質問してみます。
コンピュータの部品関係(マザーボード、グラフィックカードなど)の説明書では
多言語で一緒に書かれているものが結構あります。
書かれている言語の順番として
日本語が一番最後な場合がかなり多いような気がします。
日本より圧倒的に購入者が少なさそうな国の言語が
日本語より前にあることはよくあると思います。
日本の人はライバル視されているのか、こばかにされているのか、嫌われているのか、
大人しくて文句を言う人が少なそうなので最後にしたか、あるいは日本語が難しいから最後に回したのか(w)
何かなるほど、と思ってしまうような、このあたりの事情をご存知でしたら、教えていただけますか?
宜しくお願い致します。
(推測によるご回答は不要です)
その昔、製品の日本語化をやっていたのですが、憶測+αの程度だと
・その製品を使う言語圏(必ずしも国と一致しない)の人口
・製品または部品を製造する国や地域
・ローカライズ(翻訳)する人材
・フォントやDTP環境
・発売時期やタイミング
・流通経路と現地代理店
などの問題がいろいろ関係していた気がします。
例えば、アメリカのメーカーが東南アジアに開発を委託している場合、
比較的簡単に対応できる自国や欧米の言語部分のみ作っておいて、
日本語部分はスペースだけ空けておくようなことはあり得ます(というか、ありました)。
日本語版のローカライズスタッフや制作環境まで抱えて、しっかり自社で
品質チェックできるだけの体制がある製品は限られると思います
(特にローコストが魅力の製品ならなおさら)。
その部分は、日本の代理店が対応するとかになるので、必然的に後回しにした方が、
制作や管理が楽なのです
(マニュアルの場合は、原稿の分量でノンブルが代わりますがそれでも!)。
もちろん、ローカライズや流通の時間もそれなりに掛かるので、
そのタイムラグもあるでしょうし。
これが、コストダウンのためにアジアの妙な会社で担当したりすると、
妙な日本語の説明文が、ビットマップフォントで印刷されたりもしますね。
ディスカウントストアで売られる健康器具や、怪しげな健康食品のように。
ただ、これも現代ではどんどん優秀な国外へアウトソースされてそうな気もしますが…
その昔、製品の日本語化をやっていたのですが、憶測+αの程度だと
・その製品を使う言語圏(必ずしも国と一致しない)の人口
・製品または部品を製造する国や地域
・ローカライズ(翻訳)する人材
・フォントやDTP環境
・発売時期やタイミング
・流通経路と現地代理店
などの問題がいろいろ関係していた気がします。
例えば、アメリカのメーカーが東南アジアに開発を委託している場合、
比較的簡単に対応できる自国や欧米の言語部分のみ作っておいて、
日本語部分はスペースだけ空けておくようなことはあり得ます(というか、ありました)。
日本語版のローカライズスタッフや制作環境まで抱えて、しっかり自社で
品質チェックできるだけの体制がある製品は限られると思います
(特にローコストが魅力の製品ならなおさら)。
その部分は、日本の代理店が対応するとかになるので、必然的に後回しにした方が、
制作や管理が楽なのです
(マニュアルの場合は、原稿の分量でノンブルが代わりますがそれでも!)。
もちろん、ローカライズや流通の時間もそれなりに掛かるので、
そのタイムラグもあるでしょうし。
これが、コストダウンのためにアジアの妙な会社で担当したりすると、
妙な日本語の説明文が、ビットマップフォントで印刷されたりもしますね。
ディスカウントストアで売られる健康器具や、怪しげな健康食品のように。
ただ、これも現代ではどんどん優秀な国外へアウトソースされてそうな気もしますが…
どうも有り難うございます。
世界から日本人は嫌われているのかと、つい被害妄想的に考えてしまっていましたが、
制作する実務的な都合があったとは知りませんでした。
勉強になりました。
日本語は、あまりメジャーな言語ではありません。
良く使われている言語を10個選ぶとすると、日本語は9番目になります。
ですので、良く使われている言語順でマニュアルを書くと(これは妥当な順番だと思います)、後ろのほうになってしまいます。
参考までに、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%80%E8%AA%9E から、言語別の人口順位を引用しておきます。
1. 中国語 (13億人)(2005年)
2. アラビア語 (4億2000万人)
3. ヒンディー語 (3億6600万人)(1999年)
4. 英語 (3億4100万人)(1999年)
5. スペイン語 (3億2200万~3億5800万人)(1999年)
6. ベンガル語 (2億700万人)(1999年)
7. ポルトガル語 (1億7600万人)(1999年)
8. ロシア語 (1億6700万人)(1999年)
9. 日本語 (1億2500万人)(1999年)
10. ドイツ語 (1億人)
11. フランス語 (7800万人)
12. 朝鮮語(韓国語) (7800万人)
どうも有難う御座います。
挙げて頂いた理由からですと、ドイツ語やフランス語は日本語より後ろに来てよさそうですが
実際は英語の次かその次位に書かれていることが多いですね。
今までの経験上、日本語は「後ろのほう」ではなくて「一番後ろ」(w)が、なぜか圧倒的に多いように記憶しています。
言語使用人口も関連が多少はあるのかもしれないですけど
メーカーには仕向け先ごとの出荷量は分かるでしょうし、
それは日本向けはスペイン語やポルトガル語などよりもだいぶ多いんじゃないですかね。。
マニュアルには、スペイン語やポルトガル語が、やはり日本語より前に書かれていることが多いと思うんですよね。
どうも有り難うございます。
世界から日本人は嫌われているのかと、つい被害妄想的に考えてしまっていましたが、
制作する実務的な都合があったとは知りませんでした。
勉強になりました。