THEME:「冬の暮らしの風物詩」「私の事納め」「年末の贈り物」
「今日をちょっと楽しく、イエで過ごすいつもの時間を素敵に変える小さな魔法のサプリがあったら…」と展開してきた “リブ・ラブ・サプリ”コーナーの続編のひとつSEASONバージョン。四季の暮らしや衣食住のこと、新しいシーズンライフ…。毎回のテーマに沿って、毎日を元気にする暮らしのサプリをその思いや由来とともにメッセージ下さいね。
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※質問は12月8日(月)正午で終了させて頂きます。
鶏のエサを雀に盗まれているようです。ちょっとした隙間からでも大胆に進入する雀の度胸には驚いています。でも冬場にエサ探しは大変でしょうね。TOMCATさんが引用した文章には小鳥は姉妹とあります。小さな妹たちの盗みぐいは大目でみましょうか。
餌を与えていましたが、鳥インフルエンザ騒ぎで、ご近所の目が気になり中止してます。万が一と言う事も確かにあるので・・・
結論から言ってしまうと、庭や窓辺に寄ってくる小鳥から、人間が高病原性鳥インフルエンザに感染する可能性は、限りなくゼロに近いんです。以下、順を追ってご説明していきましょう。
まず「鳥インフルエンザ」には、病原性の低い普通の鳥インフルエンザと、病原性が高く養鶏場などに大きな被害をもたらす高病原性鳥インフルエンザの二種類があることを知ってください。
このうち、病原性の低い普通の鳥インフルエンザウイルスは、主にカモや白鳥などのツンドラ地帯から渡ってくる水鳥が持っているもので、これは昔からずっと存在しているポピュラーなウイルスなんです。鳥から鳥へと感染していきますが、感染しても安全性は高く、ほとんど病状は現れません。こういうタイプの鳥インフルエンザは、最近社会問題になっているものとは別、と理解してください。
では、恐ろしい高病原性鳥インフルエンザとは何か。これは、前述の普通の鳥インフルエンザウイルスが、人工的な養鶏場などの高密度飼育環境で変異したウイルスなんです。もちろん大規模に発生すればそこから野鳥に感染していく可能性はありますが、日本の場合は、間違っても野鳥などに感染させないよう、厳重な対策がとられています。
中国南部から東南アジアにかけては、検査態勢や防疫体制の立ち後れから、高病原性鳥インフルエンザが常在化していると考えられていますが、それも主に家畜間での感染の繰り返しであり、現状、それらの地域から渡ってくる野鳥が、日本に高病原性鳥インフルエンザを運んできているという報告はありません。もちろん、現地では野鳥に感染する可能性もありますが、発症すれば海を渡って日本までは来られなくなります。
と、そんなわけで、世の中には「絶対」ということはありませんが、日本にいる野鳥から人間が高病原性鳥インフルエンザに感染する可能性は、限りなくゼロに近い、と理解してください。
参考:
http://www.wbsj.org/nature/kyozon/influenza/040206.html
http://www.wbsj.org/nature/kyozon/influenza/051109.html
http://www.yamashina.or.jp/hp/oshirase/tori_influ/tori_influ_tsu...
ただし、ここからはw83さんへのレスになるのですが、鶏と野鳥とは、出来れば接触させない方がいいと思います。というのは、高病原性鳥インフルエンザはほとんど無関係ですが、自然界にごく当たり前に存在している普通の鳥インフルエンザは、うつされてしまう可能性があるからです。野鳥には非病原性でも、鶏には急性の呼吸器症状が現れたり、メスの場合は産卵の低下がおきたりすることがあります。
小鳥達は可愛い妹分ですが、小説の「若草物語」でも、三女のベスが猩紅熱になってしまった時、末っ子のエイミーはよそに預けられてしまいますよね。それと同じで、一応感染防止というのは考えておいた方がいいと思うんです。この際、離れた所に餌を撒いて小鳥はそちらに引き付けるようにして、禽舎の方には行かないようにさせるのがお勧めです。小鳥が禽舎に入り込んで餌をついばんでいる姿は可愛いんですけどね。困った妹分達です(笑)
バードケーキというのは、小鳥に与えるケーキのこと。小さな体で高い体温を保たなければならない小鳥は、とてもたくさんのエネルギーを必要とします。しかし、鳥は空を飛ぶ都合上、食べ貯めが出来ない体の作りになっていますよね。そこで、少量でも高い栄養が摂れる餌を用意してあげると、特に冬場は、小鳥達がとても助かるわけです。
バードケーキで検索すると色々な作り方が出てきますが、私が作っているのはこんな感じ。
Webで紹介されている作り方には、小麦粉とラードなどの組み合わせが多いようですが、私は小麦粉ではなくパン粉を使い、油脂も小鳥の食性に合うひまわり油を使っています。ひまわり油がなければコーン油でもいいですよ。
これをポリ袋の中に入れて、あとは練るべし、練るべし!! しっとり落ち着いてきたら取り出してケーキのような形にして、餌台に置いてあげればOKです。
餌台を用意していなくても、ちょっと太めの針金で螺旋を作って、
こんな感じで吊して与えることも可能です。
小鳥の餌台は、牛乳パックなどを使って、こんなふうにして作ることも可能です。適当な所にぶら下げて使ってください。スズメくらいの大きさの小鳥には、こんな餌台でも十分です。
アッシジの聖フランチェスコは、こうおっしゃいました。
私たちの姉妹である小鳥に害をなしたり捕獲したりしないでほしい。
クリスマスには道ばたに麦粒を蒔き、小鳥たちに食べるものを与えてほしい。
また聖母はクリスマスの夜に、牛とロバの間の飼葉おけに神の御子を寝かせた。だから神を敬うためにも、クリスマスの夜は、私たちの兄弟である牛とロバに、飼葉をたくさんやってほしい。
さらにクリスマスの祝宴には、貧しい人にお腹一杯食べ物を振る舞ってほしい・・・・。
生きとし生けるもの全ての創り主のみ子の誕生を祝うクリスマスには、生きとし生けるもの全てに感謝し、食べ物を共に分け合いましょう。できれば一冬、それが出来る人は行ってください。きっと、心暖かな冬が過ごせます。