http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BC%BB%E6%B0%B4
鼻が詰まるということは、鼻水が溜まっているということです。
そして鼻水は、風邪などをひくと病原菌を洗い流すために多く排出されます。
ということは、鼻が詰まることで身体の異常を知らせてくれているのだと思います。
あとはホコリなど目に見えない環境が悪い状況もわかると思います。
鼻づまりとは、鼻腔の内部が炎症を起こして空気の通り道が狭くなっている状態です。
その状態で、有用な事といえば、粘液が大量に出ている事及び、空気の通り道が狭くなって空気中の病原体やホコリなどを捕らえやすくなっていることだと思います。
また、炎症を起こしているということは、そこで免疫反応が激しく起こっているということですので、体に入ってきた(来る)病原体に対する防御の備えを着々と進めている事になります。(体に病原体が広まってから反応するより、鼻に入ってきた段階で反応した方がより早く対応が出来ます。)
(今回の回答においては、過剰に反応しすぎて完全に鼻が詰まってしまった場合は、除外させてください。過剰反応においては、人体にとって有用なことはあまりないので・・・。)
もし、進化の途中において、鼻づまりを全くしない人と鼻づまりをする人がいた場合には、鼻づまりをしない人の場合、体に病原体が広まってから免疫反応が始まり、病気になって体が弱くなっている状態で、他の病原体がどんどん体内に取り込まれることにより他の病気も併発することが考えられますので、鼻づまりをする人に比べて進化に不利な状態にあると考えられます。
進化論ですか?
前置きとして、鼻水は侵入してきた異物を洗い流すために出てくるもので、微生物対策にリゾチームが含まれています。
鼻がつまるのは、鼻水が乾燥して固まるのと、侵入してきた異物によって鼻炎や副鼻腔炎になって、空気の通り道が小さくなるからでしょうね。
炎症がおきるのは微生物と戦っているので、それ自体は良いとも悪いともいえません。
進化論の観点からあえて有用性を考えるとということですか。
人類は150万年前の新生代に繁栄を始めましたが、現在に至るまで何度も氷河期を経験しています。
当時は核家族で行動してたわけではないでしょうから多人数ですし、
もちろん風呂もないし、排便も寒すぎて外で出来ないでしょうから匂いもきつかったと思います。
食糧確保のときも犬と違って匂いに頼って狩をしていたわけではないので嗅覚が弱くなってもいますし。
というわけで冬場は鼻が詰まっていても問題なかったのかもしれません。
鼻の穴の大きさやつまりにくさが生存率に関与しなかったために、中立的な因子として遺伝しなかったと思われます。
木村資生の中立進化説を思い出しましたが、
進化すると常に有用性のあるものが残っていくというわけではないので、中立進化説と似たようなものでしょうか?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%AB%8B%E9%80%B2%E5%8C%9...
冬の寒さで鼻と違う場合の例では、たとえばアルコールは体温を暖めるのに有効な道具ですが、
ヨーロッパはずっと寒くて、分解酵素をもっててアルコールを活用できる人が生存率が高かったので
結果的に現在のヨーロッパ人はアルコール分解酵素を持つ人が多くなったという説があります。
こんな回答で評価いただけるでしょうか?
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