そこで質問なのですが、「ゆとり世代」と呼ばれている人たちはどんな物を教わらずに育っているのでしょうか。「○○の公式を教わっていない」「歴史ではここがすっ飛ばされる」といった具体的な形で教えていただけるとうれしいです。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/youryou/111/020101a.htm
「小学校では、台形の面積を求める学習は行われなくなるのですか。」
そんなことはありません。確かに、新しい学習指導要領では、これまで教えていた「台形の面積の公式」については扱いませんが、台形の面積を求める学習はこれまで通り行います。
これは、台形の面積を求めるときに、単なる公式((上底+下底)×高さ÷2)の暗記に頼りがちであったこれまでのやり方を改め、自分の頭で考えて、高さが同じ三角形を組み合わせるなど、工夫して面積を導き出すようなやり方に変えていくことが大切だと考えているからです。
「円周率は【3.14】ではなく【3】としか教えなくなるのですか。」
そんなことはありません。円周率については、【3.14】と教えるだけではなく、それが本当は、3.1415…とどこまでも続く数で、【3.14】も概数にすぎないということをこれまで通り、きちんと教えます。
なお、円周率については、これまでも「目的に応じて3を用いる」こととしていますが、これは、およその長さが知りたい場合には、3を用いて計算するなど、様々な状況に応じて自分の判断により、使い分けられるようになってもらいたいからです。
公式は教えないが求め方は教える、ということですね。
マスコミが欲しいのはセンセーショナルなので、●●を教えない!
などと書きますし、パッと見の教科書はカラフルでマンガがあったりと
一見幼稚な内容に見えますが、アプローチ(教え方)が変わっただけといえます。
これは教師によって差が生じやすいので(教え方が下手な馬鹿教師も多いです)それはそれで問題です。
だから大学生なのに●●ができないのはゆとりのせい。
みたいな感じになるのだと思います。
教科書の内容ではなく、教師と子供本人の力量に学習成果が大きく左右されるので。
小学校では地球が太陽の周りを回っているのではなく、太陽が地球の周りを回っている・・と。
呆れます。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1010221...
ちなみに、円周率を約3と置いて計算する点については、3.14は教えられているものの、場合によっては3で計算することがあるといった感じらしいです。
えええええ!!!
まじっすか!天動説ですか!!
ガレリオもビックリだこりゃ!
中学生について。
ざっとした知識しかありませんが…
数学
・因数分解でのいわゆる「たすき掛け」の解法
・二次方程式の解の公式
(教科書には出てきませんが「発展的内容」として授業中に教えている学校も少なくないようです。)
理科
・イオンの電離
・無脊椎動物の分類
(動物の分類で習うのは「脊椎動物」の下位5類までで、無脊椎動物については「脊椎動物以外の動物」というくくりで扱われ、節足動物、腔腸動物などの分類は習いません。)
英語
・目的格の関係代名詞whom,which
理科については専攻によるかもしれませんが、数学なんかについては高校に入ってからどうせすぐに必要になる知識なのに。
今の子は割を食ってるなぁ、と思います。
うーん、中学校でも色々教科書に載っていないことがあるんですねぇ。
でもまあ中学校って受験とかあるから、解の方式みたいに「載ってなくても教える」って物もいっぱいありそう。
まあこれも学校と先生次第なんですかねぇ。
■削除され名内容
国 語:
文学的文章の詳細な読解(人物の気持ちの読み取り、
段落分けの指導などは特定学年で指導)
算数・数学:
(小)桁数の多い複雑な計算、図形の合同・対称、文字式、
比例・反比例の式 など
(中)二次方程式の解の公式、一元一次不等式、
円の性質の一部、統計など
理 科:
(小)植物の水の蒸散、中和、金属の燃焼、星の動き など
(中)イオン、力の合成と分解、日本の天気、遺伝・進化 など
情報ソースは以下
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/12/kyouiku/toushin/980702.ht...
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■関係ないですが・・。
私の親の世代と私でも学習内容は削減されています。
http://home.m05.itscom.net/kashi/one/neun.html
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>Nigitama 2007-10-11 11:16:25
>ゆとりばかりをせめてはいかんぜよ。
>つめこみばかりをせめてはいかんぜよ
同意としておきます。
知識量=学力ではありませんが、知識量が多いと学力的に
有利だということはあろうかと思います。
金属の燃焼とか、中和とか、実験ぽいのは理科が好きになるきっかけになると思うんですが、そうですか今はやらないところもあるのですね。
>桁数の多い複雑な計算
この辺が「ゆとり」とつつかれるゆえんでしょうか・・・。
漠然と難しい問題を避けられている、見たいな。
>知識量=学力ではありませんが、知識量が多いと学力的に有利だということはあろうかと思います。
なるほど、かなり納得いたしました。
円周率が 3 だと思い込まされている。
πをもって無限小数の存在を知った世代としてはどうしても合点がゆかないですなあ。
ちなみに僕は、小学校の時には割り切れない少数というのが納得いかなくて、どうにか割り切れないかと色々計算していたおばかさんです。
なるほど。
「ゆとり教育」を豊かなものにするか、そうでなくするのかは、教師にかかってきているのですね。
まあ今までもそうだったのかも知れませんが、いっそう差が開くということなのかしらん。
文部省の意図を現場の教師がどこまで汲み取れているかがポイントですね。
教師は選べないからなぁ・・・。