「今日をちょっと楽しく、ちょっと特別にすることって何だろう?家で過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運」。イエと日々に幸運を呼ぶ、幸福を招く、ちょっと幸せな気分になる、そんな暮らしのサプリを生み出していきませんか?衣食住、健康、リラックス、生活習慣…。日々の小さな幸せになることなら何でもOK!毎回のテーマをヒントに、幸せのサプリ、そこにこめた思いや由来とともにメッセージ下さいね。
※日本と世界の言い伝え&おまじないも常時募集しています!
#008 THEME:「鏡」「服・装い」「集いの空間」+「言い伝え&おなじまい」
サプリ例はコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080402
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#SapriF
※今回の「いわし」ご投稿は4月7日(月)正午で終了とさせて頂きます。
私も準備されたモノの組み合わせを一生懸命考えたのですが思いつきませんでした!
これは子供にやってあげたらとても喜ぶと思います。魔法使いになって虹をみせてあげたいですね^^
あれは小学校低学年の頃でした。夏休み。太陽がじりじりと照りつける真夏の昼間。母が、水遊びしようかと誘ってきたのです。私は大喜びでパンツ一ちょになって水鉄砲を持って庭に飛び出しました。が、母が持ってきたのは洗面器と鏡でした。小脇にはカレンダーも抱えています。な、な、何だ、この脈絡のない持ち物は!!
あっけにとられている私に、母は「今からいい物見せてあげる」と言って、うれしそうに大きなカレンダーを塀に後ろ向きに掛けました。裏面の白い紙が眩しく光ります。
庭の水道で洗面器に水を張り、さあ準備できたわよと母。何が始まるんだろうと隣にしゃがんで見ていると、母は洗面器の中に鏡を沈め、それでカレンダーの裏を照らし始めました。すると・・・・。
なんと、紙の上に虹が現れたではありませんか。うわぁぁぁ!! これはビックリです。なんと、私の母は魔法使いでした!! 私はパンツいっちょの間抜けなカッコで、いつまでもその美しい虹に見入っていました。
種明かしをすれば簡単なことで、光の屈折率の違う水と空気に鏡を組み合わせて、プリズムと同じ状態を作って見せてくれただけなのですが、光と水、そして鏡という組み合わせは、幼な心に魔法を印象づけるに十分な材料でした。以来しばらく、わが家には魔法使いがいると思って、ドキドキしながら過ごしていました。
魔法使いになってみたいお母さんやお姉さん、ぜひ晴れた天気の良い昼間に、こんな実験をして小さなお子さんに見せてあげてください。注意点はひとつだけ。それは鏡に反射した太陽の光を直接覗き込ませないということ。必ず白い紙や白い壁などに反射した虹として見せるようにしてくださいね。
なお、光の状態や虹を投影する面の状態、また鏡との距離などによっては、綺麗な虹にならないこともありますから、予め予備実験をして、よく虹が見えることを確認してから実施されることをお勧めします。