先日、現在小学校5年生では台形の面積の求め方を教わらないと聞いて衝撃を受けました。

そこで質問なのですが、「ゆとり世代」と呼ばれている人たちはどんな物を教わらずに育っているのでしょうか。「○○の公式を教わっていない」「歴史ではここがすっ飛ばされる」といった具体的な形で教えていただけるとうれしいです。

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  • 終了:2007/10/15 11:24:17
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回答5件)

id:zalop No.1

回答回数175ベストアンサー獲得回数5

ポイント30pt

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youryou/111/020101a.htm

「小学校では、台形の面積を求める学習は行われなくなるのですか。」

 そんなことはありません。確かに、新しい学習指導要領では、これまで教えていた「台形の面積の公式」については扱いませんが、台形の面積を求める学習はこれまで通り行います。

 これは、台形の面積を求めるときに、単なる公式((上底+下底)×高さ÷2)の暗記に頼りがちであったこれまでのやり方を改め、自分の頭で考えて、高さが同じ三角形を組み合わせるなど、工夫して面積を導き出すようなやり方に変えていくことが大切だと考えているからです。

 「円周率は【3.14】ではなく【3】としか教えなくなるのですか。」

 そんなことはありません。円周率については、【3.14】と教えるだけではなく、それが本当は、3.1415…とどこまでも続く数で、【3.14】も概数にすぎないということをこれまで通り、きちんと教えます。

 なお、円周率については、これまでも「目的に応じて3を用いる」こととしていますが、これは、およその長さが知りたい場合には、3を用いて計算するなど、様々な状況に応じて自分の判断により、使い分けられるようになってもらいたいからです。

公式は教えないが求め方は教える、ということですね。

マスコミが欲しいのはセンセーショナルなので、●●を教えない!

などと書きますし、パッと見の教科書はカラフルでマンガがあったりと

一見幼稚な内容に見えますが、アプローチ(教え方)が変わっただけといえます。

これは教師によって差が生じやすいので(教え方が下手な馬鹿教師も多いです)それはそれで問題です。

だから大学生なのに●●ができないのはゆとりのせい。

みたいな感じになるのだと思います。

教科書の内容ではなく、教師と子供本人の力量に学習成果が大きく左右されるので。

id:peropero

なるほど。

「ゆとり教育」を豊かなものにするか、そうでなくするのかは、教師にかかってきているのですね。

まあ今までもそうだったのかも知れませんが、いっそう差が開くということなのかしらん。

文部省の意図を現場の教師がどこまで汲み取れているかがポイントですね。

教師は選べないからなぁ・・・。

2007/10/11 10:49:22
id:arhbwastrh No.2

回答回数447ベストアンサー獲得回数23

ポイント15pt

小学校では地球が太陽の周りを回っているのではなく、太陽が地球の周りを回っている・・と。

呆れます。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010221...

ちなみに、円周率を約3と置いて計算する点については、3.14は教えられているものの、場合によっては3で計算することがあるといった感じらしいです。

id:peropero

えええええ!!!

まじっすか!天動説ですか!!

ガレリオもビックリだこりゃ!

2007/10/11 10:50:37
id:threecloudjp No.3

回答回数139ベストアンサー獲得回数6

ポイント30pt

中学生について。

ざっとした知識しかありませんが…



数学

 ・因数分解でのいわゆる「たすき掛け」の解法

 ・二次方程式の解の公式

  (教科書には出てきませんが「発展的内容」として授業中に教えている学校も少なくないようです。)

  

理科

 ・イオンの電離

 ・無脊椎動物の分類

  (動物の分類で習うのは「脊椎動物」の下位5類までで、無脊椎動物については「脊椎動物以外の動物」というくくりで扱われ、節足動物、腔腸動物などの分類は習いません。)



英語

 ・目的格の関係代名詞whom,which



理科については専攻によるかもしれませんが、数学なんかについては高校に入ってからどうせすぐに必要になる知識なのに。

今の子は割を食ってるなぁ、と思います。

id:peropero

うーん、中学校でも色々教科書に載っていないことがあるんですねぇ。

でもまあ中学校って受験とかあるから、解の方式みたいに「載ってなくても教える」って物もいっぱいありそう。

まあこれも学校と先生次第なんですかねぇ。

2007/10/11 11:25:46
id:KUROX No.4

回答回数3542ベストアンサー獲得回数140

ポイント30pt

■削除され名内容

国 語:

文学的文章の詳細な読解(人物の気持ちの読み取り、

段落分けの指導などは特定学年で指導)

算数・数学:

(小)桁数の多い複雑な計算、図形の合同・対称、文字式、

   比例・反比例の式 など

(中)二次方程式の解の公式、一元一次不等式、

   円の性質の一部、統計など

理 科:

(小)植物の水の蒸散、中和、金属の燃焼、星の動き など

(中)イオン、力の合成と分解、日本の天気、遺伝・進化 など

情報ソースは以下

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kyouiku/toushin/980702.ht...

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■関係ないですが・・。

私の親の世代と私でも学習内容は削減されています。

http://home.m05.itscom.net/kashi/one/neun.html

---------------------------

>Nigitama 2007-10-11 11:16:25

>ゆとりばかりをせめてはいかんぜよ。

>つめこみばかりをせめてはいかんぜよ

同意としておきます。

知識量=学力ではありませんが、知識量が多いと学力的に

有利だということはあろうかと思います。

id:peropero

金属の燃焼とか、中和とか、実験ぽいのは理科が好きになるきっかけになると思うんですが、そうですか今はやらないところもあるのですね。

>桁数の多い複雑な計算

この辺が「ゆとり」とつつかれるゆえんでしょうか・・・。

漠然と難しい問題を避けられている、見たいな。

>知識量=学力ではありませんが、知識量が多いと学力的に有利だということはあろうかと思います。

なるほど、かなり納得いたしました。

2007/10/12 00:10:33
id:Mr7110 No.5

回答回数12ベストアンサー獲得回数0

ポイント15pt

円周率が 3 だと思い込まされている。

πをもって無限小数の存在を知った世代としてはどうしても合点がゆかないですなあ。

id:peropero

ちなみに僕は、小学校の時には割り切れない少数というのが納得いかなくて、どうにか割り切れないかと色々計算していたおばかさんです。

2007/10/12 00:12:58
  • id:studioes
    分数の計算が出来ない大学生が居たりする
  • id:Kumappus
    ↑いや、それはゆとり以前からだから(w

    それはともかく、ゆとり教育のすばらしいはずだった部分は大きく先生の技量にまかされるはずなんだけど、常識皆無のモンスター父母の対応やら学級崩壊の食い止めやら、人員削減によって増えた雑作業の処理やらで肝心の先生たちがパンクしてるからなあ…。
  • id:ootatmt
    別に天動説を教えているわけではないよ。
    そんなことにいちいち呆れたりびっくりする方がおかしい。
  • id:Nigitama
    ゆとりばかりをせめてはいかんぜよ。
    つめこみばかりをせめてはいかんぜよ。

  • id:peropero
    まああれですね、結局教育制度がなんになろうが先生に依存するところがでかいって事ですね?
  • id:filinion
    えーと、
    「時間が経つと、影が動くのはなぜだろう」
    という問に、
    「太陽が動くから」
    が答えだったのは昔からです。(小学3年)
     
    大人だって日常的に
    「夕日が沈む」
    「月が出る」
    「夏は太陽が高く昇る」
    ……と言いますよね。
    それを「天動説を信じている」とは言わないでしょう。
     
    小学校で、地球の自転と昼夜の交代の関係を扱わなくなった(「太陽が動くから」レベルまでしか教えなくなった)のは事実ですが、
    「現在の小学校は天動説を教えている」
    と言うのはいささかセンセーショナルに過ぎるかと思います。
  • id:arhbwastrh
    http://slashdot.jp/articles/04/04/12/0820240.shtml?topic=27

    実際に4割もの小学生が天動説を信じてるようですねぇ
  • id:peropero
    スラッシュドットのほうでもかなり白熱していますねぇ。
    まあソース先を見てみると、天動説を教えているわけではなさそうなので安心しました!?
    メディアの表現もあいかわらず過激ですね。

    逆に、昔の僕たちから比べると今の子供たちはITとか最新科学の知識が沢山あるわけですが、その辺差し引いて考えていいものか知らん。
  • id:filinion
    天文学会のサイトを見ても元記事が発見できなかったんですが、この辺りが近いんでしょうか。
    http://www.morioka-times.com/news/0409/21/04092109.htm
     
    さて、今も昔も、義務教育では
     
    1:影が動くのは、太陽が動くせいなんだよ
    2:月や星は時間とともに動くんだよ(月は毎日少しづつ満ち欠けをするよ)
    3:季節によって、見える星は違うよ
    4:天体(恒星に限る)が、時刻や季節によって動いて見えるのは、地球が動いているせいなんだよ
     
    ……といった順番で物事を教えます。
     
    別に、どの段階でも、天動説を教えているわけではありません。
     
    さて、学習指導要領の改訂に伴い、「3・4」は中学校で扱うことになりました。
     
    で、件の調査というのは、
    「小学生の4割が、“4”の内容を理解していない」
    と指摘するものでした。
     
    しかしそれは当然です。
    これから教わるんだから。
     
    中学校を終えても天動説を信じているなら大問題ですが、教わっていない小学生が理解していないのは当然。
    言うなれば、小学一年生が九九を知らないのを問題視しているようなものです。
    6割近くが理解しているというのはむしろ驚きでしょう。
     
    まあ、私(科学クラブ顧問)が小3を担任した時は、教室を暗くして地球儀とスポットライトを持ち込んで、月の満ち欠けから季節による昼夜の長さの変化まで実演しちゃったわけですが……。(ちなみに中3の内容)
    子どもたちは楽しんでたけど、どの程度頭に残ってるかな……。
     
    地動説(あえてこう呼びます)については結局中学で扱うわけで、騒ぐ意味は薄いと思います。
    (まあ、この調査をしたのは日本天文学会ですから、「地球と宇宙」の分野を重視するのは当然なんですが)
     
    それよりも、地動説が中学に移動したことで、中学の教育内容からも外れた内容があるはず。
    ゆとり教育の弊害を言いたいなら、むしろそちらを問題にすべきではないでしょうか。

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