若者(だけじゃないかもしれませんが)には本当の意味が理解されていないんじゃないか?と思われるような古い言葉、言い回しを知りたいです!
おくゆかしい 【奥床しい】
(形)[文]シク おくゆか・し
(1)上品でつつしみ深く、心がひかれる。態度にこまやかな心配りがみえて、ひきつけられる。
「―・い人」「―・い態度」
(2)心がひかれて、見たい、聞きたい、知りたい、と思う。
「いつしかと聞かまほしく、―・しき心地するに/大鏡(序)」
すでに死語にカテゴリーされていました、、、。
いかがでしょうか
上品な日本語ですね。
死語、というのもなんか違う気が。。
ありがとうございます。
こんにちは。5ついきまーす。
1.あまねし 【遍し・普し】
すみずみまで及ばない所がない。広く行き渡っている。あばねし。
・ 木末(こぬれ)―・く色付きにけり〔出典: 万葉 1553〕
2.かしずく【傅く】
[1] 人に仕えて守り、世話をする。
・ 姑に―・く
[2] 子供を大切に育てる。
・ 母后、世になく―・ききこえ給ふを〔出典: 源氏(桐壺)〕
[3] 後見する。
・ 伊予の介―・くや〔出典: 源氏(帚木)〕
〔補説〕 中古以降の語か
3.退っ引きならない【退っ引きならない】
避けることもしりぞくこともできず、動きがとれない。
ぬきさしならない。
「―ない用事で外出する」
4.たけなわ【酣/闌】
行事・季節などが最も盛んになった時。
盛りが極まって、それ以後は衰えに向かう時。
また、そのようなさま。
真っ盛り。真っ最中。
「春―な(の)山野に遊ぶ」
5.やぶさか【×吝か】
1 (「…にやぶさかでない」の形で)…する努力を惜しまない。
喜んで…する。
「協力するに―ではない」
2 思い切りの悪いさま。
・ 「民衆も天才を認めることに―であるとは信じ難い」
〈芥川・侏儒の言葉〉
3 物惜しみするさま。けちなさま。
・ 「たとひ驕且(きゃうしゃ)にして―ならば、
其の余は観るに足らざらくのみ」〈文明本論語抄・四〉
リンクはダミーです。
5つもありがとうございます。
この中では「たけなわ」をよく使いますが、意味など意識せずに使っていました。
http://www99.big.or.jp/~seiten/komnata_seitena/encyclopedia/ency...
ご不浄・トイレですが。私はなぜかつい使ってしまうのですが、「は?」といわれます。
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/07/0729.html
「滅相もない」も仰々しく感じるらしく、「卑屈すぎ」とか言われてしまいますね。
「滅相もございません」は間違いです。「とんでもない」のないもあるないのないではないので「とんでもございません」は間違い「とんでもないです」が丁寧語ですが、
とんでもございませんは、逆に聞きますよね…。
確かに「ご不浄」といわれても分からないかもしれません。
打ち消しのことばは、理屈で分かっていても、つい使いやすい言い方をしてしまいますね。
ありがとうございます。
1.あたらし
もったいない。
2世代前までは使われていたらしいです。
2.勅語
天皇陛下のお言葉。NHKを含めマスコミはこの単語を使うべきである。
3.誂え(あつらえ)
希望通りの。古文の授業くらいでしか出てこないし。
4.シナ
chinaのこと。これはちょっと違うかもしれません。
用例・東シナ海。
5.けだし
推量、推定、仮定の意を表す副詞。
6.われ
お前の意。
マドンナ古文単語230―荻野文子の超基礎国語塾 (大学受験超基礎シリーズ)
質問意図とははずれますが、シナの話は「へぇ~」と思いました。
関西弁で相手を「われ」と言いますが、古くから残っているってことなんでしょうかね。
ありがとうございます。
しおらしい
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%B7%A4%AA%A4%E9%A4%...
(1)控えめでいじらしい。遠慮深くて奥ゆかしい。
(2)かわいらしい。かれんである。
(3)けなげである。殊勝である。
(4)上品で優雅である。
元が「萎る」だとは知りませんでした。
しおらしいも、よく聞くようで使わないことばです。
ありがとうございます。
現在もこの意味で「いね」を使う地域ってありますよね。
昔は全国で使われていたんでしょうかね。
ありがとうございます。
『老婆心ながら』~ 現代人らしからぬ慣用例 ~
── (老婆心ながら)「耳ざわりよく」は誤用ではないでしょうか。
質問者:plenty 2004-10-02 02:02:12
http://q.hatena.ne.jp/1096640080#a175005
── 「耳ざわりがいい」という言い方について、「おかしい」と答え
た人が、1980年の有識者アンケートで89%、また世論調査では1989年が
59%、1992年が47%となっており、「おかしい」と思う人がしだいに減
ってきています。(回答者 研究主幹 豊島秀雄)
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/kotoba/kotoba_qq_98080103.h...
NHKことばのハンドブック(P178)
なるほど。「耳障り」ではなく「耳触り」のような感覚で使われてしまっているのかもしれませんね。
ありがとうございます。
1.きさま【貴様】
元々は敬意を払った言い回しだけど、現代でこの言葉を使うと多分怒られる。
2.ふつつか【不束】
たしなみがなく行き届かない様。不束は太束が転じたもので優美繊細に対して太く丈夫で野暮ったい様を表す。嫁入り時ぐらいにしか使わない。ふしだら者はまた別の意味。
3.おあいそ【お愛想】
勘定の際、店側が「お愛想がなくて申し訳ありません」というのが元。今では客側が「おあいそして」で清算しての意。寿司屋とかで使う。
現代とは本来意味の違うことばって多いんですね。
ありがとうございます。
こんばんは。
みなさんが挙げていらっしゃる例に「古い響きで、あまり使われなくなった」印象をあまり受けないんですが…υ
私だけかな?(汗)
たぶん、名詞よりも副詞などのほうが耳慣れない感じがしていいと思いますのでその辺を中心に。
よしんば 2 【▽縦んば】
(副)
たとえそうであったとしても。かりに。
「—来たとしても、私は会わない」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%E8%A4%B7%A4%F3%A4%...
あまつさえ —さへ 1 2 【▽剰え】
(副)
〔「あまりさへ」の転。近世以前は「あまっさへ」。「あまさへ」とも表記した〕
(1)そればかりか。そのうえに。
「折りからの大雪、—車の故障」「お国と姦通し、—…中川で殿様を殺さうといふ/怪談牡丹灯籠(円朝)」
(2)事もあろうに。あろうことか。
「南都の大衆同心して、—御むかへにまゐる条、これもつて朝敵なり/平家 5」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%A2%A4%DE%A4%C4%A4%...
がんぜな・い ぐわんぜ— 4 【頑是無い】
(形)[文]ク ぐわんぜな・し
(1)幼くてまだ物事の是非・善悪がわからない。幼くてききわけがない。
「未だ—・い三歳の春の御嬢様を/火の柱(尚江)」
(2)あどけなく無邪気だ。
「幼児の—・い笑顔」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%AC%A4%F3%A4%BC%A4%...
たまさか 0 【▽偶さか/▽適さか】
〔「たま」は「たまたま」「たまに」の「たま」と同源〕
(副)
(「に」を伴うこともある)
(1)偶然。思いがけず。たまたま。
「—(に)中学時代の友人に会った」
(2)まれに。たまに。
「—(に)故郷を訪れることもある」
(形動ナリ)
めったにないさま。まれなさま。
「はかなき一くだりの御返りの—なりしも、絶えはてにけり/源氏(若紫)」
http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A4%BF%A4%DE%A4%B5%A4%...
私は初めて聞いた言葉や言い回しをときどきメモして調べるんですが、
今回 挙げたのはそのメモから見つくろったモノです。実はまだたくさんありますo
検索にはgoo辞書を使いました。大辞林を利用しているみたいです。
かなり聞き慣れない言葉ばかりです。勉強になりました。
「よしんば」なんて今使う人いるんでしょうかね?完全に古語だと思っていました。
ありがとうございます。
今回は間違いやすいというより、古い表現を知りたかったのですが、これはこれで勉強になりました。
ありがとうございます。
・おこがましい
「おこ」は漢字で烏滸と書くそうで、中華思想的に、中国の南の人に対して呼ばれる名前でした。
がましい。はうるさいという意味で、いわゆる差別用語だったのが、
日本に伝わって自分をへりくだっていう言い方になったみたいですね。
・おはこ(十八番)
得意なもの。
・候(そうろう)
昔は文末によく登場していたのですが、現在はほとんど使われていません。
でも、挨拶文とかで、仲秋の候 など、時節のときに、使われます。
天高く馬肥ゆる秋の候なんて言い方もしますね。
オハコ、十八番は何でそういうようになったのかが気になります。調べてみます。
ありがとうございます。
「いわんや」ですかね。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%84%E3%82%8...
もちろんとか言うまでもなくとか他の言葉で代用しやすいのであまり見かけない気がします。
これも、古語という認識でしたね。
ありがとうございます。
http://gogen-allguide.com/ki/kisama.html
貴様は、中世末から近世初期頃に武家の書簡で用いられた語で、文字通り「あなた様」の意味で敬意をもって使われていた。
近世後期頃から口頭語として使用されはじめ、一般庶民も「貴様」を用いるようになったため、尊敬の意味が薄れ、同等以下の者に対して用いられるようになった。
というのはどうでしょう。
なるほど。ほかにも近世から意味が変わり始めた言葉ってありそうですね。
ありがとうございます。
慮る(おもんぱかる)
熟語じゃないのに半濁音が付く珍しい言葉で、響きも気に入っていてよく使います。あまり知っている人は少ないですが、知られてないという点で有名かもしれません。
意味は、深く考える、というものです。
梳る(くしけずる)
くしで髪を整えるという意味の言葉です。
ほとんど聞いたことのない言葉です。勉強になりました。
ありがとうございます。
「しまった」の替わりに「ぬかった」
手抜かりがあったということですね
これは古い表現なんでしょうか?ちょっと調べたら方言なのかな、とも思ったのですが・・・
ありがとうございます。
回答者11です。
説明が足りませんでした。 すみません。
使っているのをあまり聞いたことがないと思う表現がたくさんあったので。
中でも、「おざなり」はあまり使わなくなっていて古い響きも感じます。
いえいえ。わざわざご回答ありがとうございます。
「おざなり」は聞くようで使わない表現ですよね。
同じ意味では「失礼します」を使うので、なかなか言わないことばです。趣がありますね。
ありがとうございます。
私語や死語 ~ 惜しまれながら消えつつあることば ~
愛しい(いとしい)かわいく恋しく慕わしい。ふびんで、かわいそう。
(いとぉしうて=末期の母が、父の余生を思いやって語ったことば)
然も在りなん(さもありなん)そうであろう、尤もなことだ。
然りとて(さりとて)そうはいっても、だからといって。
然は然り乍ら(さはさりながら)それはそうだけれども。
然に非ず(さにあらず)……と思いきや、そうではない。
母が上の子を背におぶってやり、父は下の子を肩車に乗せてやった。
母が女の子を背におぶってあげ、父は男の子を肩車に乗せてあげた?
無意味な丁寧表現(やる→あげる)が、本来の情感を奪いつつある。
思い遣り(おもいやり)も、やがて「思いあげる」に転化するのか。
♪妻は夫を慕いつつ、夫は妻を労わりつつ ── 浪曲《壷坂霊験記》
新項目「うざい」登場 ── 《広辞苑第6版 20080111 岩波書店》
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030506
↑幼辞苑 ↓誤辞苑 ~ 女子アナ亡国論 ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20030407
愛しいは「かわいそう」の意味では使いませんね。
「うざい」は、何年後かには一般的な言葉として成立しているかもしれませんね。
ありがとうございます。
今でも聞きますが、話すときにはつかいませんね。
ありがとうございます。