今のマンションが築19年です。給水管内の腐食除去の工事を行う必要があるらしく、実際にいくつか配管を見てみると、さびが結構ついていたようです。ただ、工事は2日程度水が使えない上に家にいなければならないとのことで、負担が大きいと思っています。また、水周りなので信頼性・安全性も気になります。
そこで、以下の疑問があります。
1.工法
いくつか工法があり、1日で終える方法もあるが、安全性に疑問が残ります。
工法による効果は違うのか?
2.必要な工事か?
施工会社からは築20年から30年程度で行ったリストが出されており、対処が遅れるとそれだけ、工事が難しくなるらしい。
ライニング以外のよい代替案は?
3.どう過ごすか?
臨時の給水ホースは提供されるが、お湯は使えないそうです。
当然、シャワーやお風呂も、トイレだって不自由するはず。
いずれかでも、結構ですので、意見を頂けると助かります。
特に、実際にライニング工事をご経験された方のご意見を伺えるとうれしいです。
3どうすごすのか?
お風呂は、ちかくの銭湯を利用されるしかないでしょうね。トイレは給水ホースから、バケツなどに水を汲んでおき、用を足したら、その水をあけて流すと流れます。不便でしょうが、堪えてくださいませ。
1.
ライニング工法というのは給水管の延命方法としてはかなり一般的です。
どの程度の規模のマンションなのかはわかりませんが、二日間見るのは一般的ではないでしょうか。
施工会社からすれば、日数は若干安全側をみている可能性もあります。実際はもう少し短くなる可能性もあるのでは?(1日半など)
また同じライニング工法でも工期の短い工法、全く別な工法もあるでしょうが、
それはあなたのマンションの管理組合がその工法に対する対費用効果をどう考えるかによります。
当然、日数が短いほうが、その工法は費用が高くなるかと思います。
一般的にライニング工法の場合、配管を洗浄し、漏水などがないか確認後、
配管の内側にエポキシ樹脂を塗膜し、乾燥させてから通水さるような流れの工程をとります。
これはマンションお形態により配管が複雑だったら若干工期は延びますし、
内部に塗膜するエポキシ樹脂をきちんと硬貨させなければいけません。
硬貨を早める工法もあるでしょうが、これは会社等の技術などによっても違うところです。
2.
劣化診断がどのような状態だったのかは不明ですが、築19年であれば実施してもおかしくない時期と思われます。
また、これを遅らせても、次は二度目の外壁改修工事や屋上防水工事、さらには排水管の改修工事も控えていますので、
長期修繕計画をふまえ、数年以内に実施されるのがよいでしょう。
なお、給水管に穴が開いてから工事を行なうのでは明らかに遅すぎます。
対処が遅れると給水管の交換になり、工事が難しくなるのは本当でしょう。これは配管の内部がどんな状態かによります。
給水管の交換となると大抵は露出での交換になるため、できるだ給水管は延命させたほうがよいと思われます。
3.ガスや電気が使用できるのであれば、まったくお湯が使えないということもないでしょう。
お風呂は冬場であれば、一日ぐらい入らなくても命に別状はありません。夏の汗だくになる時期と比べたらまたマシです。
トイレは、大ならバケツに水を汲んで流す、小なら数回にわけるなど、若干工夫をしましょう。
あなたの大切な資産を長く保つ、さらには快適な住生活を維持していくには若干、我慢もしなければなりません。
なお、マンション管理相談のもっとも大きな窓口です。
http://www.mankan.or.jp/index.html
工法などに疑問があるのであれば、テクノサポートなどもありますし、別途コンサルタントを依頼するのもひとつの手です。
ご回答ありがとうございました。
やっぱり妥当な工事なんですね。
必要ならば、我慢することはやぶさかではないのですが、建築物などに詳しいわけではないのですが、私が管理組合に参加している時期での工事ということで、何も知りませんというわけにもいかず、質問させて頂きました。
色々技術的な部分も含めて回答頂き、また、工事を請け負う管理会社以外の視点でも、妥当なのだと分かり安心しました。
教えて頂いたサイトのような団体が存在するのですね。
参考にさせて頂きます。
ご回答ありがとうございました。
そうなんですよね。どうやっても不便なんですよね。
もし、こんな不便もあるから考えておけといったこともあったら、よろしくお願いします。