現在就職活動を行なっている文系大学生です。
仕事とはその内容にやりがいを感じるかどうかが重要だということはわかっていますが、今回は労働時間・激務度のみに絞ってお聞きしたいです。
一般に商社や金融よりもメーカーの方が残業が忙しくないと聞いています。
仮に、日本で一番大きく一番日本企業らしさを持つ日立製作所本社の営業だとしたら、月にどれくらい残業させられるのでしょうか。4、50時間程度で済むのでしょうか。
日立に勤めているわけではないのですが、そもそも残業はさせられるものではなく、自分でするものです。当然配属された部署の業務量も関係しますが、その一定量の業務を自分自身の能力と創意工夫でこなすわけですが、残業しない、4・50時間する、それ以上掛かってしまうというのは本人の意識と努力の問題でどうにでもなることだと思います。
コメント欄に記入できないので、回答欄にて失礼します。
ひとくちに日立製作所といっても事業領域は幅広く、それぞれの領域に営業部隊があります。
まず、事業領域によって営業の負荷は変わってきます。公共向け/法人向け/消費者向けの営業では、営業スタイルが全く異なります。
おそらく、日立製作所の社員の方でも、実際に仕事をしたことのない事業領域の残業時間までは答えられないのではないでしょうか。
jtje-toteaさんが就職を希望する事業領域、営業分野について具体的に示した方が、答えが得やすいと思います。
ありがとうございます。
私が希望しているのは、インフラ事業です。ですので主に法人向け営業、時には公共と法人の両方にまたがった営業(消費者営業では絶対にないです)の分類だと思います。
具体的にはインフラ事業・営業分野での、日立製作所のケースを挙げていただければと思います。
また他のメーカーでインフラ事業・営業の場合は、一般的に激務度はどういったものなのでしょうか。これについても御解答いただけたらばと思います。
Hではありませんが、同業のメーカ系SEをやっています。
一緒に仕事をしている営業の残業時間はピンキリですね。
というのは、一口にメーカ系営業といっても、顧客の業種ごとに分類されることが多く、
官公庁・金融系の営業部署は、実質50~80時間程度の残業はザラです。
一方、製造・流通系の営業部署はそこまでではないようですが、
30~40時間前後は普通のようです。
(勿論、抱えてる案件の大きさにもよりけりです)
> インフラ事業です
一口にインフラといっても、通信/空調/水道/道路/照明/電力/プラント等、
ジャンルは多岐に渡り、細分化されていますからそれら全てに通じて同様の話、というのは
大変困難です。
ただ、基本的にインフラものは国・自治体レベルで関わることが多いので、
ジャンルとしては官公庁PJに近いと捉えても問題ないかと思います。
そういったプロジェクトでは、関わり始めると4~12ヶ月は掛かりっきり
(当然他物件と輻輳しながらの場合も、単一PJ専任の場合もあります)
になることが多く、残業時間は自然に蓄積していきます。
50時間は軽くオーバーすると考えておいてよいでしょう。
前質問も拝見させていただきましたが、もしid:jtje-toteaさんが、
残業時間だけでし企業内の多忙さを判断し、応募企業の絞込みをされているなら、
考え方としては非常に浅慮としかいいようがないので、辞めた方がいいですよ。
人事面接で、似たような質問をしてしまわないようにお気をつけください。
耳の痛い意見ありがとうございます。
もちろん冒頭に書いたとおり、仕事内容にたいするやりがいありきで就職活動を考えています。
ですが、ON/OFFの時間もしっかり持てることは私にとっては、同じくらい重要なことでもあります。いったん入ってしまった会社は、一応30年以上の付き合いになるのですから。
>日本で一番大きく一番日本企業らしさを持つ日立製作所本社の営業だとしたら、月にどれくらい残業させられるのでしょうか。
60時間から80時間ぐらい。
残業させられるなんて言葉は良くないです。
残業させていただいてるのです。
ありがとうございます。
確かにそのとおりですね。「いただいて」なんて会社を敬うのはやりすぎだと思ってしまいますが、会社と個人とは仕事を与え、与えられの関係ですからね。参考になりました。
ちなみに残業のソースは知り合いからや又聞きでしょうか、それとも一般的にいってこのくらいということでしょうか。
80時間は厚生労働省が過労死かどうかを判定する目安です。
3ヶ月以上継続すると、産業医等の指導があります。
だから、実際には面倒なので、少なめに申告してる人が多いです。
日立製作所は、体育系で、根性があればなんでも解決できると考えているので
どうしても残業時間は増えます。会社で仕事をしてるか家で仕事をしてるかで
残業時間の申請は、少なくなったりしますが実例です。
出世すれば元は取り戻せるので、体が壊れない程度に残業したらよいと思いますよ。
残業が多い人は優秀でないといいますが、能力の高いところには仕事が集まってきて
残業が増えるのです。
残業ソースは、内部の人間だからわかるだけです。
主任クラスでもやぱりメーカ系で安いといわれても、やっぱり大手なので
信じ切れないほどの給料はもらってますよ。
ありがとうございます。
内部の方ですか。本当だとしたら大変重みがあります。ちなみにken33jpさんも営業の方ですか?
申請は3.40時間ほどしかしていないけれど、実際の残業時間は60-80時間ということですよね?
いただいた回答を拝見しますと、残業という点に関して「投資&リターン」はしっかりあるのだな、とお見受けします。もしそうならば、そこまで不安はありません。
大変参考になりました。
あともうひとつ聞きたいのですが、もしかして回答者1のuni90210さんがいうように、やり方しだいでは残業というのはいくらでも圧縮できるものなのでしょうか?それとも会社の体質や顧客との取引上、長時間の残業は不可避なものなのでしょうか。
>仮に、日本で一番大きく一番日本企業らしさを持つ日立製作所本社の営
日立の営業が日本の典型的な営業だと考えて、他のメーカに入ったら、えらい目にあいます。日立には日立色があるだけで、他のメーカとは全く異なります。
インフラと言っても様々ですし、営業の中でも、一般消費者が対象でない、特定のお客さんにつく営業は、つぼる場合もあります。お客さんが特定されているということは、そのお客さんが厳しいお客さんならしんどい目に合いますし、適当なお客さんならまだましでしょう。厳しいお客さんについたら、残業は制限なしでしょう。月100時間以上は当たり前、盆と正月も出勤なんてよくある話です。残業が少ないと、その裏目もあります。残業して頑張れる環境だから昇進できるとか、色んな裏目があるもんです。
ありがとうございます。
メーカーといっても十人十色なんですね。
そんなに残業があるならば、金銭面で言えば待遇のいい銀行に行ったほうがマシのような気がします。実際銀行でやりたいことはないので志望はしませんが…。
いや、方向転換したくなってきました。
といっても別に働きたくないわけではないです。働いた分だけしっかりと報われるなら、投資&リターンの関係で残業も当然だと思います。しかし、ただ「見返りなくても残業がするのは当たり前。」というのはちょっとな、と考えてしまいます。それが、社会人の常識だとしても。
残業が多いということはリターンも多いということなんでしょうか。それとも滅私奉公という体質だから、ただ残業なのでしょうか。
もうひとつ聞きたいのですが、もしかして回答者1のuni90210さんがいうように、やり方しだいでは残業というのはいくらでも圧縮できるものなのでしょうか?それとも会社の体質や顧客との取引上、長時間の残業は不可避なものなのでしょうか
残業時間については、労働基準法第三十六条(通称「サブロク協定」)で労使間協定を結ぶことが雇用者の義務として定められており、その上限として、現在は1ヶ月あたり45時間と制限されています(http://www.kisoku.jp/zangyou/gendo.html)。
一方、インフラ営業というは、お客さんにもよりますが、受注までに時間がかかるケースが多いです。このため、営業フェーズでは莫大な量の提案作業と政治的な駆け引きが日常茶飯です。土日出勤やサービス残業など、36協定違反が常態化している複数の企業(とくに規模の小さい企業)は少なくありません。日立さんは大企業なので、そんなことはないと思いますが――。
いずれにしても、日本のホワイトカラーの生産性を落としている元凶のひとつですね。(もうひとつの元凶は、われわれIT業界ですが)
jtje-toteaさんのような若い方が、限られた労働時間の中で最大限の営業成果を上げて、こうした悪い評判を払拭してほしいと願っています。
ありがとうございます。
大変なんですね…。方向転換したくなってきました。
働いた分だけしっかりと報われるなら、投資&リターンの関係で残業も当然だと思います。しかし、ただ「見返りなくても残業がするのは当たり前。それが会社の文化」というのはちょっとな、と考えてしまいます。きっと社会人の多くの方は、リターンなしにサービス残業を行っている方が多いのではないか、と思います。それが、社会一般の常識だとしても抵抗を覚えてしまいます。
こんな考えは、学生発想で甘いでしょうか。
また、もしかして回答者1のuni90210さんがいうように、やり方しだいでは残業というのはいくらでも圧縮できるものなのでしょうか?それとも会社の体質や顧客との取引上、長時間の残業は不可避なものなのでしょうか。
>それとも会社の体質や顧客との取引上、長時間の残業は不可避なものなのでしょうか。
だから、不可避だと考えるか、考えないかは自分次第ということです。能力と工夫・努力次第なのです。
>大変なんですね…。方向転換したくなってきました。こんな考えは、学生発想で甘いでしょうか。
働くということはどういうことか、もう少し深く考えた方が良いでしょう。
本当にやりたいことをやっていれば、長い残業でも苦にならないこともあるし、大した残業をしている訳でもないのに、会社に働かされていると思えば、いくら良い給料をもらっていても人生は充実しないものなのです。
仕事からのリターンはお金だけではないことに気が付けば、より有意義な就職活動となるでしょう。
頑張ってください。
ありがとうございます。
では残業が多いと愚痴っているサラリーマンの多くの方は能力・工夫・努力が足りていないということなのでしょうか。
私自身としては、うまく工夫して仕事時間を濃密なものにすることでOn/Offをきっちりわけられる人間になりたいです。
やはり最終的には「どんな仕事をやりたいのか」というところにたどり着くということでしょうね。
これまで回答していただいた方も、さらにコメントいただければと思います。
自分が結婚して、子供ができた時にどんな働き方をイメージしていますか?
100時間/月近くの残業をした時もありますが、現在は30時間/月程度です。最も管理職になって残業代はでませんが。
私はメーカー系で総務・人事の人間ですので営業職の残業実態に特段詳しいわけではありませんが、残業するもしないも本人次第だと思っています。
生活の中で何を優先させるのか。
それ次第で残業をどれだけできるのかってのも決まると思います。
独身で馬車馬のように残業するのもその方の価値観。
子育てしながらできる範囲で残業するってのもその人の価値観。
(ちなみに私は後者ですが)
残業が多い職場は働き辛いって言うのは同感ですね。
帰り辛い職場ってのは困りものです。
できるだけ残業が少なくて済む職場を探されることをおすすめします。
営業職がご希望とのことですが本当にどんな仕事をしたいのか吟味されることが大切と思います。
営業の方はみなし労働時間制度により、残業がつかない(営業手当との名目で支給される)場合が多いのではないでしょうか?
ありがとうございます。
私も後者の人間ですね。
>残業するもしないも本人次第
HQL00515さんの経験の範囲内でいいのですが、やはり残業する時間は、本人の努力・工夫次第でいくらでもカットできるものなのでしょうか?
ありがとうございます。
一般的な残業論については色々と意見があると思いますが、今回は総合電機メーカーの営業、特に日立製作所の営業についての、個別情報をお願いいたします。