THEME:「我が家の冬じたく」「お酒・ワインの楽しみ」「新嘗祭の日に」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は11月25日(火)正午で終了させて頂きます。
五穀を炊き込んだお粥を家族で囲む!いいですね、すばらしいです!収穫への感謝とともに、家族がいてくれる幸せにも感謝の思いが湧き上がってくる感じですね。
日本にも飢えや貧困がある現実。これは私も本当に同感です。昨年でしたか、生活保護を打ち切られた男性が「おにぎりが食べたい」と日記に書き残して孤独死したという事件がありました。また毎年冬には、飢えと寒さのために路上で行き倒れてしまう人が必ず出ます。こういう貧困がずっと続いているのが日本の現実です。
こうした貧困を自己責任のように言って責める人がいますが、私はそうは思いません。どんなに勤勉で真面目な人でも、身寄りをなくして病気にでもなってしまえば、誰にでも飢え死にの恐れがある国。それが日本の現状だと思います。
昔は集落が一つの家のように助け合って生きる習慣がありましたから、農村なら飢えるということはなかったと思います。福祉が全くあてにならないこの国では、そういうコミュニティを復活させていく以外にないと思います。複数の家で集まって、合同収穫祭みたいなことができたら、だいぶ世の中が変わってきそうな気がします。
私は最近、未来の農園計画を実行に移すべく、各地の農村に出向いてみているんですが、現地の暮らしに溶け込むことが出来るなら、本当に食いっぱぐれることはないなあと実感しています。
もうほんと、住むなら家も畑も貸してやる、最初の年は収穫が無くても心配するな、食べ物はみんなで融通し合って暮らすのが当たり前の土地だからと、どこもそんな感じなんです。
みんな、一緒に白菜漬けたり、大根干したり、そういう共同作業が収穫祭。今週末訪ねた所はもう先日降った雪で山は白くなっていましたが、人の心は本当に暖かでした。
そういう、地域の人たちが共に支え合って生きていく共生のコミュニティ。都会にも作れないでしょうか。私もそのきっかけが、家で行う収穫祭から生まれてくるような気がします。
わが家の新嘗祭として、五穀を炊き込んだお粥を作ってみました。
五穀飯は別名五色飯とも言うそうで、
五色は陰陽五行の五行に通じるとも、全世界を表す色とも言われてきたそうですから、
なんだかすごくおめでたそうです。
使う穀物はキッチンにある有り合わせ。
まず、お米。これは無くてはならないお約束ですね。
続いて麦。ご飯に混ぜて炊く押し麦を使いました。
ここで粟か稗があると雰囲気出るのですが、
無かったので大豆と小豆を入れることにしました。これで四穀。
最後の一穀は何にしようと考えて、胡麻にしました。
胡麻は今はほとんどが輸入ですが、
縄文時代の遺跡からも発見されているそうですから、
日本人が昔から親しんできた穀物のひとつですよね。
なぜほとんどが輸入になってしまったのでしょう。
胡麻は健康によい食べ物ですから、安心な国産の胡麻がほしいですよね。
なんて、ちょっと話が逸れましたが、
この五つの穀物をル・クルーゼのお鍋に入れて、
コトコト炊いて、新嘗祭のお粥ができました。
胡麻は炊き込む段階でも入れていますが、食べる直前にも胡麻塩としてちょっと振ります。
炊き上がったお粥はお鍋ごと食卓に運んで、家族でそれを囲んで、感謝の祈りを捧げました。
そしてみんなで食べました。香ばしくておいしいお粥でした。
何不自由なく食べ物に恵まれている環境に感謝しつつ、
日本にも飢えや貧困がある現実を思い、
ここでも何度か話題になったフードバンクなどの活動などのことも思い出しながら、食の幸せの平等を願いました。
五大陸の特産品をフェアトレードで集めて世界の収穫と勤労に感謝する新嘗祭は、
うちは今年はコーヒーですることにしました。
今ちょうど、南米産の豆をバンクーバーのフェアトレードコーヒー会社が焙煎したコーヒーと、
アフリカ産のコーヒー、
そして珍しいパプアニューギニアのコーヒーがあるんです。
この南北アメリカとアフリカとオセアニアのコーヒーをブレンドして入れてみようと思うんです。
さらにユーラシア代表として、
アジアのドライフルーツをイギリスのフェアトレード組織が加工したお菓子を添えてみます。
今日の三時のおやつは、こんなラインナップを予定しています。
休日に家族が集まって、
「これアフリカ」「これはアジアとヨーロッパ」
なんてキッチンを探し回るの、楽しかったですよ♪
以上、わが家の新嘗祭のご報告でした。
皆さんも、それぞれのイエのオリジナル感謝祭、ぜひやってみてくださいね。