経済評論家、経済学者といった専門家のご意見を聞いても、
その時は何とか分かったような気持がしても、結局のところさっぱり分かりません。
素人にも明快に分かるような解説をしているsiteを教えてください。
大和総研の投資戦略部 成瀬順也さんが以下のように
http://www.dir.co.jp/publicity/column/070322.html
サブプライム問題の本質は二つあろう。
2003年後半から2005年にかけて、米国では好景気と
銀行間の競争激化により、与信基準が大きく低下。
一大住宅ブームが沸き起こった。問題は、この時、
全く異なる二つのバブルが生じたとみられることである。
一つは巷間言われている通り。
文字通りのサブプライム層(信用履歴の低い借り手)、
つまり、所得が少ない、もしくは返済を遅延したことのある層に、
過度に貸し込んでしまったことである。米国では従来から、
信用履歴が低くても高い金利さえ支払えば、ローンを組むことが出来た。
可なり分かりやすいと思われますが 如何でしょうか?
こんにちは。
ALLABOUTの解説は分かりやすいと思います。
http://allabout.co.jp/career/jijiabc/closeup/CU20070819A/index2....
よろしくお願い致します。
ありがとうございます。このALLABOUT も分かりやすい解説です。
でもこうしたカラクリは所詮、分かりきった結末を産むということも
分かりきったことです。でもこのカラクリには何か隠された何かがあるはずです。
それを説明すればすべては解明されるのですがそれがない。それが結局、ことを
分かりにくくしている、と思っています。
ありがとうございます。分かりやすいドラマでした。そしてまさに初めに登場す
る「政府」というもの、この登場の謎、そして終わりに登場する「バブル崩壊」
という現象、ここ何かしらの小細工が感じられる。そしてそこの説明を省略すると
一連の現象の流れは実に分かりやすく見えてきても本質は見えない、
ということではないかと思いますが。
サブプライムローンとはどういうものか。
低所得や破産の為に信用度が低くなっている人たちのことをサププライム層と呼び
アメリカ人の25%を占める
これに対し平均所得以上の人はプライム層
サブプライム層の人にも貸付しますので、誰でも住宅がもてますよ。
けれど、金利は高いですよ。これが、サブプライムローン
サブプライムの住宅ローン全体に占めるシェア(占有率)は、
2000年は2.8%だったのが、現在は13.6%、融資残高は約1兆3000億ドル
急成長の背景には、住宅価格は値上がりし続けるという根強い「土地神話」がある。
全米平均の住宅価格は00年~03年まで前年比6~7%の上昇率だったが、
04年第3四半期から06年第2四半期まで、前年同期比10%を超える上昇を続けた。
サブプライムの利用者には、値上がりを期待し転売目的で購入した人や、
値上がりした自宅を担保に新たなローンを借りて、消費などに使った人も少なくない。
だが、実際には見込み外れ。サブプライムは、
当初の金利は年5~6%だが、数年後に10%を超える高金利となる商品が多い
購入後に住宅が値上がりすれば、担保価値が高まって、
サブプライムより金利の低い「プライムローン」に借り換えできる。
ところが、米金融当局が金融の引き締めに転じて金利が上昇したこともあり、
住宅価格の上昇にブレーキがかかった。06年10~12月期は5.9%の上昇にとどまり、
都市によってはマイナスに転じた。
このため、高金利に切り替わる前にプライムに移ろうと考えていた利用者が
借り換え出来ず、返済に行き詰まるケースが続出した。
こうしてローンの焦げ付きが増え、06年12月以降サブプライムを手がけていた
中小ローン会社約20社が経営破綻した。
そして決定打ともいうべき、大手ニューセンチュリー・ファイナンシャル社が
3月13日に取引銀行から融資を打ち切られ、NY証券取引所で上場廃止になった。
「さらに破たんする会社が出てくる」(JPモルガン・チェースのマイケル・フェロリ氏)
との見方から、同日の株価は大幅に下落、世界同時株安の一因となった。
そして3月14日には、2005年10~12月期の住宅ローン延滞率が13.3%と発表。
ますますサブプライムローンが悪化の意図を辿ることとなりました。
簡単に言えば、失業率や賃金の問題ではなく、そもそも家をもつことなんて普通に考えたら不可能なサブプライム層
日本で言えば住民税や所得税を課せられない程度以下の収入しかない人達が
返すあてもないのに、まずは低金利でお金を借りる
暫くすれば金利が上がることを知ってかしらずか
土地神話があったので購入した家などを転売すれば利息を払っても儲かりますよ
と言われていたのが、飽和状態で誰も買わないという情況にいつの間にかなっていた
そのため、売却も不可能だし、もともと収入はギリギリなので返済を続けるなんて最初から不可能
結果、破産となるんです。
そしてこの問題が発覚すると同時にどんどん焦げ付きが発生
更に返済が滞り、また大手証券会社などでも損失が増え
結果株価は赤字方向へ
それが世界に波紋をよび、現在のような日経平均13000円台という恐ろしい数字になっていったのですね・・・・。
証券会社保有の株価が下がれば動かせる資金も減ります
多くの企業が損失をだせば、倒産する可能性もでてきます。
銀行の破綻もありえます。個人は資産を現金保有することを考え株式市場の出来高が減りそれがお金の流通量も減らし、景気後退へとつながっていくのです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。流れはよく分かっています。問題はアナリストであれば
この流れはこのように流れるということは百も承知であったはずで、まさに流れの
行き着く先も予測どおりに行っていると思えます。それでなぜ分かっている無謀の
方法に政府も、またこの道はそれこそ千のコンピューターと分析で知り尽くしている
ヘッジファンドなどが乗っているのか不思議です。
言い方は下品ですが、これがわかりやすいんじゃないでしょうか。
http://shadow-city.blogzine.jp/net/2007/10/post_17c4.html
ありがとうございます。
ありがとうございます。成瀬さんのお話だったかどうか今は覚えていませんが
こうした解説は読みました。読みましたが、なお、分からないのは例えば具体的に
何万人がこのローンの渦に飲み込まれたのか、それでその百万なら百万の初めの
お金が具体的にどのように、果ては何兆ドルに変貌するのか、
そして行き着く先、底が見えないことになっていくのか、という点になると
誰も説明してくれません。先は分からない、ということはどうしてか、この辺りが
知りたいところです。