意思や条件によって人間と狼、両方の姿をとるとされる架空の化け物人狼。狼男や狼女、ワーウルフなどとも呼ばれますが、その人狼はどの数助詞を用いるべきでしょうか。
狼ならば頭、人間ならば人を主な数助詞として用いますが、両方の要素を併せ持つ人狼は、どちらを採用しても悩ましいところです。
どっちでも構わないと思いますが、人狼を人よりの存在と捉えるのか、人外寄りで捉えるのかで変わってくるでしょう。
小説などであれば、主役級・主役サイドで人間形態がメインであれば「人」で、そうでなければ「頭」・「匹」とするなどでしょうか。
別にどっちが正しいということはないので、イメージと合うと思う方を使えばいいと思います。
獣を数助詞に用いて一獣、二獣、三獣と数えるということでしょうか?しかし示してくださったページには数助詞については触れていないと思いますが…?
一体、二体、三体・・・の体(たい)はいかがでしょう。
ロボットなどの擬人に使いますね。
もちろん、であった場合は、であったときの状態で、
一人とか一頭とかになるのでしょうが。
え、URLが必要?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%B5%E9%97%87%E7%9C%A9%E7%87%8...
では「改造忍者」を二体としている。
ベースが人間にも関わらずロボットと同じ体(たい)を用いるのは
人間味が薄いからでしょうか。興味或る例をありがとうございます。
ここは人狼を人か匹で数えるのではなく、動物として数えてみましょう。すると、一体、二体と数えられるはずです。動物を学術的に数える場合、『体』を用いります。
したがって、人狼をなんと数えるのかではなく、もっと大きなカテゴリー『動物』として分けて、一体、二体、と数えてみてください。
みんなの知識 ものの数え方・助数詞『た』 の 動物の欄にそれがかかれています。
それは人狼と人間の差が強調されると思うのですが
それについては覚悟して用いるという提案でよろしいでしょうか。
http://www.bayaqua.com/benri/kazoekata.htm
やはり視点によって変わってくると思いますが…
物の数え方はそのものの状態や視点によって変わります.
例えば手紙など、美術館に展示されている場合は「一点」ですが
通常郵送された、受け取った場合は「一通」、何もかかれていない場合は
「一枚」、また得にそれに思い入れがあった場合、内容が大切なものの場合は「一葉」とかわりますよね。他にも視点としては単なる物体の場合も一枚かもしれません。他にも、知っているか知らないかという問題があります。小学生ならば日本書紀などの神のこともおそらくは「一人」と数えるでしょうから。
以上のことから絶対普遍な人狼の単位は存在しません。
あとは、その人狼が一体どんな状態であるかによります。
人間形態なら「一人」
頭がオオカミ(まあそちらがどういう人狼を想像しているかわかりませんが)だったら「一頭」
人間形態でかつ組織の幹部みたいな位置づけなら「一翼」でもいいかもしれません。
あなたがその人狼に萌えているのなら「一萌」でもいいのです。(この一文はジョークです)
ようはその人狼がどう見えるかという主観に基づきます。
私が適当だと思うのはやはり「一匹」「一頭」「一人」です。人間と同じ知能を持つのなら「一人」がもっとも適当だと思いますが。
http://blog.livedoor.jp/sea_movies/
のJanuary 18, 2006
も参考にしてみてください
表現者の主観の影響から安易には逃れられないという真正面の指摘
痛み入ります。これはちょっと参りました…。
一度質問を停止して、じっくり考えてみようと思います。
ありがとうございました。
両方の要素を併せ持つのが本質なわけですから、「どちらのイメージが強いかに因って」とアドバイスされても悩みは解消されないのです。