このへんは見たんですが:
http://blogs.yahoo.co.jp/hinatanoneko_a/2900172.html
どうも確固たる結論は出ていないようなので、皆様のお知恵をお借りしたく。
goo辞書で「新鮮」を引くと
(1)魚・野菜・果物などが新しくていきいきとしているさま。
「―な魚介類」
(2)よごれがなくきれいなさま。
「山の―な空気」
(3)従来のものとは異なって新しく魅力的なさま。
「―な感覚」
と出ますので、どの意味での対義語なのかが問題ですが、
http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
ここで「新鮮」を引くと、反義語に「二番せんじ」と出てきました。(3)の意味での反義語です。
さらに「二番せんじ」で類義語を引くと
古い
陳腐
マンネリ
常套
「陳腐」で類義語を引くと
紋切り型
ありきたり
平凡
月並み
お決まり
などが出てきました。
上の方が既に答えを出していらっしゃいますね。
元々、女生徒が出した問いが出発点のようですが、そもそも複数の意味がある語彙の対義語は、やはり複数になってしまうので一つに定まりません。「一つに定めるのが答え」だとするなら、そもそも問いの設定がおかしいのだとこの教師の方はいう必要があると思います。
ヴィトゲンシュタイン「論理哲学論考」を参考文献にあげさせてください。
ありがとうございます。
問いの設定がおかしいというよりも、何に対して対義が設定されるのかということを明確に定義すべきだということだと思いました。つまり、対義語が設定されるのは語彙ではなく、意味でなければならないと。
データモデルとして考えると
語彙(word)1 : 1..*語義(meaning)
語義1 : 0..1対義
(対義を汎化すると語義なので、
対義1..* : 1対義語 という関係も成立する)
という関係で考えられると理解しました。
つまり、問いの設定にあるだけでは、
語彙1..* : 1..*対義語 という関係が成立するので
複数の対義語が答えになる、と。
あわせて、参考文献のご紹介もありがとうございました。
ありがとうございます。
語義が複数あると絞り込みにくく、それぞれの意味ごとに対義語があるということでしょうか。
それにしてもシソーラス検索はすごいですね。
引き続き言語学に詳しい方からのご意見もお待ちしています。