【迷宮脱出ゲームⅡ・５日目】

予定外の事態も起こりましたが、無事生き残れたようですね。

それでは宣言どおり…

最も持ち玉の多い生存者である1のrikuzai様に黒玉1つ譲渡致します。

給付でお願いします。

未だ死亡条件が分からず。

闇雲にしか動けない。

しかし、ある一つの可能性を見出した。

もしかしたら、この方法を取れば生き残れるかもしれない。

これならつじつまが合う部分も存在する。

わたしは、一つの賭けに出ることにした。

どうなるか分からない。まるで、未来のようだ。

分からないのなら、動けばいい。

思ったとおりに。

わたしは、レバーを動かした。

まずは下に降ろし、次に左へと持っていく。

下に降ろしたら右へ。

誤って下に降りないように注意しながら右へ。

そして、『黒を』の隣にある▲のボタンを一つ押した。

あとは時が来るのを待つばかり……。

ということで、主催者に黒玉を一つ譲渡でお願いします。

今のところ誰も試していないパターンで、（図面的に）どうなるか見てみたくて（笑）

今回は「給付」でお願いします。

　心理戦。

　誰がどの程度死亡条件を知っているか。

　誰がどの程度交戦の勝利条件を知っているか。

　今までの言動からある程度推測できる人もいる。何も推測できない人もいる。

　逆に。へそでちゃはどう行動すると思われているのだろうか。

　死なない戦略ならば比較的簡単。でも勝つ戦略を採り、そして実際に勝利を収めるのはとても難しい。

　身を守るなんて、自分には似合わない。

　そう自分に言い聞かせ、勢いよくレバーを動かした。

　交戦。相手はNo.8。

　と同時にNo.8 smello氏宛にメッセージを投函した。

「smelloさんと交戦します。

勝たせてもらいます。

また今後もし自分が死亡したら、潔く敗北を認め（なんて言っても死んでいるから説得力ないですが）、smelloさんのサポーターとなります。」

　主催者はこのメッセージを配送するにあたってきっと内容を検閲するだろう。その結果何を思うだろうか。

　まるまると太った羊を狙う狼たちはいつ我慢の限界に達するのか。

　このゲームの台風の目となるのは一体誰なのか。

　口の中が乾いて仕方ない。

現在、rikuzaiさんが６つの球を所持しています。

あと４つで勝ち。

給付にせよ分割にせよ、順調にいけばあと４回の行動で勝敗が決してしまいます。今夜、rikuzaiが死亡していなければ、あと３回で、と見るのが妥当でしょう。

rikuzaiさんが確定されない死亡条件に勝手にあてはまってくれるのを待つのは、残り６人の生存者にとって分の良い賭けではないと思うのです。

６人に質問です、ただし回答を期待せず。

結託して、rikuzaiさんの独走阻止を考えるべきではないですか？

交戦の勝利条件が未だ不明ですが、ほぼ確実な手はあります。死亡者を巻き込んで、４人で交戦。ゲームが長引く嫌な手口ですが。これで交戦者の球は死亡者にすべていくはずです。

ぼくはyo-kunさんのサポーターですから、彼の勝利を考えての質問と提案でした。

上記、ほぼ確実そうな手、は嘘でした。申し訳ない。

死亡者と独走者を無理やり両方巻き込む交戦パタンが存在しません。

恥の上塗りついでだ、もう一言。

自身に対する譲渡と、持っていない球の譲渡、の二つの行動をまだ誰も試していませんが、この二つは恐らく足踏みするだけでしょうね。

御武運がありますように。

【分割】┓(￣Ⅲ￣　)

明日になれば、最後まで生き残れる気がする。