談合をしないと
【値段が極端に定価に抑えられ、業界が低迷する。】
などが理由があげれれますが、談合は【犯罪】です。
私の出身地の愛知県は談合王国とよばれ、水面下で非常に盛んです。昔勤めていた会社で実際行われていました。
TVで「談合はいいんです」などという占い師もいますが、とんでもない誤解です。
談合についてどうすべきか議論してください。
たしかに談合をさせないことよりも、「安ければいい」って考えをなんとかしたほうがいい気がしますね。
現状で談合が行われなければ品質はどんどん低下していくのも事実です。
最低価を決めるということですか?
何にいくらかけたのかをすべて発表するのを義務づける。
専門家じゃないとわからない部分も多いとは思いますが、品質と値段が見合ってなければメディアにも叩かれるでしょう。
それならうちの方がやすく収められる。
これがそんなにするのはおかしいと言う人が沢山でてきますよ。
メディアというより競合企業に。
官庁での談合入札は高いモノは税金の無駄遣いということになります。
値段に対して「おかしい」「おかしくない」という議論が出てくれば、徐々にどれぐらいが適正かがわかってくると思います。
今の状況だと高いのかどうかすらわからず無関心なままですからね。
出来上がったものにケチをつけるぐらいの気持ちが無いとだめだと思います。
入札というのは【公平に入札者を集めて、一番安価なものを選択する】という制度ですので、それが適正かどうかいうことは関係ありません。
一番安いのを選ぶのが入札なんです。
メディアで集めればなるほど低価格のものがあつまりますが、企業機密というものもあります。他社に知られたくない情報もあります。
安かろう悪かろうは市場が判断することで、だめなら淘汰されることですから、この入札時にはなにも関係ありません。
「公平に入札者を集めて一番安価なものを選択する」必要がどこにあるのか?
だからこそ、入札制度がいらないと思うのですが。
企業秘密を出したくないならまず行政の事業に参加しなければいいのです。
既存の技術のみで仕事をしようと最新のものをだそうと、それは企業の勝手であり、行政や市民が「こうしろ」というべきものではありませんし。
むしろ、以前の入札制度では「安くても技術などのアピール(デモストレーション?)のために行政の仕事をやる」という部分があったと思いますが、
バブル期や景気が常にうなぎのぼりだった時期とは状況が違います。
いつまでも昔と同じでやっていること自体が無駄だと思います。
出来てしまってから「安かろう悪かろうは市場が判断」では遅いと思います。
悪かったら作り直すのですか?血税で?そう考えると恐ろしいです。
素人考えなので、状況の理解・判断が甘いかもしれません。
ご無礼があるかもしれませんが、あくまで、一般市民の「もったいない!」意識からの発言です。ご了承ください。
これを読んでください。
名古屋地下鉄談合、大林組に罰金2億…仕切り役も有罪判決
(読売新聞 - 10月15日 10:20)
名古屋市発注の地下鉄工事を巡る談合事件で、独占禁止法違反(不当な取引制限)の罪に問われた共同企業体(JV)幹事社のゼネコン5社と各社の営業責任者5人の判決が15日、名古屋地裁であった。
村田健二裁判長は、「利益追求のため、会社ぐるみで犯行に及んでおり、責任は重大」と述べ、「大林組」(大阪市)に、求刑通り罰金2億円、談合の仕切り役だった同社名古屋支店元顧問・柴田政宏被告(71)に懲役3年、執行猶予5年(求刑・懲役3年)を言い渡した。
大林組以外の4ゼネコンに対する罰金もいずれも求刑通りで、「鹿島」(東京都港区)と「清水建設」(同)が罰金1億5000万円、「奥村組」(大阪市)と「前田建設工業」(東京都千代田区)が罰金1億円。4社の営業責任者はいずれも懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)とした。独禁法違反でゼネコンが刑事罰を科されたのは今回が初めて。
安くても技術力がなければいけないので、業者は選定されるべきでしょう。そのなかから一番安いものを選ぶのです。
談合は大罪です。
安いならいい、という感覚がおかしい。
安かろう悪かろうということばもあるだろうに。
公の事業だからこそ欠陥では困る。
通常の企業のようにプレゼン対決してもらって、その結果をちゃんと発表すればいいと思う。
それに市民やら国民がなっとくできなければ担当者は退陣すればいい。
無知で申し訳ないのですが、
逆にどうしてこうできないのか理解できません。