WDの3.5インチシリアルHDDをHDDケースに入れて、ノートパソコンにUSB接続をしていました。

まずは、内部の配線がぐらぐらしていないかとか

内部の基盤に割れているところや部品がグラグラしていたり

ハンダが剥がれかけていたりケーブルが・・・などを

目視確認されましたでしょうか？

どのようなOSを使っておられるか存じませんが物理的損傷が見受けられなければ

OSの持っているディスクチェック機能を用いて検査を行って

駄目なら復元系のソフトを使ってみるという流れにすればよろしいかと思います。

ソフトについてはフリー版も結構ですが有料ソフトのトライアル版で

試してから、それでよければ買うというスタンスのほうが確実性は増します。

それらの後の話になりますが、そのHDDを引き続き使うのであれば

重要なデータ（消えては困るデータ）は入れないようにするか

内蔵HDDや記録型CD/DVDに平行して保存するようにしたほうがよろしいでしょう。

（既にご存知かもしれませんが持ち運びを想定されている2.5の耐衝撃性は高いのですが

デスクトップ向けの3.5は落下などに弱いです。）

すみません。説明不足でした。

一つ目については、大抵の場合、セクタ読み込みまで行わなくても、これで復元できたため、技術的な深い理由はありませんがとりあえず万人に薦めています。今回の場合、つかえるかどうか微妙ですね。

ただ、非破壊なのでトライする価値はると思います。

また、データがきっちり消えてない場合、また、裏技的な方法かもしれませんが、クィックフォーマットを行った後、読みだすと、データ綺麗に呼び出せることもあります。ただ、賭けになりますのでお勧めではありません。

最悪、データが壊れてもいいなら、一番下に書きました方法も良いかもしれません。意外とよく使います。

Ontrackについては、内容的には、セクタを読んでくれるため、かなり緻密に復元ができます。

FinalDataで復元できない情報もこちらで復元できた経験も薦める理由になっています。

また、HDDにLinux領域を含んでいるなど、企業でありがちな環境でも、かなり強力に復元できますので、値は張りますがお薦めです。また、インストール不要なのも良いです。

ちなみに、Ontrackのセクタ読み込みを行った場合、通常では復元できないファイルも復元できることはあるのですが、ファイルが壊れていることが多くつかえなかったりします。

なお、復元ソフトではありませんが、良く使う方法としては、WinXPの場合、fixmbrやchkdsk /rを使います。

運が良ければ、フォルダ構造もほとんどそのまま復活可能です。　

ただ、失敗すると、ontrackでも復元不可能なレベルまでデータを破壊してしまう可能性があるので、あまりお勧めではありませんが便利なので良く使います。

http://www5f.biglobe.ne.jp/~ayum/command/018.html

http://f44.aaa.livedoor.jp/~pcdoctor/winxp.htm

あくまで、私の考えですが、一度でもトラブルを起こしたことがあるHDDは怖いです。

今回のトラブルが起きたということは、HDDに物理的に傷をつけた可能性がある。

たとえ、チェックをしてエラーが０であっても、エラーに出ないレベルで傷ついている可能性があったり、軸が歪むなど、HDDの寿命を大きく縮める要因には十分ですので、買い替えるべきだと思います。

逆に、買い買える必要もない程度の重要度のデータであれば、fixmbrやchkdsk /rを行い、復元できた状態で使い続けるのもアリかもしれません。