主に欧米の昔話や小説に出てくる「森番」とは、どういう者なのでしょうか?
1:仕事(活動)内容
2:身分や立場
3:日本語で森番という訳語が充てられた理由や、元の言葉の直訳
大体この辺りの情報がわかるサイトや説明をお願いします。
可能なら更に、
4:猟師や木こりなど、森を舞台とする他の職業との類似点や相違点
5:現代日本で言えばどのような職業・役職に近いものか
こういったことも解るとベターです。
上記以外の回答
http://www.7andy.jp/books/detail/?accd=31603801
>中世ヨーロッパでは、職業による差別があり、
看守・森番・皮剥ぎ・家畜去勢人・楽師・遍歴芸人が差別の対象とされ・・・
http://blog.goo.ne.jp/amsel8/m/200611
>中世では死刑執行人、外科医、床屋、浴場主、粉挽き、森番、
清掃人、遍歴芸人などの職業は、社会の最下層に位置づけられていました。
日本にも現在ズバリ「森番」をしている人もいますが、
欧米の昔話や小説に出てくる森番とは地位が違います。
昔の森番の地位と同レベルの職業を、今の日本の職業に当てはめると
「誰も好んでしない職業」でしょう。
(業種は差別発言になるので控えます)
役職でいえば当然「ヒラ」
http://www.kahaku.go.jp/my_reserch/06/yano/index.html“
「森番”38年間もやっています」 ↑
1:仕事(活動)内容
領地の無い動植物の飼育や保護のほか、狩猟時には案内もする。
猟をする主人のための獲物のキジなどを飼育したりもするし、害獣を捕らえたり、狩り用具の手入れをしたりもした。
2:身分や立場
男性使用人。
3:日本語で森番という訳語が充てられた理由や、元の言葉の直訳
Gamekeeper.猟場番人。
Gameという単語には狩猟やその獲物(肉)と言った意味があります。
獲物は狐だったり鹿だったりその時々によるでしょうが、
そういった狩猟の対象がいるのは森ですね。
その森を守る(管理する)Keeper=番人、森番という訳でしょう。
日本での職業にあてはめれば鷹匠でしょうが、それとはまた具体的な仕事の内容が
違ってきたりするので森番としたのではないでしょうか。
森番=森の番人
文学にみる「森番」
森番とは森の番人のことで、王族や貴族の所有する森を所有者が狩りや祭りで訪れたさいにちゃんと使えるように森を整えておく仕事です。森番の役目の選出は土地の領主さまが都から委任されていていました。
http://www5f.biglobe.ne.jp/~kinotori/mono/kyutei/kyuuteibun1.htm...
上記以外の回答
http://www.7andy.jp/books/detail/?accd=31603801
>中世ヨーロッパでは、職業による差別があり、
看守・森番・皮剥ぎ・家畜去勢人・楽師・遍歴芸人が差別の対象とされ・・・
http://blog.goo.ne.jp/amsel8/m/200611
>中世では死刑執行人、外科医、床屋、浴場主、粉挽き、森番、
清掃人、遍歴芸人などの職業は、社会の最下層に位置づけられていました。
日本にも現在ズバリ「森番」をしている人もいますが、
欧米の昔話や小説に出てくる森番とは地位が違います。
昔の森番の地位と同レベルの職業を、今の日本の職業に当てはめると
「誰も好んでしない職業」でしょう。
(業種は差別発言になるので控えます)
役職でいえば当然「ヒラ」
http://www.kahaku.go.jp/my_reserch/06/yano/index.html“
「森番”38年間もやっています」 ↑
コメント(2件)
猟師は猟を生業としている人。食物にするためだったり、皮や毛皮を使うためだったりするのでしょうが、猟そのものが仕事になっている人。
木こりはその通り木材として木を切り出す人でしょうね。
森番(ゲームキーパー)は、猟をすることや木を切ることを仕事しているわけではなく、森そのものを管理している人です。彼らが生活のために猟をすることもあるかもしれませんが、それは生活のためであって、貴族のGameとはまた意味が違います。また、森にいる獲物を把握しておくことも仕事であっただろうと思われます。
また、映画「クイーン(The Queen)」を見たところ、静養先のバルモラルで鹿狩りをするシーンがありました。狩の道具や、獲物を処理する小屋やそのキーパーなども出てきます。現在も森番だけで生計をたてているわけではない気もしますが、いちどご覧になると参考になるかもしれません。
総合すると
・仕事は文字通りの森林管理者(主に狩猟競技の舞台としての森林の管理が多い?)
・雇われてする仕事(生業ではない)
・身分は低い
・原語は上記の「競技用森林管理者」という意味合いが強い
・仕事内容としては現代でも似た仕事はある
と理解すればよいでしょうか。
なお、質問の動機は「ファンタジー物語のある登場人物の暮らしを『森番』と表現できるかどうか」ということでした。
教えていただいたことと照らし合わせると、大前提として雇用関係が無いので「森番」と表現して読者に理解を求めるのは難しそうでした。木こりや猟師と呼んで何らかの補足説明をするか、世界観に合わせて他の表現方法を考えてみようかと思います。