大体1980年生まれあたりの人たちから品格が急激に低下したように思えます。
いわゆるコギャル世代から何かがおかしくなったと思わずにいられません。
やたらケバい格好や変な言葉を流行させたり、とにかく低俗さに辟易します。
それだけならまだしも、この世代の最も不快な特徴は、人の陰口を言いすぎだったり、待ですれ違っただけの他人にまで悪態をついたりする(ぶつかりそうになってもよけない、いちいち容姿を品票するetc)
無礼極まりない性質です。
あと、性の乱れも聞くに耐えません。
一昔前までは、「そんなの一部の人だけだ!」で片付けられたかもしれませんが、いよいよこの言い訳が通らなくなった世代だとも思います。
こういった特色がコギャル世代から始まって、その下のゆとり世代にもきっちり受け継がれている印象です。
要はこの世代の親たちが子供をちゃんとしつけられない人が多いということですよね。
この悪循環、何とかならないのでしょうか?
確かにめんどくさい事はしたくないです。
例えば皿洗い、例えば洗濯、例えば勉強。
私の家は両親共働きなので、いわゆる全く当てにならない家庭の子供です。
ですが、親があまり家にいない分、
皿も服も洗わないとたまるし、勉強もしないと学校入れないし。
だからめんどくさくてもやらなきゃいけないって言う事が身につきました。
学校はそんなこと教えないし、家でも勿論言われない。
でもいつの間にかやるようになってました。
その延長線上で、電車通学中のマナーだったり、学校生活のマナーだったりが
できている気もします。(←自分で言ったよ(笑
品格を守るっていうのは結構しんどいことなんだと思います。でも今まではそれが普通だからみんな我慢してやってきた。でもそれを守らなくてもいいって風潮に世の中がなってきてしまってしまうと、自分の好き放題やる方がストレスもたまらなくていいやってなってしまったのでしょう。そういう意味でだんだん自分の気持ちの赴くままに勝手な行動する動物的な人間が増えてきたと思います。
最近よく言われる「自分の気持ちに正直に」とか「自分をもっと好きになる」ってのもその辺りの象徴だと思いますね。とにかく自分がどうかが大事で他者や社会に対する視点は全くない。それが現代だと思います。
家庭が全く当てにならないので教育で教えるしかないのですが、それも今の学校の状況ではむずかしそうですね。企業が社員に対して、社会人として、親としてどうあるべきか教える、といったことぐらいしか思いつきません。