【世界的な反中国運動の原因は?】

 日本では、ネット上で北京五輪に批判的な意見が多いですが、その根底にあるのは、チベット云々というより、以前からあった中国への反感ではないか、と思っています(少なくとも、チベットを支持するためにチベット国旗を掲げる、という人より、中国への嫌がらせのために掲げる、という人の方が多いのではないかと)。
 これは、中国が歴史問題を度々外交カードに使ったり、国民に反日教育を施して敵愾心をあおっていること、言い換えれば、
「相手がこっちを嫌ってるからこっちも相手を好きになれない」
という反感が原因で、チベットとかギョウザとか著作権問題とかはおまけであろう、と考えます。
 
 しかし、その他の各国でも反中国活動が活発なのはなぜなのでしょうか。
 中国との間に大して歴史的な抗争がなさそうな国々でも活発な活動が起きているのが不思議です。
 いくつか可能性を考えたのですが(コメント欄に書きます)、どうも納得できません。
 
 どなたか事情に詳しい方、ご教示ください。
 (質問の前提が間違っている、という指摘もあればどうぞ)

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  • 終了:2008/04/26 09:20:02
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回答8件)

id:mnby No.1

回答回数241ベストアンサー獲得回数15

ポイント17pt

ダライ・ラマやチベット問題については、詳細を今回初めて知ったという欧米人は多いです。欧米人にとってはイスラム教との確執のほうが圧倒的に大きな宗教問題であり、チベットについては知っている人は知っている、という程度でした。

今回はおっしゃるとおり、欧米でも、積もり積もった反中国感情が顕わになった格好です。

20世紀は戦争の世紀と言われます。

人権、環境といった、欧米諸国が破壊しながらも、その反省の末、保護されるべきという共通の前提に至ったわけです。

それに対して、後から来た中国がそれを無視しながら経済成長を続け、強い発言力を持ち、強硬な姿勢を崩さないことについては、欧米人には嫌悪感が強くあります。

人権、環境、知的所有権、中国製品問題といった問題が、欧米人の不快感を生んできたのは間違いありません。

http://www.google.com

id:filinion

>チベットについては知っている人は知っている、という程度でした。

ですよね、やっぱり。

 

>反省の末、保護されるべきという共通の前提に至った

そうですね……。

 

正直なところ、

「よその国の人権とか環境とかを守るために大規模なデモを起こすほど、人間は善良で世話好きだろうか?」

という疑念がありました。

 

しかし、人権思想を確立するために大きな代償を支払った欧米では、そういうものが重視されている、のかも知れませんね。

 

現状は、

「我々は人権も環境も保護してるのに中国ときたら……」

という欧米の言い分と、

「お前らだって成長の過程ではあくどいことを……」

という中国の言い分、というわけでしょうか。

 

なんか、我先に植民地拡大競争をやった欧州各国と、それが終わった後で植民地を獲得しようとして戦争を引き起こした大日本帝国・ドイツ第三帝国の図に似ているような……。

 

欧米のどこかにお住まいである/だったのでしょうか。

実際、現地の人達の意見を知りたい、と思っていました。回答ありがとうございました。

2008/04/19 18:16:18
id:Harlock No.2

回答回数82ベストアンサー獲得回数3

ポイント17pt

歴史的に中国と抗争が無い国でも、中国に対する反中国活動が盛んな理由は何故か?

という質問と読み取りました。

2つの視点から回答を書いてみました。


【1つ目】

http://homepage1.nifty.com/yk/conflict_menu.htm

地域紛争のまとめ

それは自分たちの国でも同様の民族紛争があるから、支持しているのです。

よく見ると分かると思いますが、国家レベル(政府レベル)で、今回のチベット問題に

対する中国へ非難を示しているのは、現状で同様の問題を国内に抱えていない国です。

国内に同様の問題を抱えている国の政府が、非難の声をあげたら、自国の民族問題も

認めることとなり困るからです。

裏を返せば、そのような国で、国からの独立を望んでいる人々にとっては、チベット

問題はオリンピックと合わせて世界の注目を浴びているし、民族の独立の気運が高ま

れば、自国でも同様に独立が勝ち取れるかも知れないという期待が働いているのです。


民族問題もなく、平和に暮らしている国の人々ではなかなか発想できない論理かも

知れませんね。


【2つ目】

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=98605&servcode...

中央日報

上記とは別の次元で、中国自体に対するバッシングというものはあると思います。

しかし、それは急成長の中で、世界の一員としてのルールやマナーが、まだきちんと

していないだけで、時間は掛かるでしょうが、きちんと教育とか意識が変われば解決

していくものだと思います。

まずは何よりも中国政府がもっと世界を見る目を持つべきと個人的には思いますが。


以上です。

id:filinion

>同様の民族紛争があるから

なるほど。それは考えませんでした、が……。

 

つまり、チベット独立を支持して(ダライ・ラマは「独立」とは言ってませんが)、それが達成されれば、ドミノ式に自分たちも、ということでしょうか。

してみると、ロンドンでチベット支持のデモをやってる人達は、実はみんなアイルランド人だとか?

 

ううん……。

 

そうなんでしょうか……?

 

確かにイギリス政府は「開会式をボイコットする」と言ってはいませんが、全体としては批判的な姿勢のようにも見えるんですが……。

 

>民族問題もなく

日本は単一民族国家。

と、中曽根康弘首相(当時)は言った。

 

>急成長の中で、世界の一員としてのルールやマナーが、まだきちんとしていないだけ

そうですね。

時間が解決してくれる……のかも知れませんが、それがなるべく早いことを祈ります。

中国自身のためにも。

 

しかし人民日報、

「賞賛されながら大国が前進するということはありえない」

と来ましたか……。うへえ。

まあ、正しく歴史に学んだ態度とも言えますが……。

 

歴史の暗部を抱えなくとも大国になれる、という模範を示して欲しいものですね。

 

興味深い資料、ありがとうございました。

2008/04/19 18:14:16
id:taknt No.3

回答回数13539ベストアンサー獲得回数1198

ポイント16pt

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E4%B8%AD

こちらに まとまってますが、安い労働者が大量に 各国に流れたため、

雇用の場を奪うこととなり反感を まねいたようです。

id:filinion

19世紀の話ですか。

まあ確かに、それ以来続く反感も底流にはあるのかも知れませんね。

 

回答ありがとうございました。

2008/04/19 18:13:47
id:jyoushikitaro No.4

回答回数14ベストアンサー獲得回数0

ポイント16pt

これは外務省キャリアの友人から聞いた話し。


およそ世界で起こる政治的な問題の一切は、各国の国益をかけた、覇権をかけて駆け引きの現れで、今回の一連の「チベット問題」もその例外ではないということです。


昔から欧米は、Divide and Rule(分断して統治せよ)を常套手段として、ターゲットをごちゃごちゃにしながら権益を握ってきたわけです。少数民族の指導者に資金援助したり、反政府運動をサポートしたりと手法は様々です。


大国化する中国の最大のアキレス腱は、「チベット問題」で、逆にいうと各国の最大の外交カードが「チベット問題」というわけです。


アメリカ イギリス フランス ドイツの領事館は、チベット自治区に隣接する四川省の省都・成都市にありますが、中国政府は、はじめなかなか認めず重慶におけと主張していたそうです。


各国が成都に拘ったのも、中国政府が嫌がったのも「チベット問題」があるからです。ちなみに、チベット自治区の暴動鎮圧を指揮する本部は、成都に置かれています。


日本はなさけないことに重慶に領事館を置いています。


この成都の領事館は、欧米にとっては最も重要なインテリジェンスの拠点で、「チベット問題」をターゲットにした戦略拠点です。


内側と外側から中国を弱体化させ、最終的な目標は、チベットの独立でしょう。地下資源の豊富なチベット自治区は魅力的です。


一連の事象には筋書き(Divide and Rule)があると考えていいかと思います。

http://q.hatena.ne.jp/answer

id:filinion

>これは外務省キャリアの友人から聞いた話

おお。

 

>世界で起こる政治的な問題の一切は、各国の国益をかけた、覇権をかけて駆け引きの現れ

ううむ。

 

政府の外交活動についてはそうでしょうし、おそらくそうあるべきとも思うのですが、一般市民の抗議行動までその範疇に入れるのはちょっと陰謀論くさいような。

例えば、ベトナム戦争に対するアメリカ国内の反戦運動は、「国益」という観点にはむしろ反するものであったのでは、と思うのですが……。

もちろん、中には政府から金をもらってる「市民団体」もあるのかもしれませんが。

 

>各国が成都に拘ったのも、中国政府が嫌がったのも「チベット問題」があるから

国家に真の友人はいない。

国家間外交が長期戦略に基づいて行われている、というのはきっと正しいのでしょうね。

 

>日本はなさけないことに重慶に領事館を置いています。

……日本は外交下手だと言われますね……。

 

重慶に領事館を置いたのには、我が国独自の外交戦略があるのだ、と信じたいところではあります。

 

興味深いお話ありがとうございました。

2008/04/19 18:16:43
id:Baku7770 No.5

回答回数2832ベストアンサー獲得回数181

ポイント16pt

 外儒内道という言葉があります。つまり交渉に先立って儒教思想に基づいた厳格な倫理を求めて来るのに対して、実質的には堕落した仕事しかしてこないといった意味です。

 

 私の知り合いでも、中国側で納期を完全に遅らせてくれたお陰で機会損失を招いたにもかかわらず費用だけはしっかり取られたと嘆いている者がいます。

 中国は大国として国連の常任理事国でもありながら、チベット以外にも台湾もありますし、領土的要求をしている。

 

 結局そこなんですね。著作権や毒入りギョーザにしても偉そうなことを言っているくせに自国はなんだといった感情が入ってしまう。そしてこっちは悪くないと言って何も対処しない。結局輸入した業者が対応せざるを得ないんですね。

 米国で中国製玩具56万点を自主回収したのが好例です。

 

 ギョーザにしろ、業者の問題ですが、その後国家が中国側は悪くないと主張しています。つまり、悪かったという点を認めないんですよ。そりゃ嫌われますね。

id:filinion

回答ありがとうございます。

 

リンク先、ざっと読みました(長い……)。

 

ううむむむ。

中国で賄賂が絶えないのは、贈り物を重視する儒教の影響がある、とは聞きます。

(我が国のお中元・お歳暮・香典・香典返しなどなどにも)

 

とはいえ、儒教を打算的なもの、と言い切るのも……。

欧米のピューリタニズムだって金儲けを否定はしてないわけで、さもなくば資本主義の発達はなかったかも知れないんじゃないでしょうか。(古い意見なのかも知れませんが)

「肉や欲や罪のためではなくて、神のためにあなたがたが労働し、富裕になるというのは良いことなのだ(バクスター)」

タオイズムも私は嫌いじゃないなあ……。

 

というか、日本以外の諸外国のことをおたずねしていますので、毒入りギョーザとか「私の知り合い」とかのお話をうかがっても。

(海外勤務なのかも知れませんけども)

 

……まあ、おそらくたぶん、日本以外の企業と取引する時にも、納期が遅れることはあるのでしょうね。

 

ただ、納期厳守については日本は世界でもトップクラスだと私は信じています。

納期にルーズな国は中国以外にもごまんとあるはずで、世界的な中国叩きの要因としては弱いんじゃないかな、と思いますが、いかがでしょう。

2008/04/19 18:33:58
id:miharaseihyou No.6

回答回数5221ベストアンサー獲得回数717

ポイント16pt

http://sankei.jp.msn.com/world/china/080408/chn0804082206004-n1....

中国は歴史的に見て東アジア最大の侵略国家でした。王朝が変遷しても中原を統一した後には必ず周辺への侵略を繰り返してきました。

極端な愛国主義と、それを支える中華思想は過去様々な侵略と圧政の理論的な背景を為してきましたし、現在も内情は変わっていません。

技術によって軍事的な可能性が広がった現在においては特に危険な国家なのは間違いありません。

情報や思想を国家が統制しているだけでも危険なのです。

チベット問題は現在被害を被っている侵略された他民族の実態を示していると同時に周辺諸国にとっての中国の危険性を如実に表現しているのです。

もちろん日本も埒外ではありません。

近視眼的な損得勘定以上の問題が中国相手だと特に強いのは間違いありません。

アメリカと付き合いを深めたのも内向外交と見れば納得できます。

id:filinion

中国共産党の支配下で暮らしたい、とは私も全然思いません。

 

しかし、今回の質問は、

「なぜ(東アジア以外の地域を含めた)諸外国で反中国運動が盛んなのか」

をおたずねしているのであって、

「なぜ中国は危険なのか(または、「なぜ危険だとみなされているのか」)」

をおたずねしているわけではないことにご注意頂ければ、と思います。

 

過去の中国が侵略的であったが故に危険であると目され、その警戒感が反中国運動を引き起こしているのだ、という趣旨かもしれませんが、

「過去に侵略的だった=危険」

というなら、先進国のほとんどは危険国家なわけで。

実際には、トリノオリンピックにエチオピアが出てきた(冬季には初参加だった)ことなどを考えても、それは主たる要因にはならないように思います。

 

そもそも、中国による侵略の脅威、という思いが、例えばイギリスやアルゼンチンでも共有されているとはあまり思えないのですが……。

 

>近視眼的な損得勘定以上の問題が中国相手だと特に強いのは間違いありません。

すみません、私の理解力が及びませんでした。

かみ砕いて説明して頂けないでしょうか(できればコメント欄で)。

 

>アメリカと付き合いを深めたのも内向外交と見れば納得できます。

アメリカと付き合いを深めたのに反中国運動が盛り上がっている、というのは、逆の場合(アメリカと対立して反中国運動が盛り上がった場合)と比べるとむしろ不思議だと思うのですが。

それと、「内向外交」とはなんでしょうか。

(中国語のサイトにしか出てこない言葉のようで、ちょっとわかりませんでした)

2008/04/19 21:53:26
id:ken33jp No.7

回答回数928ベストアンサー獲得回数13

ポイント16pt

中国の経済成長が目障り。

インドは許せても、中国は駄目なんだってさ>欧米人。

インドのカースト制は、人権侵害じゃないんだって(^^;

http://q.hatena.ne.jp/answer

あと、仮想敵国がなくなった現在、仮想敵国を作る必然性があるのです。

イラクは切り札につかったし、北朝鮮の切り札はリスク高いし・・。

で、今立場が弱い、中国。

id:filinion

>インドは許せても、中国は駄目なんだってさ>欧米人。

いわば、それがなぜなのか(なぜ中国だけは許せないのか)をおたずねしているわけです。

経済成長について言えば、中国ほどではないにせよインドも無視できないはずでは。

また、カースト制を人権問題と見なすのは、国連でも共通理解となっているはずです。

 

>仮想敵国がなくなった現在、仮想敵国を作る必然性がある

なぜでしょう?

外敵を創出することで、内部の結束を高める、ということでしょうか。

現在でもそういう手法が有効だとしても、それは政府の発想であって、民間の抗議活動までそれで説明するのは難しいように思えます。

それとも、ああいった反中国活動は政府が裏で糸を引いている、というご意見でしょうか?

 

>北朝鮮の切り札はリスク高いし・・。

「切り札」の意味がよくわからないのですが、軍事的な攻撃対象にする、といったことでしょうか。

なるほど、北朝鮮は国内を陣地化しているそうですし、特殊部隊も良く訓練されており、核も(実用になるかどうかは謎ですが)持っています。

でも、中国の軍事力(核兵器を含む)に比べたら、まるでお話にならないと思うのですが……。

2008/04/19 22:39:18
id:ayuoffice No.8

回答回数46ベストアンサー獲得回数1

ポイント16pt

やはり、社会制度のせいと思います。

欧米の民主制度と違っている社会主義国家中国は、市場経済を導入後、政治面でも経済面でも正真正銘な大国になってくるのが嫌がっていると思います。

中国と同じ莫大な人口を抱いている欧米の民主主義をやっている印度は、60年の市場経済をやってきたにもかかわらず、わずか30年の市場経済をやっている中国に大いに抜かれていて、どの社会制度がいいのかは世界中に議論されているようですよ。

実際、昔フランスやイギリスなどの影響力が大きかったアフリカ諸国は、みんな欧米離れで中国に急接近して、中国の社会民主主義がいいではないかとなっているようです。

ソ連の崩壊は、共産主義負けの証しになっていましたが、

中国の持続急成長は、中国式社会主義の成功の証しになるかもしれません。

実際は、ベトナムやキューバは、中国に学んで共産党独裁を維持しながら市場経済の導入によって、いずれも高成長を続けていますね。

http://q.hatena.ne.jp/

id:filinion

ええと、「社会制度」が、共産主義を指すのか一党独裁制を指すのかが定かでないのですが……。

 

ともかく、社会制度の異なる国が台頭しつつあることに、欧米の反発がある、ということでしょうか。

 

んー、中国共産党の言う「社会主義市場経済」体制が、本当に共産主義なのか、というと、どうも疑わしいように思うのですがどうでしょう。

(「社会民主主義」かどうかはもっと疑わしいと思います)

資本家が入党できる共産党なんて……。

 

ソ連時代、

「レーニンのころは良かった! 欲しい物はなんでも店にあった!」

という老人に詳しく話を聞いたら、NEP(新経済政策)時代の話だった、なんてエピソードもありますが。

市場経済を導入した共産国が成長している、というのは、共産主義の勝利を示すものとはあまり思えないのですがどうでしょう。

 

ベトナムにせよ中国にせよ、あの成長は共産主義の力というより、むしろ開発独裁と呼ぶのが適切なような。

もちろん、アフリカ諸国でもそれは力を発揮するかも知れませんが……。

(戦後日本の経済成長も、開発独裁呼ばわりする人がいるようで)

 

むむ。

まとまりませんが、確かに、異なる政治体制への不信、というのは背景にあるかも知れませんね。

ありがとうございました。

2008/04/21 21:41:21
  • id:filinion
    私が思いついた可能性はこんな感じなのですが。
     
    ・一部の人が騒いでいるだけ。マスコミは大きく取り上げているが、海外の(ひょっとすると国内でも)ほとんどの人は北京五輪に好意的。
    ・チベット問題。これまで日本人は軽視してきたが、実はチベットとダライ・ラマは世界的な支持を集めており、海外の活動家は、みんな真剣にチベットのためを思って行動している。
    ・人権問題。中国政府の人権侵害について、欧米人は日本人より真剣に考えている。
    ・経済問題。安価な中国製品と、中国の安い人件費が、国内に失業者を生んでいる。中国企業が成長を続ければ、自国の産業は国際貿易で危機にさらされるのではないか。
    ・環境問題。私たちはみんな宇宙船地球号の乗組員なので、中国の環境破壊は許せない。
    ・著作権侵害。日本人はパロディに寛容だが、アメリカ人にとって偽ディズニーランドは万死に値する大罪。
    ・危険な輸出品。輸出品のおもちゃに鉛を入れたり鋼材に放射能入れたりする国は、輸入停止だけでは生ぬるい。
    ・アジア蔑視。黄色い国が急成長してるのが許せない。
    ・レッドパージ。共産主義者どもは、我々の文化を征服し、破壊しようと企んでいるのだ!
    ・歴史問題。我々はアッティラの侵略を忘れない!(1500年くらい前)
     
    私としては、どれもなんか弱い気がするんですが……。

  • id:seble
    共産圏に対する反発は常にあるでしょ?
    資本家にとっては存続問題だかんね。
    最近の問題で言えばやっぱり天安門事件じゃないかな?
    他にも文革とか大きな問題を定期的に起こしてる気がする。
    もっとも欧米も中国をさんざ食い物にしてたけどね。
    あへん戦争とかね。
  • id:nofrills
    2番のご回答のコメントに関連して、英国での背景について知っている範囲で少し:
    > してみると、ロンドンでチベット支持のデモをやってる人達は、実はみんなアイルランド人だとか?
    ちょっと飛躍しすぎです。(笑)ブリテン島にいるアイリッシュには19世紀半ば(アイルランド自由国成立前、なおかつアイリッシュ・ナショナリズムの拡大以前)に移住してきた人たちの子孫が多いです。

    ロンドンでのトーチ・リレーでの抗議行動のオーガナイザーについては、私のメモによると下記BBC記事の前の版に、"six organisations (Free Tibet, Falun Gong spiritual group, Burma campaign etc)" とあったのですが、記事が更新されて、その記述は消えていますね。
    http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/7332942.stm

    下記ガーディアン記事にも、活動家の所属組織名は出てはいます。聖火ランナー(有名なテレビタレント)からトーチを奪おうとしたのは、Free Tibetの人だそうです。
    http://sport.guardian.co.uk/news/story/0,,2271457,00.html
    > Throughout the day there were incidents and flashpoints, the most serious occuring in Ladbroke Grove when a Free Tibet protester slipped through a 50-strong pack of British police and Chinese security guards before attempting to wrestle the Olympic flame from Blue Peter TV presenter Konnie Huq.

    この組織、Free Tibet Campaignは在英の組織です。
    http://www.freetibet.org/aboutus/freetibet.html
  • id:filinion
    >sebleさん
    >共産圏に対する反発は常にあるでしょ?
    そうですね。
    確かに、資本家と共産主義者は敵同士だと思います。
     
    ただ、中国共産党が本当に共産制国家を目指しているのか、というのはどうも疑わしい気がしてなりません。
     
    少なくとも、世界の企業は中国を巨大なマーケットと見なしているようだし、脅威を感じているとしても、自由市場のライバルとしてであって、「革命の輸出」の脅威ではないように思えます。
     
    >最近の問題で言えばやっぱり天安門事件
    チベット問題を天安門なみの大問題と捉えれば(そうでないと言うつもりはありませんが)、世界から非難を浴びるのも理解はできますね。
     
    >nofrillsさん
    貴重な情報ありがとうございます。
     
    >Free Tibet, Falun Gong spiritual group, Burma campaign etc
    「Falun Gong spiritual group」……って、法輪功ですか!
     
    してみると、チェチェンとかキプロスとかアイルランドとかが、
    「チベット独立を支持して、自国内でも独立の機運を盛り上げよう!」
    とかいうより、ミャンマーとか法輪功とか、元々反中国活動をしていた人達が、
    「チベット問題や北京五輪を機に、中国という共通の敵に対して団結しよう!」
    という構図なんでしょうか。
     
    んー。
    成田空港反対派集会に、(一部の)同和団体とか(一部の)障害者支援団体とかが集まってくるのに似ていますか。
     
    あるいは、ソ連という共通の敵に対して、大日本帝国とドイツ第三帝国が手を組んだような……(またその例か)。
  • id:miharaseihyou
    内向外交は変換ミスです。基本的な歴史的知識なのでまさかの誤変換でした。
    正しくは「内攻外交」。隣接する国は攻撃し、離れた国とは仲良くする。遣唐使などで日本は和(倭)の王の称号を与えられ留学生を受け入れてもらったり、贈り物をたくさん貰ったりしました。一方で満州やチベットなどは征服されました。揚子江南岸など完全に漢民族の領土になっていますが、古くは多くの民族が存在しました。現在は蛮族として中国の王朝の正史(その王朝にとって都合の良いことだけを記録した歴史書)に登場するだけの失われた民族も多い。朝鮮半島など民族が入れ替わってしまったぐらいです。
    現に台湾の領有や尖閣諸島の領有を主張していますし、可能ならば侵攻するでしょう。離れた国には利益を与えて、攻める予定の近くの国を応援しないように宣撫するわけです。
    http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1113344326
    あまり良いサイトが無かったので知っている人が少ないのでしょうね。
    現在は人口が増えすぎて支離滅裂な感じかな。
     
    植民地支配は先進国では割が合わないやり方として現在は廃れました。一番有名な例がイギリスのインドからの撤退です。
    マスコミの発達した法治国家としては割が合わないのです。
    反対者を全て投獄したり皆殺しにするわけにはいかない(本当は軍人にとっては殺してしまうのが一番簡単で効率的)からです。
    しかし、思想統制された、軍による政治への介入が日常的に行われている、ハッキリ言うと中国やロシア(クロアチアへの軍事介入など記憶に新しい)などでは事情が違うということです。ついでながら小規模な軍事国家による他国への侵攻も多々あります。
    何でもアリの環境破壊だけでも世界各国に被害を与えていますが、それ以上に軍事的な拡張主義を持った国家だということです。
    拡張するために何でもアリで生産を増やしている。水俣病が数百も束になってるような無茶苦茶な生産でです。
    日本人はインテリジェンスの扱いが下手ですから理解が及ばない人も多いだけです。情報を平和主義的に曲解する人が多い。
  • id:filinion
    >miharaseihyouさん
    ありがとうございました。
    「遠交近攻」は知っていたのですが、「内攻外交」は初耳です。
    お手数をおかけしました。
     
    中国に対する批判を色々書いて下さったわけですが、この質問に対する回答としては、中国の軍事的な拡張主義に対する警戒感が、欧米でも共有されているのが原因だ、といったことなのでしょうか?
  • id:filinion
    「なぜ日本以外の国で反中国運動が起きるのか」
    を質問したら、
    「私が中国を嫌いな理由」
    を答えてくれる人がいるという不思議。
     
    外国の方なのだろうか。
  • id:miharaseihyou
    遠交近攻が正しいのかもしれません。私の以前の調べ方が悪かったのかもしれません。
     
    他国の軍事的脅威に対する警戒感は「地続き」で攻めたり攻められたりした歴史を多く持つ国家では常識です。思想統制も同様。
    情報の扱いや情報に投じられる費用も日本では考えられないくらいです。
    日本は海で他国と隔てられてきた国で、しかも山の多い地形(道路が無い時代には機動的な軍の運用そのものが困難。物資の輸送も海運がメインだった)なので、地域地域が比較的穏やかな歴史を辿ることができた。
    アメリカの侵攻だけが唯一の例外でしたが独立を奪われるところまでは行かなかった。だから、実際に他国に侵略された経験を持つ国家・民族とは意識のしかたが違うのかもしれません。
    他国の侵略に備えるために、どこの国家も多大な費用をかけて軍を維持しています。それは建前だけではない場合が多い。
    今でも彼方此方の国境線で睨み合ってます。
    中国の軍事的な拡張主義に対する警戒感は、環境問題や人権問題とも併せて各国の共有するところでしょう。
    各国国内の人権団体や環境保護運動や利益追求型の圧力団体なども影響しているとは思いますが、それだけではfilinionさんも書かれている通り、国を挙げてヒステリックに反発する原因としては弱い。
    しかし、軍事的脅威に対する警戒感が底流にあるとすれば理解できるのではないでしょうか。
    ナチスドイツによる世界制覇の試みも世界史で習った通りです。よく似ている。北京オリンピックとベルリンオリンピック。チベットとポーランド。
    そして、さらにやっかいなことに現在は双方が核兵器を持っている。軍の移動速度や兵器の性能も当時とは桁違い。危険視されるのも当然でしょう。
  • id:filinion
    おっしゃることはわかるんですが……。
    「遠交近攻」で言うと、抗議活動が起きている国々の多くは「遠」になりませんか?
    パリやロンドンやブエノスアイレスの人も、「中国が我が国に攻めてくるかも知れない」と思ってるんでしょうか?
  • id:nofrills
    filinionさん、どうもです。

    @2008-04-19 19:27:51
    > してみると、チェチェンとかキプロスとかアイルランドとかが、
    >「チベット独立を支持して、自国内でも独立の機運を盛り上げよう!」
    > とかいうより、ミャンマーとか法輪功とか、元々反中国活動をしていた人達が、
    > 「チベット問題や北京五輪を機に、中国という共通の敵に対して団結しよう!」
    > という構図なんでしょうか。

    とてもややこしい話だと思うのですが、いくつか明確化しておきたい点があります。

    まず1行目に列挙されている固有名と英国(ロンドン)との関係ですが、
    「チェチェン」は微妙すぎる話のようで、ふつうに読めるニュースソースからはよくわかりません。
    熱心なチェチェン独立支援団体はありますが、その背景には複数の深い話があるようです。
    キプロスについては、英国はすでに直接かかわっておらず(キプロス島に英軍基地はありますが)、
    現在の「キプロス紛争」は「独立」の話ではなく、「ギリシア側かトルコ側か」です
    (冷戦期にはそれが「西側か東側か」の話だったのですが)。
    アイルランドについては「独立」(脱コモンウェルス)は1949年に実現されています。
    ただし北アイルランドは別の問題ですが、それも1998年のグッドフライデー合意以後のプロセスによって
    現在は落ち着いています。(北アイルランド問題、およびアイルランドのナショナリズムについては、
    はしょります。片手間で説明できることではないので。)

    次に3行目についてですが、
    「元々反中国活動をしていた人達」は確かにいます。
    その土地からの亡命者(英市民権を獲得している人もいるでしょう)、その土地での「反体制」活動家、
    などなどがおられることと思います。この点については私は何も知らないに等しいので
    (BBCなど大メディアが報じる範囲のことしか知りません)、これ以上は書けることもありませんが、
    英メディア(独立系)や政治ブログでお調べになれば、もっとわかるかもしれません。

    それに加えて、普遍的な「人権」についての態度というものがあります。
    たとえば、アムネスティ・インターナショナル(AI)は英国の組織です。
    (元々は60年代にポルトガルの独裁政権での人権蹂躙を「問題」として考えるところからスタートしています。
    AIは今回のチベット弾圧については「人権」という点から組織として声明を出していますし、
    先月の大規模な弾圧の前からも、チベット問題は「重要な問題」として取り上げられていました。)

    で、トーチ・リレーに関しては「北京五輪」の話であり、であるから当然「中国にNO」ということになり、
    「反中国」の活動として解釈もされるのですが、あのトーチ・リレーは、元々、
    ・本質的に、「沿道に観客」というイベントだった
      →「沿道にデモ隊」の状態になり、一部で「平和的抗議」とは言いがたい過激な行動があった
    ・仮にチベット弾圧がなくても、五輪前のイベントとして大きく報道される性質のものだった
      →チベット弾圧のせいで、「スポーツニュース」を超える性質を帯びた
    ということではないかと思いますが、だからといって
    ・英国全体(英国政府、および英国の人びと)が反中国的である
    ・英国は「反中国活動の温床」である(<「中国政府のプロパガンダ」みたいですね、この記述)
    といった結論は、導き出せないのではないかと思います。

    余談ながら、英国が「国を挙げて」(政府が公式な立場で)「反なんとか」に出た事例としては、
    最近では「ロシア」があります。アレクサンドル・リトビネンコ殺害事件後、主要容疑者引き渡しをめぐって。
    この件で、英国とロシアの外交関係はかなり混乱して、
    外交官の追放の応酬、ロシアにある英国政府機関(ブリティッシュ・カウンシル)の閉鎖など
    しばらくの間はニュースが途絶えませんでしたが、最近はその関連のニュースはありませんね。
    ロシアは相変わらず「英国は反ロシア的である」という調子のようですが、
    そろそろ大統領が交代するので、多少はムードが変わるかもしれません。
  • id:miharaseihyou
    現在は何でもアリで利を貪るといった態度なので、嫌われると同時に警戒されているのが一番でしょう。
    遠交近攻の場合は少なくとも遠には利を与えていたが、現在はそれも無い。領土的な野心もむき出しです。そのうち台湾進駐ぐらいは画策するでしょう。
    そうでなくても中国による他国の政権中枢の個人への直接投資は有名な話です。日本でどうかは寡聞にして知りませんが。
    情報統制と思想統制で国内の反発や政権の失墜が無いのを良いことに非合法でも迷惑でも「人の命で宝の山が買えるなら・・・」といったやり口ですから。
    そこへ持ってきてファシズムの台頭と植民地への圧政ですから完全に警戒されるでしょう。
    現在の世界には国家の違法行為を懲罰する制度は存在しません。あるのは国内対策と対外的な損得勘定だけ。
    フランスなど、ナチスドイツの時には一次大戦以降、マジノ線を突破されて降伏するまでファシズムの台頭に寛大な態度を取り続けたという反省もあると思います。
    農薬入りの餃子は自国の国民がやったのではないと言い張っているのを見ても信頼できる相手ではないと思われるのは当然です。
    現在は経済成長の結果、地球温暖化の一番の元凶にもなりつつありますが、安い商品を作って貿易で儲けて経済成長することだけを目的にしている。
    公害対策を「やります」などはリップサービスでしかありません。経済成長に支障をきたさない場合は「なるべくやります」ぐらいです。経費をかけて「努力します」ではない。
    貿易相手国としてもフェアな取引を期待出来ない相手でもあります。
    経済的な不利益をアンフェアな政策をごり押しして相手国に擦り付けるのですから、それだけでも被害甚大でしょう。
    保護貿易も温暖化対策としてだけでも対中政策上は採るべきと考えられるでしょう。経済による侵略に対抗するためにでも有ります。

    遠交近攻ということは近が攻められるのを見過ごしていれば近は滅ぼされて遠にあった国が近になっていくということですから対岸の火事と見過ごすのは愚か者の態度でしょう。ついでながら現在の近は日本でしょう。排日教育で危険な国家だと国民に教育しているのと、尖閣諸島に領土紛争を抱えている事、台湾の親中国政権の誕生などから完全に近でしょう。
  • id:filinion
    >nofrillsさん
    重ね重ねありがとうございます。
     
    やはり、人権問題に対しては、英国などは我が国より敏感な面があるのかも知れませんね。
     
    >チベット弾圧がなくても、五輪前のイベントとして大きく報道される性質のものだった
    なるほど!
    確かに、成功しようと失敗しようと、聖火リレーが大きく報道されるのは当然ですね。
    今、聖火リレーが大きく取り上げられていることは、別に「マスコミの偏向」などを持ち出すまでもない、と。
    言われてみればその通りですね。
     
    ううん、回答として書いて下されば、と思わずにはいられません。
    (無理にとは言いませんが……)
     
    >miharaseihyouさん
    お考えはよく解りました。
    私としても、日本と中国が近いことを否定するつもりは毛頭ありません。
    ありがとうございました。
  • id:taknt
    日本人に

    よその首相が たかが神社参りするぐらいで クレームをつけたり
    日本の領海でガソリンの掘削をするような

    中国が好きか?
    と聞いたら、好きだというやつは 変人ぐらいだろう。

    http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/j_kogi01.html
    中国人って何かというと デモをして 破壊しまくる。
    今回のフランスに対してもそうだ。


  • id:miharaseihyou
    フランスは中国に損害賠償請求するのかな?
    当局の関与は疑うべくも無いが。
    恥知らずにも白バックレるとは思うけど。
  • id:taknt
    http://www.enpitu.ne.jp/usr4/bin/day?id=41506&pg=20070123

    中国は、賄賂ですべて解決させてるような国だ。
    また、報道は、政府が管理し、中国政府に役立たないものは放送させない、
    洗脳国家でもある。

    洗脳された国民は、他国のニュースに腹を立てさせられて それよりひどい
    中国政府には 文句を言わず、他国に対してだけ文句を言う。

    また、靖国参拝に対して文句を言う中国政府が、日本政府がチベットに
    対して触れただけで、国内の事情に口出しするのは 日本だけだと文句を言う、
    とんでもない国である。

    中国では、農家と都市部で差別されており、農家は引越ししては いけないことになっている。
    ま、農家だから引越しもしないだろうけど、それを法律で定めるのもどうかな~~
  • id:filinion
    むむ。
     
    ・日本人が中国を嫌いな理由
    ・自分が中国を嫌いな理由
     
    それから、
    ・最近起きた事件(フランスのデモなど)
    は、質問とは無関係の話題ですので。
     
    「現在フランスで中国人のデモが起きているが、これと似たような事件が19XX年にもあって……」
    「中国は靖国参拝を非難しているが、これと同様の関係が~~国との間にもあって……」
    というようなお話なら歓迎しますが。
     
    コメント欄だから、趣旨とずれるのを承知で自由に書いていらっしゃるのかも知れませんが、念のため。
  • id:ayuoffice
    21日のフランスの有名新聞紙「フィガロ紙」は、今回のフランスでの反中国活動は、30年前の反日活動と似ていると報じたそうです。

    30年前のフランスの反日運動はどうなっているかと調べてみたら、以下のページだけを見つけた。

    http://subzero.iza.ne.jp/blog/entry/166747


  • id:miharaseihyou
    フランスは断わり入れに外務大臣を出しましたね。ミラージュ買って貰ってるからかな。
    そっちから剣突喰らったのかもしれない。
    日本のODAは未だに継続中ですが政党筋からもそうですが、マスコミも突っ込みを入れようとしない。
    日本が一番たくさん損している部分なのに。もちろん国民の血税が財源なので官僚には痛くないというのはあるのでしょう。
    しかし、こうまで何にも無いと中国側の対策が確実かつ綿密に各政党なりマスコミや官僚、企業サイドにも絡めて徹底して行われている、と考えるべきかもしれません。
    日本の公安はユルユルだって噂だけど、案外きちんと対策がされているのかもしれませんね。
  • id:filinion
    >ayuofficeさん
    情報ありがとうございます。
    「フランスは反日だ! 中国寄りだ!」
    って叫ぶ愛国人士がいるけど反中国運動が盛んな訳ですね、フランス。
     
    よくわかりませんが、「第三極」を目指したフランスのメンタリティってのも、独特のものだったのでしょうか。
     
    「ウサギ小屋」
    というのは、フランス語では手狭なアパートのことを指す俗語なわけで。
    (「ウナギの寝床」みたいなもんですかね?)
    その辺の説明抜きに
    「フランス人は日本の住宅をウサギ小屋呼ばわりした! 我々は侮辱された!」
    とか言い張る人は信用ならないと思います。
    意図的であるにせよ、単に無知であるにせよ。
     
    >miharaseihyouさん
    中国へのODAについては、よく言われることですが、環境対策への投資がかなりありますので。
    中国の公害は我が国の国益にもつながりますので。
    まあ、中国自身にやらせる方法があれば一番良いのかも知れませんが。
     
    私の好きな言葉に「陰謀論は知の極北」という言葉があります。
  • id:filinion
    皆様、回答ありがとうございました。
     
    うっかりして自動終了まで粘ってしまいました。
    個人的に「なるほど!」と思える回答を下さった方には、別途ポイントを送信したいと思います。
    申し訳ありません。
     
    いるかは脳内でnofrillsさんに。
  • id:nofrills
    filinionさん
    書き込みが遅くなりました。
    直接の回答になっていなかったのでコメント欄に書き込んでいたのですが、
    逆にお手数をおかけしてしまったようで恐縮です。

    以下、余談です。

    英国は、北アイルランド紛争で「自国内」にもかかわらず、かなりひどい人権侵害がありました。
    (一斉拘留、拷問、冤罪、誤審など。冤罪・誤審はイングランドでも発生。)
    北アイルランド紛争での人権侵害で、欧州人権裁判所に提訴されるということもありました。
    で、(何かと「反米的 anti-American」という言葉を使う米国の風潮と違って)、
    簡単には「反英的」という言葉は使いません。
    他の国についての報道記事でも、「反なんとか」という言葉を使うときには、
    例えばpro-China and anti-Chinaというように、
    それが明確な対立の一部だということを明示している場合が多いように見受けられます。
    BBCでは、イラクのムクタダ・サドル師についてさえ、anti-Americanという言葉はあまり使わず、
    単に「過激な宗教指導者 radical cleric」と書くだけのことが多いと思います。
    (正確にカウントしたわけではないので、「多いと思います」とか、漠然としててすみません。)
  • id:filinion
    >nofrillsさん
    ありがとうございました。
     
    >BBCでは、イラクのムクタダ・サドル師についてさえ、anti-Americanという言葉はあまり使わず
    なるほど。
     
    確かに、「親チベット」と「反中国」とはイコールではないはず、というのは私も感じていましたが、その辺りを切り分けずに質問してしまいました。
     
    もっとも、日本国内では、両者はほぼ同一視されている(というか、反中国がメインでチベットはおまけ)ようにも思えます。
    そもそも、中国政府自身「親チベット=反中国」という風に見なしているように思いますし。
     
    とはいえ、そういう風潮に巻き込まれて質問してしまいましたが、回答して頂く中で、欧米では純粋にチベット支持、という人が多いのかも知れないな、と考えさせられました。

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