ここ1年ほど弊社の代表が原油をロシアから中国へ輸出する仲介のビジネスに関わっています。
そのビジネスにはかなり怪しげな人たち(日本人)が絡んでいて、パイプライン使用料などの名目でかなりの金額をすでに使わされているようです。
今月初めに今まで何度も頓挫してきた原油の出荷が本決まりになったとの連絡を出荷元のエージェント(上記の怪しい日本人達)から受け、客先からのLCをそのエージェントにトランスファーするように指示されています。
そこで質問なのですが、このLCをトランスファーしてしまっても大丈夫なのでしょうか?
LCの流れは下記の通りです。
顧客(中国)→弊社(HK)→エージェント(オーストラリア)→輸出元(ロシア)
LCの額面はUS$35,000,000で弊社の取り分はその8%の契約です。
現在、ウチの代表は原油のPOP(proof of product)が届いて大喜びしてますが、私としては詐欺の様な気がしてなりません。
このLCをエージェントにトランスファー後に換金される可能性などはないのでしょうか?詳しい方、アドバイスをお願いします。
35M$の取引に関してこういうところで質問するという時点で詐欺に遭うのは必至のような気がしますが。
「エージェントを信用していない」つまり金を払っても物が来ないという可能性が示唆される訳だよね。
LCってletter of creditのことだと思うけど、これには条件が記載してあるはずで、テクニカルにはその内容次第ということになるかな。最終顧客が「ウン」と言わなければ支払われない条件(顧客への原油引渡し)に普通はなっているはずなのでLCをエージェントに渡してもたちまち支払いが行われることは無い。
そういう意味ではLCをトランスファーすること自体は大丈夫なはずなんだが、LCの条件をより詳細に検討して結論を出すべきだろうね。そのエージェントを信用していないならINVOICEを偽造される可能性は無いかとかまで含めてね。
取り分の1%ほど使って専門の法律家に検討させてもいいのでは?
文面から想像してもらえれば分かると思いますが、エージェントのことは全く信用していません。
その上で、LCのトランスファーについてテクニカルな回答を期待しています。