THEME:「我が家の冬じたく」「お酒・ワインの楽しみ」「新嘗祭の日に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
豊かな暮らしをつくっていく〈イエはてな〉のマインドで、みなさまのご参加をお待ちしています!
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「Welcome to イエはてな」
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プレゼント変更ご案内
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※質問は11月25日(火)正午で終了させて頂きます。
これ、すごいアイデアですね!11月23日は海外でも収穫を感謝する収穫祭が行われているようですが、これを地球全体としてとらえて行ってしまうわけですね!
しかもお供えするものをフェアトレードにするというのは、本当の意味での勤労感謝といえると思います。
収穫した穀物を感謝するって意味では、各国の穀物でもいいかもしれませんね。フォーやナンとかパスタとか。すぐにおなかがいっぱいになりそうですが、パーティならばいろんな料理ができそうで楽しそうです。
日本だけでなく、地球全体としてお祭りを行えば、なんか世界の人々とつながっているような気がしてきますね。
五穀を五大陸の実りにかえて地球規模の収穫感謝にしていくという発想がすばらしい提案です。世界にはまだ貧困と飢餓が満ちていますが、平和を取り戻し、搾取を無くし、あるいは砂漠化その他の環境破壊を食い止めていくことで解決できる地域が少なくないと思います。フェアトレードの推進は、それらのために、きっと役立ちますね。
海外の収穫感謝行事としてはアメリカのThanksgiving Dayが11月の第4木曜日で、とても近いですよね。アメリカのThanksgiving Dayはイギリスからの入植者たちが北米先住民の助力で過酷な冬を乗り切れた感謝を込めて、翌年の晩秋に入植者たちが先住民を招いて実施したのが始まりとされていますから、これもある意味とても国際的な発祥ですよね。そして入植者と先住民という、ともすれば血で血を洗う対立になりかねない立場の人たちが助け合って感謝を捧げたという、平和の象徴のような発祥でもあります。
そのほか、世界中に収穫を感謝する様々な行事がありますよね。そういう行事をみな結びつけて、戦争と飢餓の根絶を祈念する行事に発展させていけないでしょうか。まずそのスタートとして、私たちの新しい新嘗祭、私も取り組んでみたいと思います。
日本の伝統行事を通して広く世界の幸せを考えていくわけですね。とてもすばらしい発想です。伝統を偏狭な国粋主義と結びつけてその意義を矮小化する人が増えている中で、全く逆の視点で大きな広がりを目指していくこのやり方は、ぜひイエはてなからの提案として広めていきたいと思いました。来年に向けて、World Niiname Festival実行委員会なんて組織しちゃってもいいくらいの気持ちがしていますw
収穫の喜びは平和あってこそですから、世界に先駆けて戦争放棄を宣言した日本には、世界の収穫祭の音頭取りをしていく資格が十分にありますね。五大陸の収穫に感謝していく新しい新嘗祭を、ぜひ広く呼びかけていきたいものだと思います。
伝統をこうした国際的な視点で生かしていくことで、日本を再び戦争に導くような使われ方も防げていくと思いますので、その点でもこういう発想には大賛成です。
五大陸はオリンピックの五大陸となると、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアとなりますね。またOreganoさんご紹介の五穀が、稲(米)・麦・粟・大豆・小豆。
新嘗祭という日本文化を、平和や豊穣の願いと共に世界に広めること共に、日本でも五大陸の文化を食を通して身近に感じられたら・・・素朴な伝統の継承だけでなく、ちょっとしたパーティー感覚で気軽に参加できるお祭りに発展させると、未来がもっと素敵になりそうじゃないですか。
つまり食材を五大陸から集めたら、レシピも五大陸バージョンを創意工夫して頂くんです。必ずしも、食材の大陸とレシピの大陸が合わなくてもいいと思うんですよ。そこは食文化のクロスセッションということで(^^)つつましく神聖な気持ちで迎える集いでもいいし、色々な国の人とワイワイできるイベントになったら楽しいだろうなぁ。
≪アイデア例≫
アメリカ大陸:大豆
アメリカ大陸からはメキシコ料理のチリコンカーンを、大豆を使って作るというのはどうでしょう。大きいキドニービーンズも美味しいですが、コロコロサイズの大豆もみじん切りの具や挽肉とあいまってGood。パスタソースやサンドイッチも合いますが、前菜のサラダやクラッカー・ディップの具として、最初にご登場して頂きましょう。
オーストラリア:麦
オーストラリアというと、イギリスをはじめとするヨーロッパやアジア諸国からの移民の歴史のある国ですね。オージー料理もヨーロピアンからエスニックまでカバーしています。アボリジニのネイティブ・オージー料理は、ワニ等の肉類をBBQするワイルドなレシピとなって、目的の五穀レシピに繋がりにくいので・・・イギリスのイメージが強いですが、無難なところで「フィッシュ&チップス」に小麦(麦)を使うといった所でしょうか。そうそう!もしフェアトレード品があるなら、オーストラリアのビールなんていいんじゃないでしょうか。ビール(麦)を片手に乾杯なんてね!
アフリカ大陸:粟
アフリカ料理で日本でも知られているのは、チュニジアやモロッコで使われる粟状のパスタ、クスクスが浮かびます。クスクスレシピを見てみたのですが、クスクス(スムール)でなく粟を炊いたものか蒸したものが、クスクス料理にアレンジできそうです。
>http://allabout.co.jp/gourmet/ethnicfood/closeup/CU20070423A/ind...
ヨーロッパ大陸:米
ヨーロッパというと、フランスパンやイタリアのパスタといった小麦料理が多いですね。他の大陸料理でも麦レシピが多いので、あえてここで米レシピで。イタリアのリゾットもいいですが、どど~んと迫力のあるスペインのパエリアなんて、お祝い気分を盛り上げてくれそうです。
アジア・ユーラシア:小豆
本家日本の新嘗祭の小豆粥、お隣の国であり輸入量も多い中国を意識して小豆レシピで。白玉粉(粳米粉)で作るゴマ団子や餡子をつかったスイーツで、新嘗祭の集いの〆なんていう感じです。
五穀豊穣を祝う食材をフェアトレードで買い、その地に住まう人たちの暮らしの一助にもつながるというのは、小さいながらも世界貢献になるものだと思います。多くの人が参加してくれたら、なおのこと素晴らしい。
たとえ現地の人が欲する量にまで達せなくとも、数人よりも数十人・数百人がその一助に参加してくれることで、現地の人の微笑みが一つでも増えたら凄いことなのですから。
新嘗祭というと宮中の行事ですが、昔は皇室の外でも新嘗祭の行事をやっていたようなのです。
万葉集第十四巻に
「誰れぞこの屋の戸押そぶる新嘗に我が背を遣りて斎ふこの戸を」
という歌があります。
意訳すると、「今夜、私のあの人は夜通し新嘗祭の行事に行っているから、ここには来られるはずがないの、それなのにいったい誰が戸を揺さぶって開けようとしているの?」と言った感じの歌ですが、こんなふうに万葉の時代には宮中の外にも新嘗祭の行事があり、そしてそれは歌に詠まれるほど定着していたようなのです。
そこで私達も、この日を勤労感謝の日という祝日として過ごすだけでなく、新嘗祭の本来の意義に立ち返って収穫を感謝するイエ・イベントをやってみたらどうかと思うのです。たとえばこんな行事として。
まず国際化時代に生きる私達ですから、五穀に代えて五大陸の特産品を並べます。
できればこれはフェアトレードで輸入された物がいいですね。環境に配慮されながら作られた物こそ豊穣の感謝を捧げるに相応しいですし、勤労に対する感謝も、働く人達に公正な対価を約束するフェアトレードが最も相応しいと思います。
世界五大陸の産物が揃ったら、それを並べて、地球の豊かな恵みと世界中の人達の勤労に感謝してから、集った人みんなでそれを料理したりして、一緒に楽しく頂きます。友達同士で世界の特産品を持ち寄るポットラック形式のパーティーにしてもいいですね。
以上のような、五穀に代えて五大陸の恵みに感謝する新しい新嘗祭はいかがでしょうか。フェアトレードなどの社会的な活動を応援する行事を兼ねていけば、現実の成果がちゃんと現れる収穫祭にしていけると思います。
なお、ここでいう五大陸は、オリンピックの五つの輪が表す五大陸で考えればいいと思います。