どうも最近の彼はマスコミのあおりばかりが独り歩きしているような気がしてなりません。
彼より以前に国民的スターとして祭り上げられた
石原裕次郎、松田優作、高倉健
などのラインにキムタクを並べたとすると、あきらかに彼だけ浮いてる気がします。
それはなぜか?と考えてみると、上3人などは女だけでなく男も惚れる男だったのに
対して、キムタクだけは女人気限定であり、身なりなどもなんだかそこらのチャラ男のようで安っぽく見えるからじゃないか(今、紅白で見て改めて思った。)という結論に至ったのですが、現実問題として、彼には上3人のように男が惚れる要素って何かありますかねえ?
モテたい人にファッションを真似される程度なら、あの田原トシちゃんでさえあったみたいですし、旬なアイドルなら誰でもありそうなことなので、そういうのは抜きで考えて。
男が惚れる要素について考えて見て下さい。
少なくとも国民的スター扱いされてるのは、どれも同じです。
第2の石原裕次郎だなんて呼ぶ声もチラホラ聞こえて来ますしね。
石原裕次郎、松田優作、高倉健にある、男が惚れる要素というのは映画の役=俳優と言う一体感。その俳優の生き様が役とマッチしている。この役はこの人じゃないとだめだ。など、男が見てかっこいい役をこなせた、映画の世界観をその人が作り上げているような場合なのでしょう。
残念ながらキムタクはまだ、そういう役にめぐり合っていない。または演技力にもいまひとつ踏み込めていない。やはり、「映画の俳優」ではない。歌、俳優、バラエティをこなすけど、結局アイドルで、テレビタレントなのかと思います。
時代が違います。昔の銀幕スターと同列には語れないでしょう。また、語る必要も無いのではないかと思います。
石原裕次郎、松田優作、高倉健
のような俳優と並べる意味がわかりません。