THEME:「今だからありがとう!ボクの好きな先生&学校の思い出」を教えて下さい
「街を見渡せば、100通りの家族に100通りの家。家をのぞいてみれば、それぞれの暮らし振りが面白い!」と展開してきた“イエ・ルポ”の続編コーナーです。“イエ・ルポ 2”では、特にマチとイエ、人と家族のドラマやものがたりを語らっていきませんか? 愛するマチ、好きな風景、家族とのエピソード、イエでの思い出…。毎回のテーマに沿って、あなたのイエとマチのルポをご投稿下さいね!
次なる〈イエはてな〉ライブラリーの本の実現を目指して――豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
※モラルのない一行レス等コメントの内容によってはポイント送信を控えさせて頂く場合もございますのであらかじめ御了承下さい。
※コチラのテーマ詳細とルポ例をご覧になってご投稿下さいね!
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20080718
プレゼントはコチラ
http://d.hatena.ne.jp/ie-ha-te-na/20071028#Repo2
※今回の「いわし」ご投稿は7月24日(木)正午で終了とさせて頂きます。
私は小学校の卒業間近でした。
平安時代には、男子は早いと11歳くらいで元服を迎えて、もう大人として立派な官職についていた。女子にも同じような年齢の時に同じような儀式があって、それが終わるとやはりもう大人として扱われた、って。
小学校を卒業するということは、もう子供ではないということ。自分で自分のことにしっかり責任を持っていかなければいけない年齢になるんですよ、みたいなことを言われました。
届いた中学の制服に袖を通して、これが私たちの元服なのかなぁ、なんて思いました。
私は古典を漫画で読んでいたので(源氏物語ですが・・・)、中学時代から元服云々の事はなんとなく知っていました。
学校で元服という単語が出たわけではありませんが、当時、私が中学3年生だったかな、少年犯罪のニュースも報道が目立ちだしまして・・・。法改正で私たちの年齢から、大人と同じ(?)刑罰に処されるようになったんだぞ・・・そんな話題が出てきました。
今は当時とはまた違った雰囲気で、少年犯罪がニュースになることもありますね。残念でならない事ではありますが、小学校・中学・高校と進んでいく時に、自分たちは大人に向かっているんだ・・・と実感させてくれる先生が、求められているのかもしれない・・・そんな漠然とした気持ちになる今日この頃です。
”皆さんは今年はいくつですか?
昔は15歳になると男子は元服といって大人の仲間入りを果たしていました。つまりもう何年かで大人の仲間入りを果たすということです。・・・”
朝のHRで社会科の先生が教壇に立って話をされました。
先生の顔はとても真面目で笑ったり私語をする人は1人もいなくてみんな熱心に聞き入っていました。話がおわったあとも教室には余韻が残り、だれもが神妙な面持ちだったことが印象に残っています。
先生はこんなことを話されていたな、と思い返す度に気持ちが引き締まります。
さて、この先生。
学校の休みの日に山に行くぞ!といって受け持ちのクラスの男子数人を召集、引き連れて天然の山芋を掘りに行ったりするなどという勉強以外のことをたくさん教えてくれる人であり、今でも尊敬しています。