回数140

ポイント26pt

関西弁では、敬語表現なんです。

標準語では、「おられる」という表現は、敬語表現にあたりま

せん。

http://q.hatena.ne.jp/answer

id:respect01

なるほどー

参考になります。

2007/09/12 16:05:45
  • id:adlib
     
    「●様は安心しておられましたので、わたしも安心しておりました」
    「おられる」そのものは尊敬語ではありませんが、わたしに対比して、
    目上の人に用いる場合「居る+られる」と変化して、敬意を表します。
     
    ── そもそも日本語の根幹は、天皇を頂点とする敬語文法にある。
     長幼の序、役職の序列、男女の尊卑など、すべてを総括していた。
     ただし、封建的天皇制が崩壊した現代に、この言語体系は成立しない。
    http://d.hatena.ne.jp/adlib/20070429
     名々流転 ~ 昭和天皇記念日 ~
     
  • id:respect01
    ありがとうございます。なるほど、敬意を表す意味はあるんですねー

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