財政法第29条により
内閣は、次に掲げる場合に限り、予算作成の手続に準じ、補正予算を作成し、これを国会に提出することができる。
となっています。
ご質問の「閣議決定」というのは、内閣が補正予算案を作成し国会へ提出する準備が整ったことを意味します。
閣議とは内閣の仕事の実施と、内閣の意思を決定するため開かれる国務大臣の会議のことです。
この意志決定を”閣議決定”とよび、全国務大臣の全員一致が原則になっています。(これは憲法86条・内閣法1条に内閣は「国会に対して連帯して責任を負う」あるため、全大臣の意見が一致している必要があるためです)
予算の提出は憲法86条により”内閣は予算を作成し、国会の審議を受け議決を経なければならない。”とされているように、内閣の行う仕事で、その案(すなわち内閣としての意志)をまとめて、国会に提出しなければなりません。
http://ja.wikisource.org/wiki/%E5%86%85%E9%96%A3%E6%B3%95
つまり、”平成20年度補正予算が閣議決定された”というのは内閣の国務大臣全員の意志を反映した補正予算案がまとまったということです。
ちなみに、閣議のしくみ、位置づけは下に詳しいです。
案がまとまったということですね。ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます(簡易的なご返事で失礼いたします)
内閣の意思決定を閣議決定、つまり「内閣としてはこの方向で進めましょう」
と決定するということになると思います。
補正予算とは
つまり、本予算が執行困難になった場合の予算ですし
内閣が変わったこともあって
「政府方針(政策)を変えるから予算も変えよう」
ということを意思決定したということになると思います。
分かりました。ウィキも後で拝見させて頂きます。ご回答ありがとうございました。参考にさせていただきます(簡易的なご返事で失礼いたします)
単純に、準備ができたと思えば宜しいのですね。何やら物事が決まった風にも見える表現といいますか、感じがあるもので、ご回答ありがとうございました。