シチュエーションは多種多様ですが、いつでも「考える」は「先を読む」と置き換えることが出来ると思うのですが。
そんなことないでしょうか?
置き換えられないことがあったら教えて欲しいのです。
「相手の気持ちを考える」は「○○な場合相手がどういう気持ちになるのか先を読む」
「1+1の答えを考える」は「1と1を足した先を読む」
「勝つためにはどうするか考える」は「このようにしてみれば勝てるか、と先を読む」
とかまぁそんな感じになると思うのですが、
そういうわけでもないのですかね?
物は言い様ですね。
「先」という言葉の意味を「思考することにより将来得られる結論」と捉えれば全ての思考は先読みとなります。
すべてのものは「くそかきべら」であると考えるのと一緒の禅問答に近いものがあります。
動物だって先を読んでますよ。
自然界の気象の変化を先読みして大陸を移動したり、
居住場所を変えたり、
また、餌の行動を先読みすることで上手に食事にありついたりします。
「考えてみれば昔はバカだったな」
この場合、「考えて」=「思い出して」ですね。
Yahoo辞書
【考える】(大辞泉)
1 筋道を立てて頭を働かせる。
- 判断する。結論を導き出す。
- 予測する。予想する。想像する。
- 意図する。決意する。
2 あれこれと思いをめぐらす。
3 工夫する。
4 問いただして事実を明らかにする。
5 占う。占いの結果を判断・解釈する。
1&5は「先を読む」ですかね?
「考えてみれば昔はバカだったな」
これはそもそも日本語としておかしいのではないかと・・・。
考えてみればではなくて、思い出してみればじゃないのかなぁ。
「考えてみればあの時はバカだったなぁ」ならいいと思うのですけど。
この場合、ワンポイントであの時のことを思い出し、その時点からAのように行動してしまったけど、
もしBのように行動していればもっと良い結果が得られたのではないかと、「あの時」からの先を読む作業=「考えてみれば」になるのかな、と。
まぁ辞書を出されても仕方ないのですよ。
私はそういうことが言いたいのではなくて、
辞書を作った人でも理解していなかった新事実に私は気づいてしまったのかどうかを確かめる質問なのですから。
辞書でも2の「あれこれと思いをめぐらす」の場合、先を読まずに思いをめぐらすことなんて不可能じゃないですか?
過去のことを思うだけなら、それは「思い出す」だし。
3の「工夫する」はもろに、「こうやったらどういう結果になるのか」と先を読んでるわけで。
4の「問いただして事実を明らかにする」もココで言う「問いただす」は自分の中でという意味でしょうから、
要は2の思いをめぐらすと同じことでしょう。「ああだったらこうで、こうだったらああなる」とか。
つまり1番の方のおっしゃる通り、物は言いようなのでしょうね。。。。
「考える」の中に、「先を読む」というのが包括されているのでは?
だから、先を読むのは、考えるの一部であり、
「=」で結んでもおかしくない。
けれど、100%=では結べない、ということですよね。
私も同じく、あぁ、なるほど、とちょっとこの質問に共感しました。
「考える」の中に、「先を読む」というのが包括されている
というのは、みんなそう思ってると思います。
そうではなくて、結局全く同じことなんじゃないの??
といいたいのですよ・・・。
そんなことないっぽいですけど^0^;
Yahoo辞書を引用された方の孫引用をすると、「予測する。予想する。想像する。」「あれこれと思いをめぐらす。」の部分は、「先を読む」ことに近いかなと思います。
「考える」という言葉は「先を読む」ということと同じ意味を持つ場合もありますが、現在から未来にかけてだけの事だけではなく、過去についても考える行為は行われるため、過去の事象について分析することを意味する場合もあるかと思います。
>現在から未来にかけてだけの事だけではなく、過去についても考える行為は行われるため、
えぇ、そうなのですが、その過去について考える場合も、「考える」という行動の部分は「先を読む」にならないかな。
過去について考えるとき、大きく言うと次のようなことをすると思います。
①過去について思い出す
②そのときのことを考える
まず思い出してから、さらに「考える」場合は「その時点から先のこと」を想像するのではないでしょうか。
現在からみれば過去のことを考えるのですが、一度過去を「思い出す」作業をし、結局そこから「先を読む」作業もしているのではないかなと。
♪都々逸「夢に見るよじゃ惚れよが薄い、真に惚れたら眠られぬ」
わたしは幼いころ、犬を飼っていたことがあります。
犬は、わがままな飼主の要求にも、なるべく応えようとします。
あまり理不尽な要求には、ガンとして抵抗することもありますが。
まれに、飼主の要求が理解できないとき、小首をかしげたりします。
その瞬間こそ、犬が考えているのではないでしょうか?
おそらく過去の記憶を思いだして、比較検討しているはずです。
ただし犬の知能は、人間の2~4歳くらいが限度だそうです。
http://www.petrix.com/dogint/1-10.html
The Intelligence of Dogs
ところが、人間は3~5歳くらいから、犬より高い知能に達します。
つまり、過去の記憶を学習して、未来を予測する能力を得たのです。
表題の都々逸は「次に逢ったら」と空想するので、眠れないのです。
過去・現在・未来 ~ わたしの抜書きノートから ~
── 「ある時ふと、誰かのことを思いだす。この現象はなにか?」
ヒトに関する数々の不思議のなかで、最後の謎は“記憶”ではないか。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20001210
── 利根川 進《フォーラム「21世紀への創造」19981119 札幌》
── 3頭のゾウのうち「ハッピー」(34歳)という1頭が、鏡に映っ
た自分に付けられた印を、繰り返し鼻で触ることから、自分の姿を認識
していると判断した。 ── 象の自画像 ~ 考える象たち ~
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20031029
── 人は、考えこむときにすぐれて見える。ゴリラも、なぜか集団で
虫の動きを(考えぶかげに)見入ることがある。将棋では、米長邦雄の
表情が傑出している。難局に入るや米長はみるみる老化しはじめ、数分
で十歳も老けこむかにみえる。終局つまり勝敗が決した瞬間、たちまち
米長はもとの年齢にもどる。ついさっきまでの彼は、霊長類の系統発生
をたどっていたにちがいない。最盛期の仇名はオランウータンである。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19960605 ── 《早くセネカ!》
前半の犬に関して
「先を読む」という能力がない犬も「過去のことを思い出す」をするわけで、これも「考える」という作業に該当すると、そういうことですかね。
>過去の記憶を思いだして、比較検討しているはずです
比較検討までは出来ても、そこから「先を読む」ことは出来ないわけで、それを「考えている」と言えるのか、と新しい論題みたいなのが生まれそう。。。
それならコンピュータも「考える」ことが出来ると言えるのか、・・てそれはまぁ出来るかな、最近のは。
犬の件は「考える」と「先を読む」を使い分けずにはいられないパターンなのかもと少し思いました。
ただ、「犬は考えることまでは出来ない」という主張と「あれは考えているんだ」という主張に別れるのかなぁとも。
ここをどう線引きするかによって、全て変わってくるのかも、と思います。
下のいくつかの文章はなんでしょうか・・・。
あと思ったのですけど、小説なんかのストーリーを考えるとき凡人は「先を読む」ことが先行してしまって、
ありきたりなストーリーになってしまうけど、天才は「先を読まず、ポンと発想が出て」きたりしてるとこが大きな違いだったりし、ないか。
↓日付(8桁)を移動すれば読めます。
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20001210 最後の謎
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20031029 考える象
http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=19960605 早くセネカ!
https://q.hatena.ne.jp/1606065281#a1276208(No.2 20201126 23:23:10)
面白いブログを書くにはどうすればいいですか?
「あの時どうすれば良かったのか考えてみることにした」
「私の考えは古くさい」
どうでしょう。微妙ですかね。
>「あの時どうすれば良かったのか考えてみることにした」
これは、“あの時”からみての“先”を読む作業になるかと。
>「私の考えは古くさい」
これは「考え」ですから「考える」とは違いますね。
「考え」は「思っていること」「既に決めていること」という名詞(?)のようなものかと思います。
「考える」=「先を読む」にしたいわけですが、
「考え」=「先読み」にはならないみたいですね・・・。
「昨日の失敗の原因をよく考える」はどうでしょか?
そうえいば、社会学の創始者コントの「予見し行動するために知る」という言葉を思い出しました。
>「昨日の失敗の原因をよく考える」
少しややこしいので、私の思っていることを上手く伝えられるか分かりませんが、
この場合、過去のことであるのを強調するため「昨日の失敗の」がありますが、「考える」がかかっているのは「原因を」だけですよね。
「原因を考える」なら、「原因を追究・解明」、そういうことですね。
このとき、失敗した時点Aのことを思い出し、何が悪かったのかを「考える」わけですが、
何も比較対象なしに悪いところを見つけることが出来るはずはないので、その他の場合を想定してみるはずです。
この作業が時点Aからみると、別の場合を考えてみる=「先を読んでみる(裏を読んでみる)」に当たると、そう思うのですよ。
>辞書を作った人でも理解していなかった新事実に私は
>気づいてしまったのかどうかを確かめる質問なのですから。
1の回答者の方とかぶりますが、「考える」という行動は、目的があってその目的に向かうための行動を言っていると思います。
そうすると、現状では「先を読む」行為に当たらないような行動(考察や分析)でも結局は目標に向かい行動をしているのだから、そこには「先を読む」と置き換えられる行為が存在する事は確かです。
ただ、1の回答者の方の仰っている様に「物は言い様」だと私も思います。
そこまで掘り下げると他の言葉まで当てはまるような気がします。
「生きる」とか言う様な曖昧な言葉などは当てはまるような気がしますよ。(結局は先を読むのも生きているからだ!とか)
まあ、全て当てはまるのは「考える」と言う言葉の定義と「先を読む」と言う言葉の定義が現時点ではどちらも曖昧な言葉なので、広義では置き換えられるだけのような気がします。
「考える事を考える」の様な場合では「先を読む」が当てはまる場合と完全に当てはまらない場合が出てくると思いますよ。
話を元に戻すと、「新しい発見!」ではなくa-nation さんが今まで知らなかった可能性に「気が付いた!」という表現が正しいのではないでしょうか?
はい、納得しました。
1番の回答を頂いた時点で、bakutoさんが仰るとおりのことを私も思ってました。
ご回答頂けて気持ちよく終了できます。
ありがとうございます。
またなにかくだらないこと思ったら質問に出してみますので、
暇な方お付き合い下さい。
ありがとうございました。
あぁ、そうか。
「思考することにより将来得られる結論」
これが言いたかったんだと思います。
なんかすごいことに気づいちゃったかも・・・と思ったのに。。。
動物のもその通りですね。
それらの先読みは「本能」だと言ってしまえば、考えてはないけど、先読みしてることになるわけだし。
うん、納得しました。
こんな暇つぶしに付き合ってくださりありがとうございました!