微妙ですね。
はっぴいえんどの“日本語ロック派”と、英語で歌って初めて海外で通用するという当時主流だった“英語ロック派”の間で一大論争が巻き起こったほどである。
はっぴいえんどがいなかったらということはない気はしますが・・・。
ただ、はっぴぃえんどが日本語ロックを開拓した。という史実は覆せません。
松本隆がそれ以前に所属していたエイプリルフールでも日本語の歌ありましたっけ。
そもそも、60年代(はっぴぃえんど以前)の日本のロックに関しても調べる必要があるようです。
いまだに定義がわかりませんが
(センチの論争とか今見るとニヤっとします)
日本人の感性からしてフォークからの流れで
やっぱり日本語になると思います。
フォークだろうが、ロカビリーだろうが、シャンソンだろうが日本語で歌ってますからね。
どうなんでしょうか。
はっぴいえんどが活動していた時代から30年も経っており
歌謡曲に影響を受けた音楽性のバンドも現在少なからず活動していますので、
はっぴいえんどが結成されていなかったとしても、ずっと英語だけでロックが歌われていた可能性はないと思います。
ただ、はっぴいえんどのメンバーが存在しなかったら、日本語の歌詞の組み方(どこで言葉を区切るか/曲に対してどのように言葉をはめるか、等)が、まるっきり違っていたかもしれません。
はっぴぃえんど、というか松本隆と言いますか。
たしかに音楽史の流れから言うと、内田裕也の流派が強くなって「ロック」というジャンルにおいては英語の流れが強くなって言ったのかもしれません。
ただ、日本には以前からロカビリーという流れもあったわけですがその辺はどうだったのでしょうか。
ロックの定義から始まる大きな流れになりそうですが。