貨幣供給の増加→利子率の下落→投資・消費の増加により需要が増加→物がたくさん買われるようになるため物価が上昇
この点について教科書に詳しく書いておらず不安なのですが、教えてください。
通貨供給量を強制的に増加させた場合どうなるかという問題ですね。
常識で考えてみると比較的簡単に理解できると思います。常識過ぎる事は記録されないという部分はあるのですが...。
先ず、中央銀行が通貨即ち日本では円、アメリカではドルですね、を多目に貸し出します。中央銀行には常に銀行からのオーダーが来ていますからそれを早めに多目に押し込むわけです。
この場合、通貨だと考えずに一般的な商品と同じと考えた方が理解しやすい。銀行サイドではオーダーの注文は出したわけですから受け取ります。
受け取ったのは良いけど今度はそれを売らなければならない。即ちこの場合、どこかに(企業か個人)貸し出すか何らかの債権を購入するということです。
購入や貸し出しが増えれば相場が上がります。相場が上がれば儲ける人や企業が増えて儲けた分を再投資するか消費しようとしますが、商品の量は経済ほどに急激には変化しません。そこで商品の相場が上昇する。即ち物価が上昇する=インフレですね。
心理的な関数や物理的な側面を単純化して経済だけを数値化すれば以上のような理由で物価が上昇します。
もっとも、このモデルは短期的な側面だけを強調して理論化したモデルです。それぞれのパートにリザーブがあって、タンクは複数が絡み合い睨み合っているのが現実です。
それぞれの実力も数値化されてお互いに把握していますし、押し合いへし合いが現実でしょう。
こんにちは
利子率が低い状態を仮定します。
貨幣供給の増加→設備投資がおこなわれるようになる→消費が増える
このサイクルが旨くいくと、
利子率は上がりますし、労働賃金も上がる、商品の値段があがる、物価が上がる(景気がよくなる?)
利子率が高くても、借りる人がいれば貨幣流通量は増えます。
「長期的」に物価も上昇します
ありがとうございました。
回答ありがとうございました。