野村の40代の平均が1500万です。なぜ、これだけ差があるのか?(←これが質問です。)
証券会社の業務は投資だけではないのは知っていますが、市況と証券会社の業績は強くリンクすると思いますし、そうなるとこの給与水準を満たすために、投資運用能力の高い人間もしくはシステムがあるか、過度にレバレッジをかけているかのどちらかが条件として必要になってきます。
かの有名なウォーレンバフェットですら、年間平均パフォーマンスは26%位と聞いてますし普通のファンドマネージャも15%前後だと思います。よってどうもレバレッジのかけ方に秘密が隠れている気がしますが。。(そうなると給与水準を維持するということは過度のレバレッジを容認しながら資本参加するっってこと?)
解説お願いします。
>投資運用能力の高い人間もしくはシステムがあるか、過度にレバレッジをかけているかのどちらか
上記の二択で答えれば、投資運用能力の高い人間もしくはシステムがある。
バフェット氏を例にあげていますが、彼の(会社の)運用資金は兆円単位。
そこまで資金が大きくなると、運用利回りは悪くなります。
トレーダーに限っていえば、それよりも小さい資金(億円単位)を効率よく運用することで、それ以上のパフォーマンスがだせます。
だから、給与が高い。(給与が4000万円のトレーダーはその数倍は会社の利益に寄与している)
外資系の給与が高いのは、高く維持しないと人材を獲得できないと言う面もあります。
> 欧米の金融業をみてみるとその負債の増え方が異常なんですよ
Barclaysは英国を代表する国際的金融機関ですから、
資金調達の方法はいくらでもあります。
(これをココに説明するのはけっこう大変かな)
もっとも市況が悪化している現在では資金調達は厳しいでしょうが。
英文が読めるのでしたらBarclaysのHPで、
どのような会社なのか、どのような事業をおこなっているのか、
ご覧になってみては?
Barclays http://www.barclays.com/
もともと、投資銀行のビジネスが、
「借り入れ資金で、高収益な取引を、少ない人数で行う」
ものでした。
故に、
>過度にレバレッジをかけている
とも言えますね。
再び回答ありがとうございます。speed-Oさんの言われるとおり資金調達方法は多岐にわたっていますのでチョット無理難題言っちゃいました(笑)。
ただ、今ポンド安ですので短期的な資金を外国から調達しているとしたら金利負担がやばそうですよねぇ。(昔円キャリー取引なんてのが流行りましたから円建てで借りていたらサラ金並みの利子負担になりそう。。)
自分はプロではないので、上記のような回答が全体像がつかみやすくて大変よかったです。
学生の頃に斜め読みではありますがEDGERなんかは読んでたんですよ。BarclayはしていませんがBPとか。
また暇を見つけて読んでみたいと思います。ではでは。
回答ありがとうございます。ひょっとして証券会社の方??
たしかに少額の方がパフォーマンスを出しやすいというのはありますよね。
実際個人のセミプロの方でも少ない元手で増やされた方もいますから。
そういう優れた人に安い給与だとすぐに出て行ってしまいますね。(最悪自分で運用したほうが儲かる)
なぜレバレッジを怪しんだかというとgoogle financeなどで欧米の金融業をみてみるとその負債の増え方が異常なんですよ(素人の僕からすると)たとえばここ
http://finance.google.com/finance?q=NYSE%3ABCS
人口のわりにアメリカの大手並みに負債があります(この桁数でPOUNDですからねぇ)。
この負債の調達方法と運用方法がすっごく気になります(笑)
誰かヒントください。。