先日ベートーヴェンのピアノソナタ第32番第1楽章を聞いてとても感銘を受けました。
音楽に対する知識が皆無なので上手く説明できませんが、この曲を気に入ったという事実と以下の情報から私の嗜好性を推測して、私に合うと思われる曲または作曲家を提案してください。
実際にその曲をmp3やmidiで聴けるサイトも紹介してくださると助かります。
・高い精神性を感じさせる格調高い音楽が好きかも知れない
・軽快なノリは好きではないと思う
・同ピアノソナタの第2楽章については、あまりピンと来なかった
・ショパン「革命のエチュード」は美しすぎてキャッチーな印象を持った(嫌いではない)
・ブラームス交響曲第1番の出だしが嫌い(いかにもという感じの荘厳さの演出に嫌悪感を覚える)
・オーケストラよりも独奏の形式が好きかも知れない
・ドラマやCMで多用されすぎているものは避けたい(曲を聴いた時にドラマのストーリーやCM映像、特定のシチュエーションがフラッシュバックするのが嫌)
・普段は洋楽ロックが好きで、印象的なギターのリフレインを好む傾向がある
こちらはいかがでしょうか。
・Solveig's song
http://jp.youtube.com/watch?v=rHNjdvqwgGY
http://jp.youtube.com/watch?v=ii2Adi2iFRM&feature=related
・Ave Maria
http://jp.youtube.com/watch?v=yXuw9icKXnU&feature=related
・Greensleeves
http://jp.youtube.com/watch?v=mmh9__mI51g&feature=related
・シチリアーナ フォーレ
http://jp.youtube.com/watch?v=p9Tj4Um2bK4&feature=related
・シチリアーノ
http://jp.youtube.com/watch?v=MKiYP76_mQg&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=k8IYZOHznCE&feature=related
・Danza Oriental, Enrique Granados por Alicia de Larrocha
http://jp.youtube.com/watch?v=z9Vv9m79IPw&feature=related
・J.S.バッハ オルガン曲集 「カンツォーナ ニ短調 BWV588」あたりがおススメです。
オーケストラは、どの音がどの楽器かわからず(必ずしもわかる必要はないとは思いますが)、
耳の焦点をどこに当てていいのかわからないというか、散漫で冗長というか、長い中だるみを感じてしまい、最後まで聴けません。
そう感じる理由が、私はオーケストラに向かないという事なのか、
それともまだグッとくる楽曲を聴いたことがないからなのか、今のところ判断がつきません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%A...(%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%B3)
歓喜の歌
あまりに特定の季節(というか日付)を連想してしまい、曲そのものを楽しめません。
クラシックの作曲家に関しては一人の作曲家でも時代によって曲風が相当変わってくると思うので曲のみで。
Lisztの巡礼の年より第2年イタリアよりダンテを読んで
http://jp.youtube.com/watch?v=BTHp0PkWyQo
Lisztは若いころの曲は技巧が先走った曲が多いですが、後期になって技巧が衰えてくると技巧優先の傾向は少なくなります。
ただし、ベートーヴェンの32番ほどの格調高さは無いと思います。
スクリャービンのソナタ3番の1楽章
http://jp.youtube.com/watch?v=T1dKhwrEK7o
個人的に格調高さはそれほど感じないですが、もしかしたら気にいるかもしれません。哀愁感は若干あるとは思いますよ。
ちなみにソナタ32と同様に両方オクターブの2音連続から始まるのは偶然ですw
ベートーヴェンに入り込み過ぎて抜け出せないというのは少なくとも演奏側にはよく聞く話です。
J.S.バッハ トリオ・ソナタ≪音楽のささげもの≫BWV 1079 より第二楽章
F.ブゾーニ ≪スケルツォ≫ Op.4
この作品を選択した理由を次に示します。
・ベートーヴェンのピアノ・ソナタ32番の第一楽章はフーガ風の主題の扱いを特徴とする
・またその主題はバロック的なリズム、音形の要素が見られる。
・しかし、ベートーヴェンの作品は純粋なフーガではないので、純粋なフーガではなく通奏低音が用いられるトリオ・ソナタを選択。
BWV 1079 は厳粛ではありますが、ベートーヴェンのような重圧さという点においては不満を感じられるかもしれません。また、オーケストラほどではないにしろ「アンサンブル音楽」ではあるので散漫な印象をうけられるかもしれません。そこで、ブゾーニの作品も選択しました。
声楽は好きではありません。
人の歌声自体が嫌いなのか、もしくは明確すぎるメロディが嫌いなのかもしれません。
グラナドスはとてもわかりやすく美しいメロディで、大変気に入りました。
経験的に、わかりやすいメロディは頭の中で反芻しやすく、飽きやすいという印象がありますが
今のところベートーヴェンのピアノソナタ第32番第1楽章の次にお気に入りの曲になりました。