wikipedia「児童ポルノ」(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%AB%A5%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E)によれば
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児童ポルノが児童のレイプの一因となるというのは比較的広く支持されている意見だが、全ての児童のレイプの原因は児童ポルノであると断定することはできない。児童ポルノの約9割がアメリカにより消費されている事情も一因であろう。
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とありますが、以下のことを教えてください。
・世界的に見て児童ポルノの消費率の高い国を3つ
・その国の児童レイプの犯罪率
・その国で消費されている児童ポルノの特徴
※参考文献の提示をお願いします。
質問が非常に抽象的であり、質問されている統計を得る事は難しいと思われます。
上から一つ目ですが、まず「児童ポルノの消費」が何を指すのかを厳密に定めることが必要です。
対象物としては、児童そのものから本・写真・ビデオテープ・デジタルデータと多岐に渡り、これらのどれが消費されやすいのかは各国の事情により異なります。
(ネット普及率の低い国でインターネットによる消費が高くなることはないでしょうし、貧困や法制の違い等により児童買春が行われやすい土壌が作られてしまう国もあります)
また、検挙数なのか、金額ベースなのか、それを人口当たりの割合で示すのかというような統計の取り方の違いでも、国毎の順位は変わってしまいます。
例えば、金額ベースで調べた場合、貧困な国の児童買春と大国のインターネットによる児童ポルノ閲覧とを比べてしまうと、前者が後者に対し非常に少ない値で評価されてしまうことも考えられます。
よって、これらの国別順位というのは、あまり意味を持たないことが多いでしょう。
二つ目の犯罪率についてですが、人口に対する犯罪率か、犯罪カテゴリに対する犯罪率かが不明です。
レイプ犯罪の統計自体は世界各国で取得されています。
WikipediaにRape statisticsというそのままの名前で記事が作られています。
Rape statistics - Wikipedia, the free encyclopedia
ただし、上記記事にあるとおり、国によって思想・法・統計手法からカウント方法まで異なるため、グローバルに比較するのはやはり難しいかもしれません。
なお、USであれば上記記事から飛べるUSDOJの統計があります。
Bureau of Justice Statistics Incident-Based Reporting Statistics page
また、児童レイプというくくりではありませんが、レイプ犯罪のみであればUNODCに世界統計があります。
Eighth United Nations Survey on Crime Trends and the Operations of Criminal Justice Systems
以前はICPOのサイトでこの手の統計が閲覧できたのですが、現在は制限されているようです。
三つ目は統計その他から得られる推論を指し示しているため、上二つとは領域が異なります。
一つ目の統計があれば、それがそのまま各国の消費の実態を推測するための資料になるかもしれません。
また、特定の国において、消費の傾向を調査・推測することは可能だと思われます。
しかし、前述の通り統計を取るのは困難でしょう。
回答ありがとうございます。
>質問が非常に抽象的であり、質問されている統計を得る事は難しいと思われます。
質問を曖昧にしているのは、解答者側で自分の意見でそれらの言葉を定義して考えられるようにという意図です。
>上から一つ目ですが、まず「児童ポルノの消費」が何を指すのかを厳密に定めることが必要です。
それも含めて解答者側で定めてもらっても構いません。「犯罪率」に関しても同様に定めてもらって構いません。
(厳密な解答が欲しいのではなく、考え方の一つの参考になるような解答が欲しいのです。)