THEME:「壁」「ノート」「お出掛け前に」+「言い伝え&おまじない」
「今日をちょっと楽しく、特別にすることって何だろう? イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつ、FORTUNEバージョン。FORTUNEとは「幸運・幸せ」。イエと暮らしに幸運を呼ぶコト、ちょっとハッピーになるコト! 毎回の3つのテーマに幸せのサプリを、その思いや由来とともにメッセージ下さいね。世界の言い伝え&おまじないも常時募集中。次なる〈イエはてな〉ライブラリーの本の実現を目指して――豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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※コチラのテーマ詳細とサプリ例をご覧になってご投稿下さいね!
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※今回の「いわし」ご投稿は7月7日(月)正午で終了とさせて頂きます。
昔は先祖の供養と称してこの様な廻状を示されましたね。
でも最近は環境や考え方も変わり一変しました。
都会は新盆の7月15日。
田舎は旧盆の8月15日。
どちらが良いのか判断し辛いですね。
気持ちさえあればどちらでも良いのではないかな!
虫は、アウトとまでは言いませんでしたが「誰の魂が乗ってるか分からないから殺してはいけない」と言われました。基本的にお盆の最中は殺生は禁じられていましたよね。
「水に入るな」もありましたよ。但し理由は「くらげが出るから」。実際、日本海はお盆過ぎぐらいからクラゲが出てくるんですよね。
懐かしいな、お盆の時は祖母が「お父様が帰っていらっしゃる」といつも楽しみにしていました。提燈に火を灯して夕方お迎えに行くんですよね。祖父が持つ提燈に連れられてお墓に向かうと、先にお迎えに来ていた近所の人がたの提燈の明かりが揺れていて、やっぱりちょっとこの世とあの世の境目ぽかったです。庭から見える仏間の雪洞もすごく綺麗でした。
確かに言われてみれば、お盆中はお墓に行こうと思いさえしませんでしたね。すでに「家に帰ってきて」いますから。
雪洞の明かりに惹かれて飛び回る羽虫も、蚊帳も、蚊取り線香も、西瓜も、入道雲も、トンボも、祖母を手伝って大量に作ったおはぎも、スクーターに乗って経をあげて回るお坊さんの紗の袈裟も、お盆にまつわるすべてが懐かしいです。
全国的には8月をお盆とする地域が多いと思いますが、東京では新暦の7月15日を中心として行うことが多いので、タイムリーな話題としてお盆に関する言い伝えを取り上げてみたいと思います。
わが家では、次のようなことが言い伝えられています。
1.お盆には絶対に殺生をしてはいけない
虫一匹でも殺したらアウトです。ご先祖様が大変悲しみます。お盆の前後はアリも踏まないように、注意して注意して歩きました。
2.お盆に水に入ってはいけない
入っていいのは室内のお風呂だけです。お盆にはご先祖様と一緒に妖怪もこっちの世界へ遊びにやってくるので、いたずらされると水に引き込まれて大変危険なのだと言われていました。
3.お盆にお墓参りをしても意味がない
お盆は自宅にご先祖様をお迎えする行事ですから、お墓は空っぽ、お留守です。逆にお墓の掃除はお留守の最中が適していますから、お盆にお墓に行く時は、掃除を主目的にします。これを留守参りと言います。
4.お盆の最中は一日一善
良いことをすればご先祖様の供養になるので、一日ひとつは何か良いことをして過ごします。でもこれって8月の旧盆にもいわれていたような…。何かうまくはめられていた気もします(笑)。
他にも各地で色々なお盆に関する言い伝えがあると思います。最近は迎え火を焚く家が少なくなりましたが、こういう伝統的な日本の行事は、いつまでも大切にしていきたいと思います。