データの共有やバックアップを目的にレンタルサーバーを導入しようかという話が上司からありました。
実際に使う人数としては、多くても7~8人ぐらいだと思いますが、お勧めのレンタルサーバーがありましたら教えてください。
たまに、現場事務所にインターネットを引く場合もあるので、その時は特に便利かなと思います。
ちなみに、現在はWindows XP Proのデスクトップパソコンをファイルサーバー的に社内だけで使っています。
また、自分としては、このパソコンが壊れたら、リコーあたりからリースでWindowsサーバーを導入したいなと考えていました。
なお、ネット接続環境は、ADSLです。
コストや運用管理の手間など総合的に考えたときにレンタルサーバーと社内で独自にサーバーを置いたときの比較もできたらアドバイスお願いします。
レンタルサーバーに単にファイルを置くだけならば、インターネットディスクを使うのがいいでしょう。
https://www.idisk-just.com/index.html
これには企業向けのID-PASSで管理するものもあり、大きなデータのやりとりに便利です。
http://www.justsystems.com/jp/services/idasp/?w=stwbn
ツールが便利です。
自社のパソコンは壊れますが、こういうサーバーは壊れないので安心です。経費も保険料くらいです。
グループウェアの導入とか考えているのであれば、サイボウズとかありますけど、
http://www.google.com/a/help/intl/ja/index.html
などgoogole の無料のサービスを利用したら十分じゃないかなと思います。バックアップをしっかり取っていれば。
ホームページはロリポップでもなんでも安いのがあります。データベースが必要ない普通のホームページならロリポップでいいですし。
必要なものを必要な時に契約していった方がいいと思います。 日々、進化し安くなっていますので。
導入するものが大きいと、なかなか仕事の足並みがそろわないものです。
ちょっとづつ慣れて、段階的に改革し、
これはいけそうだなと思ったら顧客管理システム入れましょうとなって、
デカイレンタルサーバーのきちんとしたのを契約して、それなりのシステム入れるとか、いろいろありますね。
御社の用途からすると確実にレンタルサーバーをお勧めします。
仮に社内に詳しい方がいても普通はお勧めしません。
ただしその方が役員等で今後も絶対社内に残るのであれば、
独自サーバーでもよいかもしれません。
独自サーバーの管理は、情報漏えいを防ぐ為にはかなりのスキルと労力を要します。
レンタルサーバーであればここあたりがコストパフォーマンスあると思います。
あ、でも、外部に公開しないのであれば、
NASがベストですよ。
回答有難うございます。参考にさせて頂きます。
基本は社内でファイルのやりとりをするが、外部からも参照したいファイルもあるということでよろしいでしょうか。
でしたら、現在の社内のファイルサーバと、レンタルサーバを並行して使うのがいいかと思います。以下にそれぞれのメリットとデメリットを記します。
●WindowsXP Proのファイルサーバ
[メリット]
・エクスプローラなど使い慣れたソフトでファイル管理ができる
・すぐそこに画面があるのでネットワーク的トラブルがあっても対応しやすい
・社内のファイルのやりとりでは最大100Mbpsや1Gbpsで高速なやりとりができる
・RAID-1(ミラーリング)も材料費だけで構築できる
(例→ http://www.century.co.jp/products/s-razoku/crns35eu2.html)
・HDD容量が足りなくなっても、外付けHDDを気軽に追加できる
[デメリット]
・WindowsXP Proの同時最大接続数は10台まで
(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060811/245694/?ST=w...)
・外部から参照するには、ルータやWindowsファイアウォールに穴をあける必要があり、ネットワーク・セキュリティに詳しい人材が必要
・社内サーバといえど別途ウイルス対策ソフト等の導入が必要
●レンタルサーバ
[メリット]
・サーバのハードウェアの管理をする必要がない
・FTPが使える程度の知識があればよく、専門家並の知識は必要ない
・通常、災害にも強いデータセンターで管理されているので
水害・落雷におびえる必要がない
・WebDAV(http://ja.wikipedia.org/wiki/WebDAV)対応なら、
ブラウザでファイルのダウンロードができる
[デメリット]
・通信速度はサーバ会社の回線とADSLの低い方に依存する
(概ね数Mbps?)
・HDD容量は概ね月額料金に比例する
・HDD容量が足りなくなっても気軽に追加できない
・RAID等のバックアップ体制は、サーバ会社に依存する
→社内でのバックアップが必須
・同居する別ユーザにリソースを食い潰すような人がいた場合、
パフォーマンスが極端に低下することがある
以上のような特徴がありますので、
・データは全て社内のマシンにRAID-1を組んで持っておく
・外部からも参照したい・する可能性のあるファイルを
特定フォルダにまとめておきFTPで同期処理をする
(http://www.risefly.com/foldersyncjpn.htm)
・クリティカルなデータについては、
社内でも別HDDに定期的にバックアップをする
(http://www.vector.co.jp/vpack/browse/pickup/pw7/pw007153.html)
というのがよろしいかと思います。
HDDをどれだけ用意するか、レンタルサーバの容量はどれだけにするかは、ご予算と相談の上で。
社内での同時接続数が10を超えるようになれば、NASを立ててFTP同期はどれかのクライアントPCで行うのがよろしいかと思います。
丁寧なアドバイスありがとうございます。参考にさせて頂きます。
弊社はIT企業ですが、業務上何社かのレンタルサーバを使っています。
もちろん自前のサーバも持っていますが、あくまでも実験用・開発用で、メインはレンタルサーバとハウジングです。
メリット・デメリットなど主なものは先に網羅していただいていますが、他の方もおっしゃるように「自前」はオススメしません。
仮に「自前」ならば、ハウジングサービスの利用をオススメします。
今は業界業種にかかわらず、パソコンを使えるのが当り前で、ファイルサーバの構築くらいできる方が社内におられるのがめずらしくなくなりました。
しかし、それによってどれほどの手間がとられるかを考えれば、自前のメリットはあまりありません。
弊社のようにITが本業であっても、自社サーバのメンテナンスは金を生み出さない「手間」だけです。
その間、本業の時間が無くなることの方が問題ですし、そのための残業など本末転倒です。
社内にある程度わかる人がいると、どうしてもその人を担当にして、担当者の負荷が増えたりすることが多いのですが、できれば近場で信頼できるコンサルなど見つけた方が結果的には良いと思います。
選定からサービスインまでの間の担当者の負荷も軽減できます。
安定していてサービスも対応もきちんとしているので、最近はココを使う頻度が高くなりました。
http://digitalholic.net/isle/index.html
蛇足ですが弊社も。(笑)
アドバイス有難うございます。
想定されている使用用途を考慮すると、yumisaikiさんのインターネットディスクがベターなのかな、と思います。インターネット上のファイルサーバに特化したレンタルサービスって一般的ではないようで、こういう場合、ホスティングで社内SEがビルド&メンテしているのかな、と思います。
ただ、容量が問題ですね。30GB超の容量が必要だとレンタルも割高になるかも。下記URLのレンタルWEBサーバなら安めですし、ファイルサーバとして使えるサービスも用意されているようです。しかし、自信を持ってオススメするわけではありません。一例として。個人的な経験としてWEBサーバだと思いますが、WebARENAやOCNはわりと評判が良く、アイルとラピッドサイトは良くないです。業務用なので、さくらやロリポップ等の安価なサービスはオススメしません。
レンタルサーバの主な長所は、安定性とバックアップ体制です。提供サービスにもよりますけど。ただ、ご希望の使用用途にピッタリあったレンタルサービスはないかもしれません(なので始めの方で社内SEが〜と思ったわけです)。
となると、独自にサーバをたてるのも一考ですが、保守管理にかかる手間は半端ではないと思います。最低でも0.2人月(ただしあまり必要なメンテできず。情報流出の恐れあり)、一般レベルで0.5人月、理想を言えば1人月(専任)となるでしょう。SE業務はもちろん、修理用部品とかも必要になるし、かなり大変です。
有難うございます。
私は主流の意見とまったく逆です。
用途を拝見すると、社内のPCのバックアップとファイル共有に過ぎないように見えました。
それらはインターネットを使う理由がありません。二番目にADSLは登りが遅いのは常識です。日々のバックアップは時間がかかるが、リストアは早いという間抜けな話になります。
当初、お考えどおりリースでパソコンを入手し、バッファローあたりのRAIDディスクつないで面倒見たほうがいいです。20人もいないのなら、Windows Workgroupで十分です。
保守とか大げさなことを皆さんいってますが、採算を度外視してます。20人なんていうと、予算がそこまで許さないですよ。逆にいうと、それくらいじゃないと仕事にならないから、みなさんの間ではそれが常識なのかも知れません。
しかし、小規模な事業所でベンダーなんかに金払う余地がなく、自前で軽くやっているところは、いくらでもあります。Windowsはそういう用途にもちゃんと答えてくれます。恐れずに、手馴れたXPにbunbackupでもいれて定期的にバックアップを取ることをキチンとやれば、要件は満たせるし、それがちょうど予算にあってると思います。逆にいうと、定期的にバックアップを取り、世代管理することだけは忘れないようにしてください。それがキモです。
社外にファイルを持ち出すときは、ファーストディスクなどをつど、借りれば無料ですし、セキュリティも安心です。
なるほど、確かにそういう視点もありますね。実際今のところは、ttakaoさんのおっしゃる通りの使途のみです。上司は、工事積算ソフトの更新のからみで営業マンからレンタルサーバも薦められているだけで、
ネットワークには詳しい人ではありません。皆さんのアドバイスを元に、メリット、デメリットを洗い出してよく比較検討してみます。
回答有難うございます。参考にさせて頂きます。