媒体は何でも構いません。ドラマ、漫画、小説、エロゲ……
最近のこの手のものは、最初から相手の事が好きだとか、安易に相手のことを好きになるものが多いと思うのですが……
相手を好きになるまでをじっくりと描いてるものを教えて欲しいなーというのが今回の要望です。
よろしくお願いします。
※作品には恋愛以外の要素(例えばバトルとか)は出来るだけないほうが望ましいです
「電車男」もうご存知と思いますが・・・、電車の中である女性を助けた・・・から始まるオタクの恋愛小説。
私は小説の方が好きです。2chを舞台にしてますから、ちょっと普通の小説とは違いますが。
うむー。シーンが直接描写されてる方がいいですねー。
河原和音 「先生!」
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%88%E7%94%9F-1-%E3%83%9E%E3%83%BC%...
http://www.amazon.co.jp/%E5%85%88%E7%94%9F-20-%E3%83%9E%E3%83%BC...
文庫版も出ています。
主人公である響と伊藤先生以外にも、それぞれの登場人物の恋愛が描かれていて
少女漫画の王道、といったかんじです。おすすめですよー。
同様のテーマですが、主人公たちに焦点をしぼったくらもちふさこの「海の天辺」(全4冊)も。
http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4088495896/250-6359573-3368244?Su...
やっぱこういう話題だと少女漫画に一日の長があるような気がしますねー。
『君に届け。』も面白い。まああれはどっちかというと友情というか家族愛的な感じの印象が強いですけれども。
アメサラサ ~雨と不思議な君に、恋をする~
恋愛に至るまでの過程をまったり描いている恋愛モノ
CUFFSですか。うーん。さくらもみじの、もみじルートは好きでした。。。
ラブ★コン (1) (マーガレットコミックス (3487))
漫画ではこれが思いつきました。
ドラマ化もされましたが、漫画のほうが大阪弁のテンポが味わえて、恋愛にいたるまでの描写が楽しめると思います。
小説では、王道ですがこれでしょうか。
主人公がちょっと優柔不断ですが、揺れ動く若者の恋愛というのはそのほうがリアルなのかもしれません。
おー、ラブ★コンは全巻読みましたが確かにそんな感じですねー。すかーり忘れてました。
ノルウェイは話には聞くんですけどどうなんでしょう。。。うーむ。
マンガで出ていないところではこれなんか面白い。
http://www.amazon.co.jp/H2-1-%E5%B0%91%E5%B9%B4%E3%82%B5%E3%83%B...
あだち充なら、これがお勧めかな。
少女マンガなら、少し古いけど
http://www.amazon.co.jp/%E8%96%94%E8%96%87%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%...
をお勧めしておきます。全16巻。長編のきれいな絵の作品です。ストーリーも良く練りこまれているし完成度が高い。
id:FLineさんが言われるように、最近は長めのじっくり読ませる作品が減ってきていますね。設定も安直なのが多い。
最初から片思いとかじゃあ興醒めですよね。作家さんたちにはもっときめ細やかな物語を作って欲しいですね。
りびんげーむなつかスィー。小学生の頃に読んでました。他の作品読んでみるかなあ。
クラナド(CLANNAD)http://www.tbs.co.jp/clannad/
はどうでしょう?ギャルゲーといわれるジャンルのものですが、女の私でも丁寧な恋愛描写と過程を大切にしたストーリーにうるっときました。アニメでもゲームでもいいのでぜひ一度みてみてください。
あと恋愛小説なら荻原規子の
勾玉シリーズ(空色勾玉、ほか)、それから「これは王国のかぎ」なんて本たちはどうでしょう?
http://www.amazon.co.jp/%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E7%8E%8B%E5%...
北村薫『スキップ』
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%97-%E6...
17歳の女子高生が、ある日突然42歳の既婚女教師までごっそり25年分「スキップ」してしまうお話です。本当はまだ確かな恋もした事がないのに、42歳の自分には夫と呼ぶべき人がある。そしてまたそうである以上、私はこの男性の何処かに恋をしていた筈なのだけれど…
と云った具合の、「ゼロから始まる恋」といわんよりは寧ろ「マイナスから回復していく恋」のモチーフですね。途方もなく大きい25年分の欠落を埋めるべく、懸命に成長していくヒロインの姿が印象的です。
私もつらつら考えてはみたのですが、恋愛以前の状態を入念に描いた作品と云うのは案外思い浮かばないもので…。気が付いたら咲いていた、なんて花も無論あるのでしょうけれど、大方色事なんて些細な切っ掛けで突然始まるものなのではありますまいか。
その意味、結婚相手を「再選択」しようとする少女が、過去の恋を改めてなぞり直そうとするこのお話はより細心な、説得力あるものになっているのでないかと考えます。
R・J・ウォラー『マディソン郡の橋』
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BD%E3%...
趣味じゃないな、と感じられたらスルーして下さって結構なのですけれど。逆に全くの「一目惚れ」を描いた作品も一点。
当節安易に惚れた腫れたと騒ぎ過ぎのきらいがある、全く食傷気味になってきた…なんて時にじっくりしっかり恋愛を描いたものを摂取するのは対症療法としていかにも適切ですが、一方で即席・刹那的な恋愛の秀作を読むのも意味深いのではないかな、などと考えまして。
こちらは歌謡曲にあるようなベッタベタの「真実の恋、運命の出会い」なんて代物が、そんなもの夢想だにせず地に足付けて暮らしてきた子持ち主婦を突如襲ってしまう…と云った筋書きですね。家族が留守の間の、有り体に言えば不倫の恋。夫への背徳感がある、子供達には顔も向けられない、でも自分の日常に闖入してきたその男が、「世界の両端から、互いに互いを目指して飛んできた小鳥のように」自分と強く結ばれていると感じずにはいられない…
と、こう書くと殆ど世話物浄瑠璃ですが、この作品全体がそうした「運命の恋」、余りに陳腐な、言い古されたブツが正味な話本当に実在するのか。したとして、私たちはそれを信じられるのだろうか…と云った問いかけの体を成す感がありまして。なるたけ物柔らかい気分の時に読まれる事をお薦めしておきます。
ああ、あと樋口一葉『たけくらべ』なんかも良いですね…。これに到っては完璧に「恋愛以前」の話で、結局恋愛まで辿り着かずに幕となってしまうのですけれども。何ともあわあわしい機微に触れた名作です。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000064/card389.html
(しかしRUBYタグまみれのHTMLで読むのは苦行かもしれない。)
少女マンガですけど、吉田まゆみの「B・Dフィーリング」(KCmimi講談社)などいかかですか?
全4巻です。
ヒロインのアズが中三から始まって高校2年くらいまでの話ですが、アズは、あこがれている男の子がいるけど、好きって感じではないです。
席替えでドキドキしたり、修学旅行や、文化祭にわくわくしたりするごく普通な女の子が好きでもない隣の席の男の子と恋愛する話です。
その過程を丁寧に追っている話なので、質問にあっていると思うんですが。
恋愛小説はあまり読まないので、参考になるか分かりませんが・・・
よしもとばなな『デッドエンドの思い出』
http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/66/70/9784167667023.shtml
川上弘美『センセイの鞄』
http://www.shinchosha.co.jp/book/129235/
谷崎潤一郎『春琴抄』『痴人の愛』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B0%B7%E5%B4%8E%E6%BD%A4%E4%B8%8...
北村薫『ターン』『リセット』
こんにちは。まずは「センセイの鞄」川上弘美さん。
http://www.shinchosha.co.jp/book/129235/
37歳の女性がゆっくりと人に惹かれていく様がとても気持ちよい作品です。
おー全く知らない作家さんです。見てみますー。