どちらも間違いではないようですが・・・
文部省は昭和25年「文部省刊行物表記の基準」でカンマを使うと言っておきながら、最近はホームページでも刊行物でも横書きで「、」を使っているようです。
文部科学省内において、読点の表記がどうして変わったのか、情報があったらお知らせください。
なお、一般論は必要ありません。あくまでも文部科学省内の事情に関わってです。
以下のサイトに掲載がありましたので,ご覧ください。
句読点はそもそも外国の物です。
日本語には句読点というものはありませんでした。
明治に外国の横書き文章の「,」「.」が入ってきて日本でも使い始めました。
その後縦書きに用に(見栄えの点から)「、」「。」が発明されました。
ですのでそもそも横書きには「、」ではなく「,」です。
横書きにも「、」を使うようになったのは、共同通信が1956年に発行した「記者ハンドブック」で、
横書きでも「、」を使うこと、と決めてからです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q103680
表記が変わったというか、統一されていないだけではないでしょうか。
学習指導要領などはカンマが使用されています。
また文部科学省の中でも、文化庁などはカンマを用いているようです。
確かに、文化庁ではカンマですね。
しかし、文部科学省で17年度あたりを境に、基本的に「、」になっています。
何らかの意図的な動きがあったものと思われますが・・・
仰せの「動き」と関係あるかどうかはわかりませんが、中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会(第11回)議事録・配布資料 によれば、平成16年1月23日の部会で委員の
学習指導要領の表記が「,(カンマ)」であるため,「、(テン)」を用いると教育委員会で直される場合があるが,読点の「,」と「、」について伺いたい。
という発言に対して事務局が
読点については,答申や文部科学省の通知等では,横書きの場合,読点には通常「,」を使用しているが,この表記自体に強制力はない。
と回答していますね。さらに委員の発言として
「,」と「、」については,学習指導要領における表記と一般に使用されている表記が異なっているので,この点について検討してはどうか。
と記録されています。
最後の委員の発言が、そのごどうなったかが問題ですね。
貴重な資料をありがとうございます。
文部科学省の扱いの変化に関わる回答ではないですね。