ドットコム崩壊をものともしないGoogle、そのシステムに迫る
少々古い記事ですが。
もっとも、相当に手を入れているらしいのでもはや「別モノ」ととらえた方がいいのかもしれませんが。
1. Intelx86系プラットフォーム上でLinux系OSを載せています。
http://rblog-ent.japan.cnet.com/server/
>Googleが数十万台のLinuxサーバを接続してWeb上での処理を行なっていることでも有名
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20092632,00.ht...
>Googleのデータセンターでは、主としてx86プロセッサを搭載したローエンドサーバを利用している
ついでに。
http://slashdot.jp/hardware/06/10/30/0722221.shtml
>Googleの初期を支えたサーバ
2. 社内ではUbuntuを利用しているみたいです。
http://www.sem-r.com/19/20060202162823.html
>UbuntuというDebianベースのLinuxを社内で利用していることは認めた
http://ja.wikipedia.org/wiki/Ubuntu
>GoogleがGoobuntuというUbuntu派生ディストリビューションを作成しているという有名な噂があった。GoogleはUbuntuの修正版を作っていることは認めたが、それを社外に公開する予定はないことも明言している。
3. 公表していない為不明です。
同時期にsolarisサーバで同様のサービスを行なった会社がありましたが、こちらはコストがかかる為増設できず、結局倒産しています。想像ですが、コスト・使いやすさ・カスタムの容易さ・セキュリティ等ではないでしょうか?
直接的な回答はすでに書かれているので、なぜそのOSなのかという
部分で回答させていただきます。
Web系の大型システムがLinuxベースのOSを採用するのは
オープンソースでありながら、Webシステムであれば改変したコードの
公開義務がなくなるからです。
GoogleはApacheベースのWebサーバやら、
Googleのシステムに適したファイルシステムやら
OSのあちらこちらを改良していますが、
ある程度かれてしまったもの意外は社外秘にしています。
こういった低レベルなシステムへの異常なこだわりも
Googleの強さの秘密だと思います。
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