私たちは会話の最初に、「あのさー、昨日の件だけど..」 と「あのさー」を使いますが、
この「さー」はどういう意味なのでしょうか?
外国人に質問されて、調べているのですがよくわかりません。お願いします。
以下の「さ」も同様に不明です。
「でもさ、良い所もあると思うよ」の「さ」
「君はさー、少し神経質なところがあるよ」の「さ」
「例えばさぁ、こうしたらいいんじゃない?」の「さぁ」
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%81%95&dtype=0&sty...
ここの[2]の間投助詞ではないでしょうか。「さぁ」も単に「さ」の音が伸びて変化したものでしょう。
『さ』
(間投助詞)文節の切れ目について調子をととのえ、軽く念を押す意味を表す。(広辞苑)
『さ』
語勢を添え、語調を整えるのに用いる。まだ聞いてほしいという気持ちを表す。親しい間柄での会話に多く使われる。 (日本語大辞典)
まとめると、間を伸ばして、聞き手に注意を傾けてもらうための言葉のようですね。
「昨日の件だけど」といきなり一気にしゃべると相手が理解しきれないかもしれないので、
「あのさー」と長くすることで、「いまからあなたに話しかけますよ」ということを先に伝えておくことができるわけです。
他のも同様ですね。
「君はさー」と言えば「今から君のことについて話すよ」ということになります。
「聞き手に注意を傾けてもらうための言葉」ってすごいわかりやすい説明ですね。
使わせて頂きます。
仙台弁・北海道弁・沖縄弁などから輸入した語尾のようです。
「さ」も方言
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1011600...
語尾に『さ~』が付く方言
もともとは「それは」という意味の「そは」ではないでしょうか?
例に当てはめると
「あのそれは・・・」
「例えばそれは・・・」
「君はそれは・・・」
という風に置き換え可能だと思います。
「これは」が「こら」「こりゃ」「こらぁ」、
「あれは」が「あら」「ありゃ」などに変化したのと同じだと思います。
文節の間に「ね」とか「さ」を入れても文章の意味は変わりません。
話している途中で次の文節が頭の中に出てくる間の間を持たせる働き(さ~)や、話している内容を相手や自分で確認する働き(ね)があって「ね」や「さ」が入ります。ですのでそれ自体には意味はありません。
沈黙があると会話が途切れるので文節の間に常に音を入れておくことで会話のイニシアチブを持っていることを示す(まだ話を続けているんだよと態度で示す)目的ですね。
こんばんは。
すでに出ておりましたらすみません。
↓間投助詞について(下の方に乗っています)
http://www.geocities.jp/niwasaburoo/19shuujosi.html
19.2.3 さ
「よ」と同じく、好ましくない言い方とされますが、こちらはずっと軽い感
じがします。用件を切り出したり、言いたいことを言うのを引き延ばしている、
という感じもします。男女とも使います。
あのさあ、きのうさあ、買物に行ったんだけどさあ、・・・
それでさ、ちょっと気の毒に思ってさ、席をゆずってやったんだけ
どさあ、お礼言われちゃってさあ、恥ずかしくなっちゃってさあ、
・間投助詞についての考察はこちらにもあります
http://www.geocities.com/EnchantedForest/Glade/6755/Kantoujoshi....
↓方言との関わりはこちらもどうぞ。
ありがとうございます。このサイトをそのまま説明すればOKな気がします。
確かに「2」だと私も思います。ただし、その人は「1」のように後ろにつく場合についても不思議がっていたので、「1」も説明してみます。