母の膵臓癌告知から1年3ヶ月が経過しました。
最初は半年~1年の命と告知されましたが、抗癌剤&放射線の効果があり手術ができました。ところが術後8ヶ月で再発しました。腹膜に転移です。
利尿剤も出ていますが、あまりトイレに行かなくなりました。痛みも出てきました。抗癌剤も再開しましたが、効果がないようなのでジムザールの点滴の抗癌剤に変更するかも知れません。
これですと後どの位の命があるのでしょうか?
痛み止めが合わないと言って服用していません。コンスタンです。
お食事は2時間かけてやっと半分くらいしか、食べられなくなりました。
後は横になっています。
痛みから解放してやりたいと願っています。
良きアドバイスをお願いします。
余命については、主治医にご相談ください。素人が軽々しく言える性質のものではありませんので。
疼痛管理については、まず、下記の参考資料を通読ください。そのうえで、主治医と相談されるのが良いでしょう。
転移したことで痛みの方も強くなっていると思いますが、コントロールできないわけではありません。
ご本人にも告知されているのであれば、ご本人を交え、納得がいくまで主治医と話す時間を設けることが大切だと思います。
今まで痛みが無くて、それがいきなり痛み止めでコンスタンチンを
処方されたのですか?だとすると、ちょっと個人的には信じられない処方です。
コンスタンチンは副作用が強いので、あと消化器系の動きを止めてしまうため
食欲が落ちてしまうので、最近の新聞でも、やはりそういう話が出ていて
飲まなくなったら痛みが止んだという話が出てたぐらいです。朝日か読売だった筈。
余談ですが、家族に飲ますのに粉のを扱っていて間違って少し息が掛かって
飛ばしたのを微量吸い込んでしまったらしい事があるのですが、
当日夜、今まで生きてきた中で出合った事が無いぐらいの凄い腹痛で酷い目にあいました。
それだけ強い薬だという事を、くれぐれも頭の中に入れておいた方がいいと思います。
医者は安易に使いたがりますが、飲まなくて済むなら、個人的には飲ませたくないです。
ここ数年で、治験や臨床になっている全く新しい原理の痛み止めもある筈です。
副作用が殆ど無くて効果は数千倍(多分量に対して)という話を見た気がします。
今良く分からないので、調べてみてください。傷みの種類にも依るとは思いますが。
病院は私立病院ですか?専門病院では無さそうな気もするのですけど・・・。
可能であれば、後悔しない為にも、今の医者に内緒ででも、セカンドオピニオンを
見つける事をお勧めします。
あと最低でも、チーム医療を行ってる病院をお勧めします。
分子標的薬や、多剤療法的な事も試されているようですね。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20071026-OYT8T001...
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/hotnews/int/200511/41...
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E8%86%B5%E8%87%93%E3%80%...
もっと痛くなってからだと効果がないと言う事で、今から飲んでいてくださいと言われ服用しましたが、地獄に落ちた気分になると言ってやめてしまいました。病院は大学病院です。専門の腫瘍科の先生と消化器外科の先生と二人で見てくださっています。
もっと先生に相談してみます。
ありがとうございました。
腹膜播種があり、おしっこが出なくなった、というと、再発+尿管に腫瘍が咬んでいる可能性。腎不全が起こる可能性も考えられます。
厳しいようですが、数週間から、1−2ヶ月だと思われます。もちろん、今の状態であればいつでも急変がある可能性があります。抗がん剤は今の状態だと、逆に寿命を縮める可能性もあるかもしれません。何ともコメント出来ないので、主治医の先生と良くご相談してみてください。今はお母様の苦痛を取って差し上げるのが一番ベストな気がします。
コンスタンは痛み止めではありません。アセトアミノフェン、NSAIDS、さらにはオピオイド系薬剤を加えていく標準的な方法が合わなかったのでしょうか。オピオイド系が合わない場合も薬剤はいくつかありますので、色々と試してみる、という方法もあるでしょう。
もっと痛くなってからでは効果がないと言う事で、今から服用していないとイザと言う時に効き目がないと言われ、2~3回服用しましたが、地獄に落ちた感じがしたと言ってやめてしまいました。
先生と相談してもこれが1番良いと言われました。
もっと違うのがないかと聞いてみます。
ありがとうございました。
看護師としての立場でお答えします。
すい臓がんは痛みがひどいので、完全にコントロールするのは難しいです。痛み止めが合わないということで服用できないのでしたら、貼るタイプの麻薬があるので手軽です。あとは、ホスピスがお勧めだとは思います。
ありがとうございます。
張るタイプですか。先生に相談してみます。
http://q.hatena.ne.jp/1174557955
以前のあなたの質問を思い出しました。別のidで回答しています。
4の方のように、貼るタイプのフェンタニルパッチは効果があるかもしれませんね。いざとなるとモルヒネの注射なども効果あると思います。本当の最後の最後に使う、というものではありませんよ。
大学病院で2人で診ている?本当ですか?終末期はもっと多くの医者が関わっても良いと思います。あなた経由の情報なので、なんとも言えませんが、ペインコントロールに関してはあまり慣れていないような印象を受けます。
外科医と腫瘍器科よりも緩和ケアの専門医に診ていただくほうがお母様には良いかもしれません。
ありがとうございます。
次に心のケアの先生にも診て頂く事になっています。
母はとても心が不安定になっているようで、それを先生が発見しました。
家族より、本人が1番心を使っていると思います。
とても可哀想で仕方ありません。
ペインクリニックの経験はありませんが、麻酔科医として痛みに関してコメントさせていただきます。
疼痛コントロールについて、すでに上で参考サイトが紹介されており、内容が重複するかと思いますが、概略をお示しします。
1986年にWHOが「WHO方式がん疼痛治療法」を発表し、本邦でも広く受け入れられています。要点は、以下の5原則
1、経口的に
2、時刻を決めて
3、除痛ラダー(*後述します)にしたがって
4、患者さんごとに至適な量で
5、細部に配慮して
に則って治療をしていきます。
まず、決まった時刻に経口で鎮痛薬を服用すると、血中の鎮痛薬濃度が安定するので、副作用や鎮痛効果がとぎれてしまうリスクが回避できるメリットがあります。除痛ラダーとは、
1段階:非オピオイド±鎮痛補助薬
2段階:軽度から中等度の痛みに用いるオピオイド±非オピオイド±鎮痛補助薬
3段階:中等度から高度の痛みに用いるオピオイド±非オピオイド±鎮痛補助薬
で、これにしたがって段階的に鎮痛薬を追加、変更していきます。そして、患者さんと対話し、副作用の少ない鎮痛が得られる至適な量を見つけていきます。不安、不眠なども痛みを増強させる因子ですからそれに対して鎮痛補助薬(抗不安薬、抗うつ薬なども含まれる)を追加したり、副作用に対して速やかに対応すると言った細部への配慮が必要になります。
緩和ケアやペインクリニックで患者さんを治療したことはありませんが、麻酔科医として受けてきた教育や、カンファレンスで日々治療についてのディスカッションを聞いてきた印象では、この原則に従ってまじめに治療していれば、痛みに苦しんでいた患者さんをうまく痛みから解放して差し上げることができていると思います。
薬に関して細かい話になりますが、1段階の治療でもかなり除痛できる方もいらっしゃるようですし、副作用対策(とくに便秘や吐き気)の十分講じて2段階に進んで劇的にQOLが改善したと言う話をよく聞きます。とくに、最近はやりのオキシコンチン(オキシコドン)はうたい文句通り副作用の頻度が少ない印象です。さらに、オピオイドローテーションと言ってオピオイドを順番に替えながら使うことで耐性ができるのを防ぎ、量を抑えることができます。そうすることでさらに副作用の予防につながっています。実際にはオキシコドン、モルヒネ徐放剤、フェンタニルパッチをローテーションしていくことが多いと思います。
それでも、痛みがコントロールできないときには、神経ブロックなど侵襲的な治療を組み合わせることもあります。
お母様の場合、1段階以前の鎮痛補助薬としてコンスタンが処方されているだけのようですが、実際痛みがあってさらにコンスタンが合わないと感じていらっしゃるようですから、適切に1段階に進んでもらう必要があると思います。
手前みそかもしれませんが、やはり可能であれば専門家である緩和ケアやペインクリニック(麻酔科医)に相談してもらうのがベストではないでしょうか?主治医にほかの先生を紹介してほしいというのは勇気がいりますが、主治医にはその義務があります。お母様のために勇気を出して下さい。
ありがとうございます。
専門の麻酔科医の方からのお言葉は、力強く感じられます。
母はこれから良くなると言う事はないと、自覚しています。
娘としても痛みだけは、避けたいと思います。
主治医と相談します。
心のケアのお医者様にお会いしたら、伝えようと思います。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。
痛みだけは取り除いてあげたいと思う一心です。
母にこれ以上の辛い事は可哀想です。