の式について教えてください。
x≠1のとき、部分和S=S[n]を
.S=1+x+x^2+x^3+・・・+x^(n-1)・・・・・①とおくと、「...」は行をそろえるために用いました。
xS=..x+x^2+x^3+・・・+x^(n-1)+x^n・・・②
S-xS法により①-②
(1-x)S=1-x^n
∴S=S[n]={1-x^n}/{1-x}
S[n]={1-x^n}/{1-x}=1/{1-x}-1/{1-x}×x^n
|x|<1のときx^n→0であるから、S[n]→1/{1-x}
∴1+x+x^2+x^3+・・・=1/(1-x)
ちなみに、
x≦-1,1<xのとき、S[n]は発散する。
x=1のとき、S[n]=n∴S[n]は発散する。
なぜそうなるのかという話でしょうか?
まず右辺の分母は(1-x)の間違いかと.
Sn=1+x+x^2+...+x^n
とします.(部分和といいます)
すると,
xSn=x+x^2+...+x^(n+1)
ですから辺々引いて
(1-x)Sn=1-x^(n+1)
となります.
ここでx≠1であれば
Sn={1-x^(n+1)}/(1-x)
となります.
さらに-1<x<1であればx^(n+1)→0 (n→∞)ですから</p>
S=1+x+x^2+x^3+...=1/(1-x)
となります.
ですからこの式は-1<x<1という条件付きです.</p>
等比級数といいます.
(1-x)Σnk=0xk=(1-x)(1+x+x2+x3+…+xn)
=(1+x+x2+x3+…+xn)-(x+x2+x3+x4+…+xn+xn+1)
=1-xn+1
なので、Σnk=0xk=(1-xn+1)/(1-x)
さらに、Σ∞k=0xk=limn→∞(1-xn+1)/(1-x)
=limn→∞1/(1-x)+limn→∞xn+1/(1-x)…★
★の式より|x|≧1では発散、|x|<1では1/(x-1)に収束。
こんにちは。
>|x|<1で成立する式ですよね。
>x=-1を用いて、Σn=-1/12,nは自然数が導かれますが、この点についてはどうでしょうか?
>1+x+x^2+x^3+・・・=1/(1-x)に、x=-1を用いるのは適当でしょうか?
この部分についてですが,|x|<1 で成り立つはずの式に,x = -1を適用するのは,
複素関数論の「解析接続」という手法を用いればできます。
下記のページをざっと見れば,解析接続を使ってどのような式が導き出せるのか,
雰囲気はつかめると思います。
ゼータ関数と解析接続
ただし,質問者さんが導き出したような「-1/12」という値は,
あくまで「解析接続された世界」でのみ成り立つ値であって,
普通は適用範囲外の値を代入してはいけないです。
回答者 | 回答 | 受取 | ベストアンサー | 回答時間 | |
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1 | rsc | 4505回 | 3827回 | 438回 | 2008-12-07 18:17:16 |
|x|<1で成立する式ですよね。
x=-1を用いて、Σn=-1/12,nは自然数が導かれますが、この点についてはどうでしょうか?
1+x+x^2+x^3+・・・=1/(1-x)に、x=-1を用いるのは適当でしょうか?