捜査は現地の警察に任されます。検死など捜査分析も現地で行われます。葬儀のための遺体、遺留品は送り帰されます。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080227/crm0802271919038-n...
ただ、捜査官が日本に捜査関連情報を求めて来日するケースはままあります。
http://office.kyodo.co.jp/feature/suspicion/2008/03/post_76.html
日本で検死をやってできない事はないでしょうが、強制的な権限はないので、遺族が自費でやるしかないと思います。
あくまで、原則的には捜査権は現地の警察にあり、日本の警察が助言程度はできても口出しはできません。
犯人も日本人の場合は、刑法の規定により、相手国の同意があれば日本で裁判を行う事も可能ですが・・・
ありがとうございます、他の方の回答もお待ちしています
殺人事件と判断されている場合には検死や鑑定をすることはありません。
現地で起きた事件の捜査の権限は現地警察にあるので、殺人事件として扱われている遺体を検死や鑑定をしても意味がありません。
ただ、殺人事件ではなく自殺だと判断された場合であれば、
日本で検死を行って殺人だと判断→現地の警察に再捜査を要請
というパターンはあり得ます。
回答ありがとうございます
> 殺人事件として扱われている遺体を検死や鑑定をしても意味がありません
とのことですが、どうしてでしょうか?
殺人の場合、遺体に付着ている指紋などから犯人を限定するため、遺体を検死や鑑定するのが普通だと思っていたのですが・・・
基本的に日本人が加害者であろうが被害者であろうがその両方であろうが海外で発生した事件は現地に捜査権がありますので、日本で勝手に指紋や検死などは行いません。これを属地主義と言います。
そんなことを日本の警察が勝手に行った場合、別の問題が発生します。
別の質問でも回答しましたが、日本の警察が鑑定を行うのは現地で事件性がないと結論された時とか現地警察からの依頼があった場合などに限定されます。
ただし最近国外犯の規定を流用して積極的に協力するケースがありますが、ミャンマーの事件は典型的で、軍としては流れ弾に当たったことにしておきたいのを国家の威信から軍の責任をはっきりさせたいからだといった背景が見て取れます。
最近再逮捕で話題になったロス疑惑事件も殴打事件については犯人のポルノ女優と日本警察は接触すらしていませんでした。容疑者も日本に在住していて、被害者が亡くなったのが日本ということもあって国内で逮捕・起訴となりましたが。
回答ありがとうございます。
>検死など捜査分析も現地で行われます
との事ですが、葬儀のための遺体、遺留品は日本に送り帰されるのなら、日本でも検死や遺体に付着した指紋鑑定が可能ではないでしょうか?それとも火葬後の遺骨のみ日本に送ることが可能という意味でしょうか?