ファインマンが、実験について、大学以前の授業や自分でやってきた実験はまがいもので、本当の実験は、仮説を検証するためのものだということを「ファインマンさん 最後の授業 」という本の中で言っています。世界的に有名な科学者が実験(高校までの教育での実験)の意義について何か述べている例を探しています。できるだけリファレンスつきでお願いしますが、伝聞、記憶だけの回答も有名な人についてでしたらぜひお願いします。
https://www.glasspower.jp/cheer/013_3.html
野依良治
私が常々残念に思うのは、理科において形式知の偏重がみられることです。もっと暗黙知を充実させる必要があります。教科書にあるような体系的な知識はそれなりの真実、事実ですが、大きな自然界のほんの一部にすぎません。現場の先生方は限られた授業時間数の中で、様々な工夫をして授業に取り組まれていることと思いますが、それだけでは人間が80年生きるためには不十分です。ぜひ自然体験に出かけたり、観察・実験したりするなどの体験学習を増やしてほしいと思います。実体験や実験を通して、子どもは自然や科学の面白さを実感します。また、理科の本質は「なぜ?」という疑問を持ち、根源から物事を考え、真実と仮説を見極める点にあります。生徒自ら「なぜ?」という疑問や好奇心を持ち、考えることを、大いに奨励してほしいと思います。
http://www.adnet.jp/nikkei/bizcre/archives/03/02.html
白川英樹
理科は教科書だけでなく、生徒に実験をさせることが重要です。自分のことを振り返ると、中学の時理科クラブに属して思う存分実験できたことが非常に大きい。ビデオ教材が発達していますが、それで事足れりと考えたら間違いです。
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