なので、例えば弾正台ならば「弾正尹」は「だんじょうのかみ」とも呼べ、「弾正忠」は「だんじょうのじょう」とも呼べるようで、実際そのように呼んでいる例も多数見つけられるのです(http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86)。
が、「弾正大弼」「弾正少弼」「治部大輔」「治部少輔」のように大、少が付いた途端、「だいすけ」「しょうすけ」といった形ではなく、「だんじょうのだいひつ」とか「じぶのだいゆう」のような読みしか見つけられません。
わずかに、「だんじょうのしょうすけ」でのみ2例ほど使われている例がありますが(http://www.google.co.jp/search?q=%E3%81%A0%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%AE%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%99%E3%81%91)、2例では一般的な読み方だったのか判断が付きません。
四等官制の前に大、少がついた場合の読み方は、実際のところどうだったのでしょうか。
「だいすけ」「しょうすけ」のような読み方はなかったのでしょうか。
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