というよりも、例えば「今の時代は個性というものが過度に主張されている。本来のあり方に立ち返るべき」とかいう文章を書くとすると、それじゃあ個性の本来のあり方は一体何なのか、個性という考えの起源、一体いつ頃どんなコンテキストのもとでそういう発想が生まれたのかが問題になってくるのですが、それがわからないのです。
そんなわけで、個性という発想の大本はどこにあるのか知っている方は情報をお願いします。
近代教育学の祖、ルソーの『エミール』に個性の原点があります。
キリストは最高の個性主義者であったのみではなく、
史上における最初の個性主義者であった。
とオスカー・ワイルドは言っております。
個性という考え方自体、どうもキリスト教と深い関係があるように思えます。
当初、迫害されてはいたが、やがてはローマ国教になり、今では、世界最多信者数の宗教です。
つまり、迫害されても潰れずに、しかも世界最大の世界宗教になった経緯からも、
その思想そのものに、他者の批判にもめげない強い特色が内在されているかもしれません。
私はキリスト教と深い係わり合いがあると考えます。
答えにはなっていませんが、方向性は示せたでしょうか。
近代教育学の祖、ルソーの『エミール』に個性の原点があります。
明治に日本が開国して、
欧米の法律を導入したとき、
基本はフランスから真似ました。
ただ、
フランスの民法はすごく個人主義だったのです。
で、もめて、
結局、家長制度とかのあるドイツの民法を真似た。
正直、個人主義は
大昔からあります。
日本で言われるようになったのは、割と最近ではないですかね。
少なくとも、明治の時点では言われてません。
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