「平安時代の歌集の消失原稿、見つかる・・・が?」
平安時代に作られた「後撰和歌集」のうち、消失したとされる原稿の一部がこのたび山口県某家から発見された。
歌集研究の権威、近藤順屋をはじめとする京都大学研究者グループは原稿を鑑定した結果、
「間違いなく本物で、科学的鑑定とも他の資料とも整合する」と述べた。
後撰和歌集は天徳4年の火災で奏覧本(正式な本)が消失したため、
現在の本は草稿本が流布し後世に伝わったという説があり、それを裏付けた形だ。
ところが原稿の300首余りのうちのうち5首は、現代語に置き換えれば羽手菜しなもんの歌そのままといってもいいほど酷似していた。
羽手菜しなもんは、昨年あらわれた北海道出身の高校生歌人で、ギャル語を多用するスタイルで注目を集めている。
見つかった原稿は某家の蔵の奥深くに50年近くも埋もれていたもので、誰もその原稿を見たことがないと某家は証言しており、関係者らは謎の説明に苦しんでいる。
さて質問。この記事を読んだとき、あなたはどう考えますか?
・しなもんタンのお家に写本が伝わっていた。
・日本語の組み合わせにおいて、日本人のとりうる情緒や、
社会において許される表現のバリエーションが、実は極端に狭い。
・恋だの愛だの美を賛美するという感情は、年月を超えて普遍である。
(:書いてて歯が浮きました)
・朝日新聞だと思ったら、見出しが青と赤の巨大な活字だった。
・しなもんタンのお家に写本が伝わっていた。
・日本語の組み合わせにおいて、日本人のとりうる情緒や、
社会において許される表現のバリエーションが、実は極端に狭い。
・恋だの愛だの美を賛美するという感情は、年月を超えて普遍である。
(:書いてて歯が浮きました)
・朝日新聞だと思ったら、見出しが青と赤の巨大な活字だった。
kotane様、ありがとうございます。了解です。
・見た瞬間は貴重な文献の発見と現代に通じる観念の普遍さに驚く。
・よくよく見返してみると、5首というあたりが怪しい。
発見された某家は元々ブンヤとつながっていて発見されたことは隠していたのではないか。
実は昨年発見されており、羽手菜しなもんに5首ほどかぶる歌を詠ませていた。
そして、あたかも今発見されたかのように報じ、話題性を作る。
この後の展開として残り295首と徐々にかぶる歌が出てくるのだろうな、と勝手に予測する。
(学者の鑑定結果は今の時点では信用する。文の内容だけでなく、紙の質など科学的に反駁は可能かもしれないが、この段階では文献の真贋よりもマッチポンプ説を疑う)
sylphid666様、了解です。ありがとうございます!
夢の無い回答ですみません。
羽手菜しなもんは結構勉強家で、高校の授業で習った和歌他、既に書籍になっている和歌等々を読んでいて、それらをアレンジ(組み合わせ)した形の和歌で売っていた。
新たに発見された和歌には、特に新しさも無いものがいくつかあり(その当時の歌人が他の歌人の歌をアレンジして作ったもの)、羽手菜しなもんがアレンジで作ったものとかぶっていた。
kappagold様、了解です。ありがとうございます!!
ワカった! ~ 短気は損気、短歌は長期 ~
いまや「偶然と必然」の探求が、現代人の命題となりつつある。
たとえば、いろは48字を和歌三十一文字に割当て(48*31=1488)、
スパム・メールのアドレス作成の要領で、検索システムを逆探索する。
松本 零士「時間は夢を裏切らない、夢も時間を裏切ってはならない」
槇原 敬之「夢は時間を裏切らない 時間も夢を決して裏切らない」、
堀江 貴文「松本零士氏の裁判はひどかった。負けて当然の結果だろう」
森 進一「おやじさんが死んだので、おふくろさんを紅白で歌えた」
麻生 太郎「低迷する日本文化に、未曾有(みそ)一文字の大発見だ」
近藤 淳也「任天堂と提携し、新ゲーム“ワカった解?”を開発中です」
日本かるた連盟も、もはやプロレス同然に、腕力だけが争われるよう
になって久しい。碁や将棋の手順も、究明されつくし、いかにして人間
を勝たせるか、という心理学の段階に戻っている。
── 早朝の夢、夢には時効がない。(Day'20020505 04:36 与太郎日記)
adlib様、ええっと、どう考えられたのでしょう?
あえて偶然だという線で。
消失原稿としなもんの歌を比べるにあたり、それぞれ古語、ギャル語から現代語への変換がなされています。
これだけでかなり誤差が出てくると思います。
しなもんは学校でだけでなく独学でも短歌を学んでいる(あくまで推測)でしょうから、ある特定の歌人に影響を受けているかもしれません。
5首なら、まあ偶然の範囲内なのではないでしょうか?
それに、マスコミがこじつけた可能性もあります。
これ、やっぱり正解は無いんですか?
anonimas様、回答ありがとうございました。
この質問の意図ですが、今夜、コメント欄に書きます。
kotane様、ありがとうございます。了解です。