水も当然当然抜けますが、ろ過方式が、よく知られている全量ろ過と違って、クロスフロー形式のろ過方法を取っているため、水が完全になくなることはありません。
水分を取らないと尿量が少なくなり、多量に取ると尿量も多くなるというのはこの方式によるものです。
判りづらいので、図で説明されているものを探しました。
一番目のものは原理の説明として、
二番目のものは、P3にある図を血管だと考えてください。
三番目は、ご存知だと思いますが一応糸球体の模式図がありましたので。
http://www.asahi-kasei.co.jp/membrane/microza/jp/kiso/kiso_3.htm...
http://www.gelifesciences.co.jp/tech_support/manual/pdf/hollowfi...
http://www.dm-net.co.jp/seminar/14_/
>特にグルコースは全てろ過されるとなっています。
グルコースは全量がろ過されるのではなく、ろ過されてしまったグルコースの全量が回収されるというのが正しいです。
原尿中の水の約99%が再吸収され,いったんろ過されたグルコース・アルブミン・脂肪の100%が再吸収される。
http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1_kaitei...
水も当然当然抜けますが、ろ過方式が、よく知られている全量ろ過と違って、クロスフロー形式のろ過方法を取っているため、水が完全になくなることはありません。
水分を取らないと尿量が少なくなり、多量に取ると尿量も多くなるというのはこの方式によるものです。
判りづらいので、図で説明されているものを探しました。
一番目のものは原理の説明として、
二番目のものは、P3にある図を血管だと考えてください。
三番目は、ご存知だと思いますが一応糸球体の模式図がありましたので。
http://www.asahi-kasei.co.jp/membrane/microza/jp/kiso/kiso_3.htm...
http://www.gelifesciences.co.jp/tech_support/manual/pdf/hollowfi...
http://www.dm-net.co.jp/seminar/14_/
>特にグルコースは全てろ過されるとなっています。
グルコースは全量がろ過されるのではなく、ろ過されてしまったグルコースの全量が回収されるというのが正しいです。
原尿中の水の約99%が再吸収され,いったんろ過されたグルコース・アルブミン・脂肪の100%が再吸収される。
http://www.keirinkan.com/kori/kori_biology/kori_biology_1_kaitei...
ありがとうございます。確かに教科書では「グルコースはすべてろ過・・」とは書いてないようでした、失礼しました。
この書き方は入試対策問題等で多くなっています。例えば血しょう、原尿、尿の成分表を使って計算する問題等です。
おかげさまで、謎が解けました。「クロスフロー形式」ですね、ありがとうございました。
なんか読んでてよくわからなくなってきた。まずここを確かめてください。
1、濾過の意味
濾過は通過するという意味です。濾過されるというのはそのまま流れるということです。
2、それを確認したうえで
「もし小さな成分が全てろ過されるならば水分もろ過されますが、そうすると腎小体から出た血管にはタンパク質しか残りません。それでは血球等が流れないということはないでしょうか」という論理になるのだろうか。
いや、僕が理解出来てないだけかもしれんね。ま、参考に。
教科書ってわかりにくいですよね。
?です。
http://www.page.sannet.ne.jp/inainaba/phy20.htm
まずはマルピギー小体のおさらい。
糸球体を包むBowman嚢という袋状組織とそれに続く尿細管のセット構造を指します。常に動脈血の一部がBowman嚢の中の糸球体で最初の血液濾過を受け、その後は尿細管と並行する毛細血管との間で再吸収/分泌(更なる濾過)によるバランス調整をされて静脈に戻される訳です。
>腎小体(マルピーギ小体)で「ろ過」される物質…特にグルコースは全てろ過されるとなっています。
陽性荷電物質および直径4nm以下の電気的中性物質が濾過される対象になります(※アルブミンなどのタンパク質は一般に直径が大きい上に陰性荷電物質なので通常の濾過対象とはならない)。血液中のグルコースは一旦Bowman嚢で大部分が濾過(100mg/分)されて尿細管を通り、再び尿細管からの再吸収(~375mg/分)によって血管へ戻ります。濾過の速度と再吸収の速度には一定の限界がありますので、濾過される対象(血液)が大量にグルコースを含む場合は”全てを”濾過できません。もし糖尿病のように血液内のグルコースが過剰になると、血液中のグルコースが濾過できずに残るばかりでなく、一部の尿細管では再吸収できる限界を超えた分のグルコースがそのまま尿となって流れ出るわけです。あくまで高校レベルの理科の説明書きは正常な人間の場合にのみ当てはまるものとお考えください。
>ここで疑問ですが水分はどうでしょうか。
>もし小さな成分が全てろ過されるならば水分もろ過されますが…
厳密には血液中の水の大部分が濾過されます。Bowman嚢内の糸球体で濾過された直後の血管であってもその血圧は僅かながら計測(15mmHg前後)されており、その後尿細管からの再吸収によって最終的には約99%がナトリウムやカリウムと共に血管内に戻ってきます。すなわち、Bowman嚢内の糸球体で濾過された直後の血管内はかなりドロドロながらも僅かながらの水分が残った状態ですが、直後の尿細管付近で水分を取り戻して一気に元に近い状態に回復していくわけです。血管や血球自体はかなり柔らかいので簡単に流れが止まるわけではないし、タンパク質や血球自体が荷電しているのでまとっている水分子を取り除くのは難しいでしょう。また、よほどの脱水状態でない限り、周囲の組織の間にある水分を引き込んで血流を維持する機能もありうるので、血管が虚脱する心配は殆ど無いものと考えられます。
もっと詳しい機能をお知りになりたい場合については、”生理学”や”腎臓”関連の書籍を一読される事をお勧めします。
体液異常と腎臓の病態生理 第2版
http://www.amazon.co.jp/%E4%BD%93%E6%B6%B2%E7%95%B0%E5%B8%B8%E3%...
お粗末さまでした。
ご回答ありがとうございます。「水分は残っている」ということですね。ありがとうございました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8D%E9%81%8E
液体または気体に固体が混ざっている混合物を、細かい穴がたくさんあいた多孔質(ろ材)に通して、穴よりも大きな固体の粒子を液体または気体から分離する方法である。
もし水分が大きな粒子としてろ過されるのであれば、タンパク質もろ過されてしまいます。
?です。
ありがとうございます。確かに教科書では「グルコースはすべてろ過・・」とは書いてないようでした、失礼しました。
この書き方は入試対策問題等で多くなっています。例えば血しょう、原尿、尿の成分表を使って計算する問題等です。
おかげさまで、謎が解けました。「クロスフロー形式」ですね、ありがとうございました。