以下参考文
☆真珠湾奇襲攻撃はアメリカが既に察知していたが、戦争を開始する世論を形成するために先制攻撃させたというのがアメリカ議会でも明確に認識されている。
1999.05.25 アメリカ上院・真珠湾当時のハワイで降格させられた、ウィリアム・シュート海軍大将 ハズバンド・キンメル陸軍中将の名誉回復決議・(理由)ルーズベルト政権の上層部が、日本軍の攻撃を知りつつ現地軍司令官に「意図的」に連絡しなかった事実があることが情報公開法施行後、それまで隠蔽されていた公式文書で明らかになったため。
http://query.nytimes.com/gst/fullpage.html?res=9F04E1DA1031F935A15756C0A96F958260
「もし大日本帝国が奇襲するなら反撃しやすい」とルーズベルトが考えていたのは事実のようです。そう考える背景には「大日本帝国を先制攻撃しても米国民は支持しないだろう」という政治的判断がありました。アメリカ国民はずっと「名誉ある孤立」「攻撃よりも外交を」「戦争より平和を」を望んでいたので、ルーズベルトは先制攻撃を決断することはできませんでした。
先制攻撃をせずに戦争に勝つにはどうしたらよいかという時に、ルーズベルトは「大きな犠牲が出れば愛国心は燃え上がるだろう」と考えたわけです。
そしてそうなった。
つまり、これはアメリカの国内問題であって、日米外交や開戦の動機とは別問題です。
アメリカ政府内にどういう動機があるとしても、大日本帝国は戦争という手段を使うことなく外交手段によって国際紛争を解決できたのであり、にもかかわらず戦争という手段を昭和天皇自らの意思によって武力行使に及んだのですから、ルーズベルトの気持ちや判断によって昭和天皇の戦争判断の評価が変化することはあり得ません。