太陽から吹き付けられる膨大な宇宙線だという話を読みましたが、
これに関して詳しく書かれたsiteか書籍、論文を教えてください。
その説については、田中宇氏が
「地球温暖化のエセ科学」07/02/20で紹介しています。
http://tanakanews.com/070220warming.htm
その一節で、次のように書いています。
IPCCの報告書では、温暖化の原因は、二酸化炭素など温室効果ガスの増加に集約されており、他の原因については少ししか議論されていない。だが、最近の研究で、実は二酸化炭素よりも太陽黒点の活動の方が、温暖化に関係しているのではないかという説が有力になっている。
これはデンマークの学者ヘンリク・スベンスマルク(Henrik Svensmark)らが10年以上前から研究しているもので、以下のような説である。宇宙は、星の爆発などによって作られる微粒子(荷電粒子)で満ちており、微粒子は地球にも常にふりそそぎ「宇宙線」として知られている。大気圏にふりそそぐ宇宙線の微粒子には、その周りにある水蒸気がくっついてきて水滴になり、雲をつくる。ふりそそぐ宇宙線が多いほど、大気圏の雲は多くなる。(ほかに雲の水滴の核になるものとして、地上から舞い上がった塵の微粒子がある)
S・Svensmark自身の紹介は、
ウィキペディア(英語版)の
http://en.wikipedia.org/wiki/Henrik_Svensmark
その論文については、pdfファイルで、
http://journals.royalsociety.org/content/3163g817166673g7/fullte...
読むことが出来ます。
日本語版ウィキペディアに「スベンスマルク効果」の簡単な解説が載っていますが、直接、論文の抄訳のようなものはないようです。
探してみましたが、結局、スベンスマルクの論文の抄訳のようなものは、
日本語訳ではないようですね。
英語版の論文集が「Cosmic rays and Earth's Cloud Cover」に載っていますが、
これはスベンスマルク自身のサイトのようですね。
ありがとうございます。エセ科学で切ってしまうことも容易いことでしょうし、
どちらがどうかということを見るためには30年も経てばはっきりすることで
しょうが、それを待っていられません。
もっと科学による検証が積み重なれられなければならない点もありましょう。
理論的には、30年たってもはっきりしません。
■地球温暖化は太陽活動とは関係なし、英王立協会紀要に論文が掲載
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200707122209&page...
実際、過去データで検証視した場合、因果関係はないとなってます。
まあ、「太陽から吹き付けられる膨大な宇宙線」だとしたら対策ができないので
世間受けもよくないでしょうね。
ありがとうございます。英王立協会紀要の該当論文をさがして読んでみましょう。
ありがとうございます。概略ではよくわかりました。
具体的な数値でより詳しく知りたいところです。