ダイナミックパーティション(従来のものはベーシックパーティション)と
呼ばれるディスクパーティション格納方式があるようですが・・・
1.単純に領域を仕切るだけで利用する場合(ソフトウエアRAIDを組まない場合)
動作パフォーマンスは、どちらの側に軍配があがるのでしょうか?
もしかして変わらないでしょうか?
2.ダイナミックパーティションでは領域を有効にしたまま領域サイズを変更出来るようですが、
この操作で動作パフォーマンスが低下する懸念は考えられるでしょうか?
3.一般的なハードウエアRAID(デバイスドライバがRAID操作をするものもあるようですが...)と
ダイナミックパーティションのソフトウエアRAIDとでは、
一般的にどちらの側が動作パフォーマンスが高いと考えられるでしょうか?
CPUは、CORE2DUOやCORE2QUADあたりの最速のものと仮定します。
4.総合的に、WEBサーバやドメインコントローラなど、サーバ機に設定する場合には、
どちらのパーティション方式が有利と考えられるでしょうか?
1については、そのものズバリの回答ではないのですが、MSのKBに以下のような記述がありました。
ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換する前に、ダイナミック ディスクで利用可能になる機能が必要かどうかを検討します。スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリュームまたは RAID-5 セットが不要な場合は、ベーシック ディスクの使用を推奨します。
単純に領域を区切るだけならベーシックディスクが推奨されているので、ダイナミックだとある程度パフォーマンス食われるのかもしれませんね。
Windows Server 2003 ベースのコンピュータでのダイナミック ディスクの使用に関する推奨事例
http://support.microsoft.com/kb/816307/ja
2については経験則ですが、再構築のような処理が走るので、処理中はパフォーマンスが落ちます。処理が終われば大丈夫ですが。
3.4について
ソフトウェアRAIDのファイルサーバーを以前導入したことがありましたが、パフォーマンス的には酷いものでした。ディスクアクセスが頻繁なものについてはソフトRAIDはおすすめ出来ません。
また、ソフトRAIDだとその分CPUを食います。DCやWebサーバーだとCPUは負荷かかるので、避けた方がパフォーマンス的には良いです。
パフォーマンス要求がそれほど高くなく、安価に済ませたいのでたいのであればダイナミックディスクの検討もありかと思います。
ただ、アプリケーションによってはダイナミックディスクをサポートしない製品もあったので(暗号化ソフトなんかだとNGでした)、DCとWebならそんなに乗せるものは無いと思いますが、一応確認頂いた方がいいかと思います。
1・2については経験がないので推測です。
1.実感できるほどには差はない。
2.サイズ変更中は変更処理が走るので低下しますが、変更完了後は問題ないと思う。
3.4.は一般的なハードウエアRAIDとソフトウェアRAID の話に置き換えられるので、その前提で回答します。
3.やっていることはハードウエアRAIDとソフトウェアRAIDともにあまり変わりなく、RAID コントローラー上のプロセッサが処理するか CPU が処理するかの違いが一番の違いになります。
その意味で、RAID コントローラーによっては ソフトウェアRAID の方が高速なこともままあります。
ただし、CPU が他の処理は一切やっていないことが前提になります。
4.3の補足からもわかるとおり、自分ならハードウエアRAIDを選択します。
サーバーへのアクセス増加とともに RAID 処理スピードも低下するので不利な結果になります。
別のデメリットとして、ソフトウェア RAID は比較的復旧が面倒ということもあります。
OSが起動することが前提で OS 上から復旧作業しなければなりません。
また、いくつかのバックアップソフト(ディスクイメージを作成するタイプ)はダイナミックパーティションをサポートしていません。
また、OS のバージョンにもよりますが、ダイナミックパーティションによる RAID はブート領域には使えないので、そもそも必要要件を満たせない可能性もあります。
ダイナミックディスクはうまく使えば便利な機能ですが、運用が難しいというのが現時点での判断です。
ご回答有難う御座います。
確かにおっしゃるとおりです。
唯一、運用動向に応じてパーティションサイズを変更したくてダイナミックパーティションを考慮していたのですが、
確かに得策ではない気がしてきました。
1については、そのものズバリの回答ではないのですが、MSのKBに以下のような記述がありました。
ベーシック ディスクをダイナミック ディスクに変換する前に、ダイナミック ディスクで利用可能になる機能が必要かどうかを検討します。スパン ボリューム、ストライプ ボリューム、ミラー ボリュームまたは RAID-5 セットが不要な場合は、ベーシック ディスクの使用を推奨します。
単純に領域を区切るだけならベーシックディスクが推奨されているので、ダイナミックだとある程度パフォーマンス食われるのかもしれませんね。
Windows Server 2003 ベースのコンピュータでのダイナミック ディスクの使用に関する推奨事例
http://support.microsoft.com/kb/816307/ja
2については経験則ですが、再構築のような処理が走るので、処理中はパフォーマンスが落ちます。処理が終われば大丈夫ですが。
3.4について
ソフトウェアRAIDのファイルサーバーを以前導入したことがありましたが、パフォーマンス的には酷いものでした。ディスクアクセスが頻繁なものについてはソフトRAIDはおすすめ出来ません。
また、ソフトRAIDだとその分CPUを食います。DCやWebサーバーだとCPUは負荷かかるので、避けた方がパフォーマンス的には良いです。
パフォーマンス要求がそれほど高くなく、安価に済ませたいのでたいのであればダイナミックディスクの検討もありかと思います。
ただ、アプリケーションによってはダイナミックディスクをサポートしない製品もあったので(暗号化ソフトなんかだとNGでした)、DCとWebならそんなに乗せるものは無いと思いますが、一応確認頂いた方がいいかと思います。
ご回答有難う御座います。
Microsoftさんご自身、自信なさげな(処理の仕組の問題なので、仕方がないのでしょうけど)アナウンスをしているのですね。。
思っていたよりリスクが高そうで、実運用では当面避けようと思います。
ご回答有難う御座います。
Microsoftさんご自身、自信なさげな(処理の仕組の問題なので、仕方がないのでしょうけど)アナウンスをしているのですね。。
思っていたよりリスクが高そうで、実運用では当面避けようと思います。