最近、「地方格差が広がっている」と問題視され行政の責任を問う声も少なくないようですが、個人的には実感がありません。

本当に社会問題になるほど田舎と都会での格差が広がっているのでしょうか?

給料に差があること自体は昔からそうですし、灯油やガソリンの高騰による家計の圧迫なんかは行政の責任ではなく格差とは別の問題だと思いますし。

「給料の差が昔はこれぐらいで現在はこのぐらいになった」とか、そういう具体的なデータを知りたいです。
もちろん他の要因でも歓迎です。


ポイントは内容に応じて配分する予定です。

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  • 終了:2008/03/05 12:08:59
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ベストアンサー

id:mnby No.3

回答回数241ベストアンサー獲得回数15

ポイント50pt

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#kenmin

この県民経済計算で、県民所得の各県推移がわかります。

格差の変化ということなので、実数よりも変化率を見た場合、東京だけが2001年2002年以外は伸びており、他県はおよそ2004年までは横ばいか下降、一部は2005年に多少伸びた、という状況です。

都会を東京、地方を他の県とすれば、所得面での元来あった格差がこの期間においては拡大していると言えると思います。

id:winbd

ありがとうございます。これこそ求めていたデータですね。

たしかに東京の毎年の伸び、そして平成17年の6.6%という大きな伸びは気になるところです。


しかし県民雇用者報酬を見ると東京の伸び率は他県と変わらずマイナスばかり。

ということは、一般人の給料の格差は広がっておらず、法人の企業利益が好調だということですね。


つまり、企業経営や財産運用などしている東京都民の所得が増え続け、それ以外は横並びというなんとも微妙な状態。

地方格差というよりは単純格差の問題のような気もします。

2008/03/02 07:08:32

その他の回答6件)

id:nil55 No.1

回答回数452ベストアンサー獲得回数17

ポイント15pt

こんばんは。

こんな資料はいかがでしょうか?(一応数字は出てきます)

http://www.jri.co.jp/press/2006/jri_060927.pdf

よろしくお願いいたします。

id:winbd

ありがとうございます。

要するに「地域格差はデータ上まだ確認出来ていない」ということですね。

私の想像していたこととだいたい同じ内容でした。

2008/03/02 03:05:48
id:mand No.2

回答回数4ベストアンサー獲得回数0

これはいかがですか?

http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/kijunkyoku/minimum/minimum-0...

これは県別の最低賃金なんですが、やはり都会に比べて差があるように感じます

直接的に関わるのはアルバイトばかりなのかもしれませんが自分のようにフリーターをしていると

すごい差のように感じてしまいます

(特に昼の飲食業などに従事していると最低賃金で働くケースも田舎では珍しくないので)

こういった労働者の賃金の指標も地域格差のひとつの目安としてつかえませんか?

id:winbd

コメント欄でも書きましたが、「地方格差があること」は当たり前ですし私もそれは認識しています。

そうではなく「地方格差が大きくなってきていること」についての疑問です。

最低賃金の格差は30年前からほとんど変わっていません。

2008/03/02 06:29:25
id:mnby No.3

回答回数241ベストアンサー獲得回数15ここでベストアンサー

ポイント50pt

http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/toukei.html#kenmin

この県民経済計算で、県民所得の各県推移がわかります。

格差の変化ということなので、実数よりも変化率を見た場合、東京だけが2001年2002年以外は伸びており、他県はおよそ2004年までは横ばいか下降、一部は2005年に多少伸びた、という状況です。

都会を東京、地方を他の県とすれば、所得面での元来あった格差がこの期間においては拡大していると言えると思います。

id:winbd

ありがとうございます。これこそ求めていたデータですね。

たしかに東京の毎年の伸び、そして平成17年の6.6%という大きな伸びは気になるところです。


しかし県民雇用者報酬を見ると東京の伸び率は他県と変わらずマイナスばかり。

ということは、一般人の給料の格差は広がっておらず、法人の企業利益が好調だということですね。


つまり、企業経営や財産運用などしている東京都民の所得が増え続け、それ以外は横並びというなんとも微妙な状態。

地方格差というよりは単純格差の問題のような気もします。

2008/03/02 07:08:32
id:mnby No.4

回答回数241ベストアンサー獲得回数15

ポイント10pt

http://labor.tank.jp/toukei/situgyouritu.html

次いで、失業率については、上記に97年~01年の変化が都道府県別にあります。

これも変化率でみると、東京+3県は、24~36%の増加。

他県は、石川・宮崎を除いて40%から100%の増加です。

この期間においては、失業率の首都圏とそれ以外の地域との格差が拡大していると言えます。

但し、直近のデータではないので、その後の変化がわかりません。

id:winbd

すいません、私の探し方が悪いのか変化率のソースが見つけられませんでした。

1997年と2001年の失業率の差を比べてもそれほど格差が広がったとは言いにくい気がします。

2008/03/03 01:41:08
id:miharaseihyou No.5

回答回数5240ベストアンサー獲得回数719

ポイント7pt

ここいらは田舎でもまだそれほどでもない田舎ですので、分かっている部分だけを書きます。

先ず自治体が直接運営しているバス路線の縮小が続いています。具体的には交通局(高給取りの地方公務員で運用されている)を廃止して民間委託→路線の廃止縮小、補助金の支給額を増やすか路線廃止かの二択が多い。料金の値上げも多い。利用者の減少が背景にあります。平均乗車数10人以下の路線が過疎の村の生活路線だったりします。

JRの運賃も利用者の減少とともに値上げの割合が高くなっていきます。

最近では医師不足や赤字による公立病院の廃止や診療所への格下げが多い。特に産婦人科は深刻です。受付を中止した病院も多い。

学校の統廃合も加速されています。児童数の減少で過疎の島のただ一つの小学校が廃校になるなどです。

航路の減便や廃止も多い。運行する会社の統廃合や運賃の値上げも燃料の値上げ以上に利用者の減少が応えています。

 

http://www.chugoku-np.co.jp/tokusyuu/mura/index_1.html

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%81%AF%E5%95%8F%E3%...

など読んでみられることをお勧めします。

id:winbd

すいません、具体的なようで全然具体的じゃないです。


バス路線のどこがどのぐらい廃止されたのでしょうか?

電車でも廃線になるとニュースになったりしますが、それは利用者数は相当少ないからです。つまり影響のある人はごくわずか。

値上げもどのぐらい上がったのかが知りたいです。


それと、JRの運賃は距離によって決められていたはずですが、一部の地域だけ値上げするなんてことがあるんでしょうか?


公立病院の廃止や診療所への格下げもその数を知りたいです。

廃校になる小学校の生徒は数人~数十人程度なので、無くなったから格差が生まれるということは無いと思います。


基本的に、田舎の交通機関は私営じゃなく公営のものがほとんどであり、利用者が減少したからといってそう簡単に値上げしたりはしないはずです。


ぜひ、お住まいの地域とその実態を具体的に教えてください。


追記:公営→市営やJR

2008/03/04 11:03:07
id:KUROX No.6

回答回数3542ベストアンサー獲得回数140

http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/4550.html

2003年の古いデータですが、GDPのデータです。

http://nmuta.fri.macserver.jp/home21.html

想定されているよりも格差は大きいですよ。

>電車でも廃線になるとニュースになったりしますが、それは利用者数は相当少ないからです。

>つまり影響のある人はごくわずか。

農業や漁業は、日本には必要ないということでしょうか?

>基本的に、田舎の交通機関は私営じゃなく公営のものがほとんどであり、

>利用者が減少したからといってそう簡単に値上げしたりはしないはずです。

あの、JRも私営なんですけど、

田舎の交通機関で、公営ってたとえばどういうのを想定してるんでしょうか?

市営バス 2時間に1本とかですか(^^;

田舎ってこれぐらいですか?

それとも市営バスも走ってないところですか?

市営バスがはしってなくても、住宅街はいっぱいありますけど。

id:winbd

いや、だから何度も言ってますけど都会と田舎で格差があることはわかってるんですってば。

「格差が広がってきてること」を教えて欲しいんであって、そういう年度データで「格差はある」とか主張されても困ります。


そういやJRは法人化されたんでしたね(笑)

で、JR線のどこが廃止されてどこの路線が値上げされてるんですか?

法人化されても距離により運賃が決まっていることは変更されてないと思うんですが。

民営化された前後にはかなりの数が廃線になったはずですが、それ以降特にここ10年以内で廃線になったのなんてほとんど無いと思います。

JRバス路線ならあるのかもしれませんが、ニュースになったりしないので全然情報が無いんですよ。


ともあれ、論点がまったくずれてますので、「格差が広がっている」という点からの回答をお願いします。


追記:過去10年で廃線になったJR路線は1つだけでした。

http://park7.wakwak.com/~oya-p/train/haisen.html

2008/03/04 08:05:31
id:w83 No.7

回答回数67ベストアンサー獲得回数2

ポイント40pt

完全失業率で参考になりそうなのを調べてみました。まず総務省統計局のHPから。

1983年~2007年までの完全失業率の推移

http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/zuhyou/lt08-02.xls

東京は南関東に含まれているようです。2番目のシートで確認してください。

全国平均と南関東とを比較してみますと、89年まで南関東の失業率は全国平均と同じか、やや下です。ところが01年まで全国平均を上回ります。しかし02年には同程度かそれより下で推移しています。

また私が住んでいる三重県の地域別のデータです。

http://www.mie.plb.go.jp/toukei/jyosei/1812/jyosei06.html

三重県は南北の格差が指摘されています。このデータを見る限り、各地域ごとに回復傾向があるにせよ、伸び率に格差が認められるのではないか、と思います。

http://map.yahoo.co.jp/address?ac=24&type=

三重県の地図です↑

id:winbd

これまた素晴らしいデータをありがとうございます。

東北に限って言えば失業率が上昇傾向のようですが、逆に九州や四国は下降してたりなど田舎の中でも結構な差がありますね。

地方単位なのでなんとも言い難いですが、南関東はともかく東海地方や近畿地方が好調なのを見ると、やはり都会の失業率は減っているのかな?という印象もあります。


都会と田舎という考え方だけではなく、田舎の中での都会と田舎みたいなのもたしかにありますよね。

三重県限定とはいえ参考になります。

2008/03/04 07:53:48
  • id:miharaseihyou
    総務省統計局へアクセスできない。接続が遮断されているようなので、コメントにて。
    要するに地方の人口の減少=過疎化が激しいので地域経済全体がレベルダウンしているのが原因です。中央から離れるほどその傾向が高い。北海道とか九州など典型的です。
    たとえば商品が揃わない。人手不足。過去の自治体の借金も相対的に加速度的に割合を増している。つまり行政サービスの割には税金が高くなるか、将来の再建団体へリーチが掛かるかの二択になっています。そのくせ合併特例債で借金を増やそうという自治体が多い。「今のうちに」といった焦りが無理な投資に走らせています。
    最近のこのあたりの噂では特例債で無駄にデラックスな町役場を三つも新築してから合併した近くの自治体が危ないそうです。
  • id:Nigitama
    データがないのでコメントで失礼します。
    私は、東京生まれの東京育ちで、現在は田舎暮らしです。

    「格差」という言葉がちょっと曖昧で幅広く受け取れるので
    このコメントが役に立つか分かりませんが、書いてみます。

    私も田舎暮らしを始める前は「本当に格差があるのか?」と思ってました。確かに給料は安いが家賃も安い田舎です。その点は昔から変わらないと思いますが、公共のサービスにはかなりの差がでてきているように思います。

    自治体を会社にたとえるなら慢性赤字体質の倒産寸前企業です。
    昔は国からの出資があったので不採算事業も続けられましたが、最近は財源も (権利も) 子会社に委譲されてきているので公共サービスはどんどん縮まってます。

    都会生まれの私にとっては意外なところでお金がかかり時間もかかり不便な思いをします。

    人口も少ないし財政も最悪なので仕方ないですが、
    公共交通や、役所のサービス (の質・量)、医療関連の事情・・・
    いろいろなところで「都会と同じ待遇」を望めません。
    それどころか、年々縮小し続けています。

    都会では夜でも土日でもすぐに手に入ったものが
    田舎では平日の8:30~17:00までしか窓口は開かず、
    行っても迅速な対応はあまり望めず・・・
    公共交通機関の質・量が都会に比べて圧倒的に貧弱です。そして高い!(利用者が少ないのである意味当然ですけどね)

    都会では無料や激安で受けられたサービスでも
    田舎では(私にとっては)意外なところでお金を取られたり、
    都会と同じ金額を払っても同様の環境を手に入れることはできません。

    医療機関は遠く、交通の便も悪く、おじいちゃんとおばあちゃんであふれ、ベッドはいつも満床・・・退院しても行く当てがない人を退院させざるを得ない・・・

    上記のようなことを「格差」という言葉の枠内に入れるべきかどうかは別として、生活してみて初めて実感する「都会との違い」はたくさんありました。

    地方への権限と財源の委譲がさらに進めば、良いところもたくさんあると思いますが、こうした「カット」も増えていくと思います。

    そうした「差」は存在していますし、これから少しずつ広がっていくのではと思っています。

    ※私は上記のことについての是非を論じているつもりはありません。
  • id:winbd
    >miharaseihyouさん
    たしかに人口の減少により地域経済がレベルダウンするというのはよくわかります。
    しかしそういったよく言われている話は机上の論であって、実情としてどこがどう変わったかを知りたいのです。
    マスコミが取り上げるのも明らかに「田舎の貧乏な人」ばかりで格差を煽ってるようにしか見えませんし、
    地域経済がレベルダウンすることによって実際に何がどのぐらい変わったのか?という例はまったく出てきません。

    ちなみに最低賃金の格差データでは平成15年までほとんど変わっていません。
    http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/10/s1021-5e4.html
    平均賃金ではないですし、ここ4年間のデータが無いので実情データとしては緩いですが、ここから急激に格差がつき始めたとも思えずこういう質問をしてみました
  • id:winbd
    >Nigitamaさん
    いえいえ、私も地方と都会に格差があることはわかってますよ。
    そうではなく、「格差が広がっている」ということについての疑問です。

    田舎の医療崩壊や低賃金、交通の不便などはもちろんあります。
    しかしそれは昔からずっとそうであって最近急激になったわけではありません。

    都会の人が田舎に行けば間違いなく格差は実感出来るでしょう。
    格差の広がりを確認したいというのが論点です。
  • id:hayate_007
    知らぬが仏ってのはほんとによくできた言葉です

    前のコメントで述べられているように格差が数値的に相当量存在しても比較対象がなければ
    実感はできないですよね.実証データはないので個人的な所感ですが,格差社が騒がれてい
    るのは,詳細を省いて極論すると


    一昔前であれば都会から田舎・田舎から都会というように

                「実際に体験しなければ実感できなかったはずの感覚」が

    情報があふれ情報に慣らされてしまった現在では,情報の重み付けが

                 「実体験のそれに近づいている」ために騒がているれうのではないでしょうか.
  • id:w83
    データを持っていないので、コメントさせていただきます。給与格差に目がいっています
    が、地方に住むものとしては給与格差というよりは、就業の機会が失われているのではな
    いか、と思います。有効求人倍率や完全失業率、人口変動率をあたってみてはいかがでし
    ょうか。また路線価格か公示地価の変動率を調べるのも手ではないでしょうか。

     
  • id:winbd
    >hayate_007さん
    非常にわかりやすいご意見ありがとうございます。
    まさにそれが騒がれる原因として最も大きな理由だと私も思います。


    >w83さん
    そうですね。給与以外の面でも比較してみたいのですが、年度データは結構簡単に見つかる反面、推移のデータはなかなか転がっていないので困りものです。

    地価は間違いなく東京が圧倒的に上昇しているでしょうね。
    だから回答3のデータにもあるように、財産運用の所得が上がっているのでしょう。

    失業率は昔から地方は高めという印象ですが、数値上ではどうなのか気になるところです。
    もっと細かい部分で言えば、野菜の値段とかそんなとこでもいいんですけどね(笑)
    とにかく「地方の生活を圧迫する要因で、都会には影響の少ない部分」があればなんでも。
    でもガソリン以外にはそう無いですよね。
  • id:miharaseihyou
    http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/koutarou.html
    智恵子は東京に空が無いといふ。
     
    本当ですね。windbさんが何を求めておられるのかヨク分かります。しかし、数値化されたデータを総合した実情は中央官庁で取りまとめようとしない類のデータなのです。
    中央集権国家の基本的な欠点ですが、地方と中央の乖離が指摘されるようになって久しい。
    首都圏に住んで通勤電車に揺られ、限定された選択肢の中でストレスを感じながら生きている人には「田舎の実情を感じ取って欲しい」と言っても難しいと思います。
    想像力と言うよりも、その元になる自然そのもの、生物としての人間を感じ難い環境に置かれているのですから。
    首都機能の移転も官僚の抵抗から頓挫していますが、省エネや日本全体での効率を考えれば絶対に必要な事です。しかし、想像力の欠如した官僚には既得権益の侵害としか写らないでしょう。
    先般、都市への法人税を人口に応じて再配分する改革が為されましたが、コレなども遅きに失した。
    田舎は国家の後背地としていままで日本を支えてきました。人、物、金を中央に吸い取られながら必死で踏ん張ってきた。
    その田舎が徐々に失われてきているということは日本全体が弱体化してきているということです。
    windbさんの危機意識とでも言うべき感覚は正しいと思います。

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