「瞬時値の2乗の平均値の平方根」とあるのですが、実際の計算になると、やはりよく分かりません…。
例えば、この図(http://blog.goo.ne.jp/nabewari/e/4ec4f792a5fe2d970624fdd86c4da6b9)の実効値を求めろ、という問題があるのですが、これは実際にはどう考えて、どう計算すればいいのでしょうか?
よろしくお願いします。
実効値というのは、
交流電圧を抵抗負荷に印加した場合に、ある電圧の直流を印加した場合とで平均電力が等しくなるときにこの交流は直流の印加電圧と同じ値の実効値をもつと定義される。
これが基本です。
この通りに計算すれば実効値が求まります。
図の場合は電圧波形ですので抵抗Rにこの電圧を加えるとある瞬間の電力は(V^2)/Rになります。
5Vが出ている時は25/Rで0Vの区間は0/Rですね。
5Vの区間と0Vの区間が等しいので平均電力は25/2Rになります。抵抗Rに電力Pが消費されている時の電圧Vは、√(PR)で求められるので、√((25/2R)R)=√(25/2)=5/√2≒3.54となります。
別の言い方をすると、周期波形の場合は電圧を2乗して1周期積分(平均)し、それの平方根をとれば実効値が求まります。
これも実際に計算してみると、波形は4秒周期で最初の2秒は5Vで残りの2秒は0Vです。最初の2秒は2乗した25、残りの2秒は0で4秒間積分すると25x2+0x2=50。1秒当たりに換算(平均)すると50/4=25/2でこれの平方根をとって√(25/2)=5/√2≒3.54で上記と一致します。
実効値
回答ありがとうございます。
なるほど…。
つまり、同じ電力の直流の場合の値を出せばいいわけですね?
「図の場合は電圧波形ですので~5/√2≒3.54となります。」
は直流の場合の電圧を求めているのですよね?